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2019.03.27
ピンダヤで山登りに挑戦2
ミンガラーバー
前回の記事の続きです。

頂上に着いたら火を起こして、晩御飯です。
スタッフたちが、薪を拾い集めてきて火を起こしてくれました。
あっと言う間に火がつきましたよ。日本人だとこうはいかない。ミャンマー人のサバイバル力の高さを思い知らされます。
ニーニコさんがもち米を炊いて皆に配ってくれました。
おかずは適当に持ってきたもの。イワシの缶詰とか、鯨肉のジャーキーとか、油っぽいフリカケとか。
ワイワイ楽しい。

我が家とニーニコさん一家は、それぞれテントを持ってきました。
21,000ksで買ったテント。
いらないかな~と思っていたのですが、もってきて大正解でした。

男たちは火の近くで野宿。
熟睡できた人もいましたが、寒くて眠れなかった人もいました。
「寒くなると寝れなくなる」と言って、8時くらいには寝てしまった男性陣。「11時くらいにおきて星を見るぜ!」とのこと。
テント泊の家族チーム(私とニーニコ一家)は、寝る前に星を見ました。(チッチは速攻で寝たので見てない)
もう、本当にきれいでした。
携帯のカメラではぜんぜん写せなかったので写真はありませんが、見たこともないくらいたくさんの星が見えました。
北斗七星は大きくきれいに見えたし、オリオン座はいつも見える星以外に、中にある小さい星もたくさん見えた!
頂上に寝転んで一晩中見ていたいくらいでしたが、何しろ寒い・・・。
そして牛糞がいっぱい落ちているので、寝転ぶのは危ない(笑)
10分くらい見て、テントに戻って寝ました。

防寒対策として、テントの床に敷くマット、毛布3枚持ってきていたのですが、何しろ寒い。
荷物が重くなるといけないので、服も最小限しか持ってきていません。
靴下2枚履いて、ズボンも2枚履いて、上着も重ね着したけど寒い。
山頂なので、風が猛烈にビュービュー吹いています。
テントがあったから風からは守られていますが、「野宿の人たち、凍え死ぬのでは・・・?」と思ったくらいです。
このときは、寒すぎて来たのをちょっと後悔しました。
1時くらいに話し声が聞こえたので起きると、男性陣が火を起こしなおして温まっていました。
外はすごく明るくて、「誰かがライトをつけてるのかな??」と思ったら、なんと月明り。
満月の3日後だったので、月がとても明るくて、夜中なのにライトなしで行動できるほど。
月はとってもきれいなのですが、残念なことに、月明りで星がほとんど見えない・・・。
私とニーニコ一家は、寝る前に星を見ましたが、早く寝た男性陣とチッチは星を見れずに終わりました。
星を見るために登ってきたのにね!

5時ごろ日の出。起きだして朝食。
パンやカップ麺、昨日のもち米の残りなどを適当に食べるのも、またたのしい。
カップスープをスタッフに飲ませたら気に入ったらしく、「すごい美味しい!!!今度日本に帰ったらお土産これにして」とのこと。

沸かしたお湯で、コーヒーを淹れたらめちゃ美味しかった~。唸り声出ました。

ゴミ問題の研修も行っているTPAですから、もちろんゴミは持ち帰ります。
ミャンマー人はほとんど捨てていきますけどね。

下山前に、頂上で記念撮影。
TPAメンバーは、TPAポロシャツ着てます。

親子でイエーイ!!

下山開始。最初は順調に飛ばすチッチ。
難所は抱っこしてもらいましたが、行けるところはスタッフと同じペースで進みます。
ニーニコ夫妻はゆっくりと。

すごいペースで下りながらも、花を摘んだり、鳥を仕留めたりする。

そろそろバテてきたチッチ。
「ニーニコさんの車どこ?早く車乗って帰りたい」と、30分以上ずーっとぐずぐず。
疲れてきたようで、歩きながらも機嫌が悪い。
昨日の夜は寒かったので、少し鼻水が出てるのも機嫌悪化の原因か。

見かねたPZが抱っこしてくれました。けっこうな距離を、何回も抱っこしてくれた。
他のスタッフはというと、ずーっと先に行ってしまったので、PZだけチッチの世話で大変(笑)

肩車も。
下りは、子供にとっては難しいみたいです。滑ったり、スピードがついて止まらなくなったり。
ということで、チッチはPZに甘えっぱなしでした。
朝は7時半に出発し、村に着いたのは12時前。
休憩も少なめにしたので、行よりも短い4時間強でした。
村の友人宅で水浴びをし、昼食をいただき、昼寝を済ませたところでニーニコ夫妻が到着!
14:30ごろでした。ニーニコ夫妻は6時間半かかりました。
それから車に乗って、18時ごろにタウンジーにたどり着きました。
頂上で寝るのは無謀かな・・・と思いましたが、日帰りは絶対無理だったので良かったです。
星がきれいに見えたのが何よりもうれしかった!!
本当なら、1月か2月ごろがもっと景色をきれいに見られるそうです。
でも、寒いから子連れは無理かな・・・。
最近、山登りはローカルに人気が出てきているようで、この山も2月は100人くらい登った人がいたそうです。
私たちが登った日も、一緒の場所に泊まったローカルグループ(メンバー9名、荷物持ち6名、3泊してバードウォッチングする)もいましたよ。
かかったお金
・テント代 21,000ks
・ヘッドライト代 3,000ks
・コップと鍋購入 3,000ks
・荷物運びおじさん 20,000ks
・その他食べ物代
ちなみに、ニーニコさんは、テント2個、寝袋2つ、荷物運びおじさん40,000ks、チャーハン代などで200,000ksくらいかかったらしい。
「200,000ksもあれば、Novotelとかの高級ホテルに泊まってゆっくりできるのに、こんなにお金払って疲れに行ってる」と笑ってました。
スタッフたちは、ほぼ食費のみです。
ふもとの村に友人がいたからアレンジしてもらえましたが、外国人にとってはハードルが高いかも?
なにより、サバイバル力の高いスタッフたちと一緒に行けたのが楽しかったです。
ゆっくりなニーニコさんの奥さんも、最後まで登れて本当に良かった!!
ちょっとウケたのが、荷物運びのおっちゃんたち。
1泊するって言ってるのに、水も食べ物も用意しておらず、毛布も1枚しか持ってきてなかった。しかも薄着。
私の水も2リットルくらい飲まれたし、もち米もいつの間にか食べられてた(笑)。足りたから良かったけど。
何十回も荷物運びやってるはずなのに、軽装すぎるやろー!!
夜は寒かったらしく、一晩中火に当たってたようです。
ということで、荷物持ちおじさんたちの水や食事を準備するのも忘れずに。
今度はもうちょっと楽な山に日帰りで行こうと、今から次の予定を考えています。
良かったら一緒に登りませんか~。
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前回の記事の続きです。

頂上に着いたら火を起こして、晩御飯です。
スタッフたちが、薪を拾い集めてきて火を起こしてくれました。
あっと言う間に火がつきましたよ。日本人だとこうはいかない。ミャンマー人のサバイバル力の高さを思い知らされます。
ニーニコさんがもち米を炊いて皆に配ってくれました。
おかずは適当に持ってきたもの。イワシの缶詰とか、鯨肉のジャーキーとか、油っぽいフリカケとか。
ワイワイ楽しい。

我が家とニーニコさん一家は、それぞれテントを持ってきました。
21,000ksで買ったテント。
いらないかな~と思っていたのですが、もってきて大正解でした。

男たちは火の近くで野宿。
熟睡できた人もいましたが、寒くて眠れなかった人もいました。
「寒くなると寝れなくなる」と言って、8時くらいには寝てしまった男性陣。「11時くらいにおきて星を見るぜ!」とのこと。
テント泊の家族チーム(私とニーニコ一家)は、寝る前に星を見ました。(チッチは速攻で寝たので見てない)
もう、本当にきれいでした。
携帯のカメラではぜんぜん写せなかったので写真はありませんが、見たこともないくらいたくさんの星が見えました。
北斗七星は大きくきれいに見えたし、オリオン座はいつも見える星以外に、中にある小さい星もたくさん見えた!
頂上に寝転んで一晩中見ていたいくらいでしたが、何しろ寒い・・・。
そして牛糞がいっぱい落ちているので、寝転ぶのは危ない(笑)
10分くらい見て、テントに戻って寝ました。

防寒対策として、テントの床に敷くマット、毛布3枚持ってきていたのですが、何しろ寒い。
荷物が重くなるといけないので、服も最小限しか持ってきていません。
靴下2枚履いて、ズボンも2枚履いて、上着も重ね着したけど寒い。
山頂なので、風が猛烈にビュービュー吹いています。
テントがあったから風からは守られていますが、「野宿の人たち、凍え死ぬのでは・・・?」と思ったくらいです。
このときは、寒すぎて来たのをちょっと後悔しました。
1時くらいに話し声が聞こえたので起きると、男性陣が火を起こしなおして温まっていました。
外はすごく明るくて、「誰かがライトをつけてるのかな??」と思ったら、なんと月明り。
満月の3日後だったので、月がとても明るくて、夜中なのにライトなしで行動できるほど。
月はとってもきれいなのですが、残念なことに、月明りで星がほとんど見えない・・・。
私とニーニコ一家は、寝る前に星を見ましたが、早く寝た男性陣とチッチは星を見れずに終わりました。
星を見るために登ってきたのにね!

5時ごろ日の出。起きだして朝食。
パンやカップ麺、昨日のもち米の残りなどを適当に食べるのも、またたのしい。
カップスープをスタッフに飲ませたら気に入ったらしく、「すごい美味しい!!!今度日本に帰ったらお土産これにして」とのこと。

沸かしたお湯で、コーヒーを淹れたらめちゃ美味しかった~。唸り声出ました。

ゴミ問題の研修も行っているTPAですから、もちろんゴミは持ち帰ります。
ミャンマー人はほとんど捨てていきますけどね。

下山前に、頂上で記念撮影。
TPAメンバーは、TPAポロシャツ着てます。

親子でイエーイ!!

下山開始。最初は順調に飛ばすチッチ。
難所は抱っこしてもらいましたが、行けるところはスタッフと同じペースで進みます。
ニーニコ夫妻はゆっくりと。

すごいペースで下りながらも、花を摘んだり、鳥を仕留めたりする。

そろそろバテてきたチッチ。
「ニーニコさんの車どこ?早く車乗って帰りたい」と、30分以上ずーっとぐずぐず。
疲れてきたようで、歩きながらも機嫌が悪い。
昨日の夜は寒かったので、少し鼻水が出てるのも機嫌悪化の原因か。

見かねたPZが抱っこしてくれました。けっこうな距離を、何回も抱っこしてくれた。
他のスタッフはというと、ずーっと先に行ってしまったので、PZだけチッチの世話で大変(笑)

肩車も。
下りは、子供にとっては難しいみたいです。滑ったり、スピードがついて止まらなくなったり。
ということで、チッチはPZに甘えっぱなしでした。
朝は7時半に出発し、村に着いたのは12時前。
休憩も少なめにしたので、行よりも短い4時間強でした。
村の友人宅で水浴びをし、昼食をいただき、昼寝を済ませたところでニーニコ夫妻が到着!
14:30ごろでした。ニーニコ夫妻は6時間半かかりました。
それから車に乗って、18時ごろにタウンジーにたどり着きました。
頂上で寝るのは無謀かな・・・と思いましたが、日帰りは絶対無理だったので良かったです。
星がきれいに見えたのが何よりもうれしかった!!
本当なら、1月か2月ごろがもっと景色をきれいに見られるそうです。
でも、寒いから子連れは無理かな・・・。
最近、山登りはローカルに人気が出てきているようで、この山も2月は100人くらい登った人がいたそうです。
私たちが登った日も、一緒の場所に泊まったローカルグループ(メンバー9名、荷物持ち6名、3泊してバードウォッチングする)もいましたよ。
かかったお金
・テント代 21,000ks
・ヘッドライト代 3,000ks
・コップと鍋購入 3,000ks
・荷物運びおじさん 20,000ks
・その他食べ物代
ちなみに、ニーニコさんは、テント2個、寝袋2つ、荷物運びおじさん40,000ks、チャーハン代などで200,000ksくらいかかったらしい。
「200,000ksもあれば、Novotelとかの高級ホテルに泊まってゆっくりできるのに、こんなにお金払って疲れに行ってる」と笑ってました。
スタッフたちは、ほぼ食費のみです。
ふもとの村に友人がいたからアレンジしてもらえましたが、外国人にとってはハードルが高いかも?
なにより、サバイバル力の高いスタッフたちと一緒に行けたのが楽しかったです。
ゆっくりなニーニコさんの奥さんも、最後まで登れて本当に良かった!!
ちょっとウケたのが、荷物運びのおっちゃんたち。
1泊するって言ってるのに、水も食べ物も用意しておらず、毛布も1枚しか持ってきてなかった。しかも薄着。
私の水も2リットルくらい飲まれたし、もち米もいつの間にか食べられてた(笑)。足りたから良かったけど。
何十回も荷物運びやってるはずなのに、軽装すぎるやろー!!
夜は寒かったらしく、一晩中火に当たってたようです。
ということで、荷物持ちおじさんたちの水や食事を準備するのも忘れずに。
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