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2018.07.30
【日緬合作映画】My Country, My Homeレビュー【ネタバレ・小ネタ満載】
ミンガラーバー
金・土・日と、ミャンマーは3連休だったのですが、特にどこにも行きませんでした。
オーシャンと公園行ったくらい。
でも、最後の日曜日の夜に、一人で映画を見てきました。
日緬合作映画、「ザーティーミェー(My Country, My Home)」です。

広末涼子似の大人気女優、ウィモンシュエイーが主演。
日本でもミャンマーでも大人気の森崎ウィンくんも出演するということで、ミャンマーに関わる日本人の間では話題になっていた映画です。
タウンジーの映画館でも公開されていたので、急いで見てきました。
感想は・・・
「ミャンマーに関わる日本人は絶対に楽しめるので見るべし!」
「森崎ウィン君のファンは絶対見るべし!」
です。
特に、ミャンマーのことを勉強しているビルマ語専攻の学生さんたちには、めっちゃ勉強になるポイントいっぱいだからオススメしたいです。
ミャンマー語が一切わからなくても、日本語字幕が全部ついているので、ストーリーわかります!!
以下、若干ネタバレあるので、読みたくない方は離脱してください。
(単純な話の筋なので、ネタバレっていうか、最初から読めるベタベタなストーリー展開ではあります)
映画の中には、ミャンマーとのかかわりがある日本人ならわかる小ネタ満載でした。
1)ロケ地
日本の東京と鎌倉、成田空港などが出てきます。
主人公のお父さんが高田馬場のビルマ料理店をやっている設定なので、高田馬場駅が写ります。
高田馬場駅のすぐ近くにある、ビルマ雑貨店もちょっと写ってた!
鎌倉に行って、鎌倉大仏の前で草履を脱いでお祈りするシーンもあり、「ミャンマー人の東京観光といえば鎌倉大仏」と理解している人にとっては、「来た来た~!」なポイント。
森崎ウィンくんが着物姿なので、カッコいいです。
成田空港では、ダイヤモンドスポンサーであるANAがたくさん写っていました。
「ANAで毎日直行便が出ている」というセリフもあって、宣伝している感満載!(笑)
ミャンマー側では、ヤンゴンとシャン州が出てきます。
ヤンゴンでは、ヤンゴン空港、シュエダゴンパゴダ、スーレーパゴダ前などが出てきます。
ヤンゴンは、主人公のお母さんの実家があります。
シャンは、主人公のお父さんの実家があります。
設定ではカローのようでしたが、お父さんの実家のロケ地はインレー湖付近にあるカフェです。
(ロケ地については、こちらの記事とこちらの記事参照)
シュエニャウン近くの僧院みたいなのも写ってたし、もちろんインレー湖も写ってました。
知っている場所がロケ地になっていると、楽しいですね!
2)日本語とミャンマー語
こちらの映画、日緬合作ということで、全編字幕がついています。
登場人物が日本語で話しているときは、ミャンマー語の字幕が出るし、ミャンマー語で話しているときは日本語字幕が出ます。
なので、ミャンマー語わからない方でもぜんぜん楽しめます。
しょっぱな、ウィモンシュエイーの高校生活から始まりますけど、クソミソ下手くそな日本語!!!
日本語なのに、何を言っているのかぜんぜん聞き取れなくて、思わずミャンマー語字幕を読んで確認してしまいました(笑)
日本で生まれて、日本で育った設定なのに、この日本語の発音はないやろ・・・と思いましたけど、仕方ないですね。
最後のほうで、ウッモンシュエイーが愛の気持ちを告白するシーンがありますが、日本語が効果的に使われていました。
あんまり書くとネタバレになりますので、映画を見てみてね。
3)森崎ウィンくん
森崎ウィンくんは、「木村アウン」という人物を演じていますが、ほぼ「森崎ウィン」そのものです。
日本で生まれ育ったミャンマー人で、日本で人気のアイドル。ミャンマーでもライブをする。
完全に、彼そのもの!
日本語もミャンマー語も話します。歌も2回歌いますよ。
演技がとても自然で良かった。さすがハリウッドにも出演した俳優さんですね。
木村アウンがどういう気持ちで日本にいるのか、ミャンマーへの想いなどを語るシーンがあるのですが、森崎ウィン君の気持ちをそのまま語っているような感じで、とても良かったです。セリフに魂がこもってましたね。
彼が「イン・コンデー」(ドキドキする)というべきところを「セイ・コンデー」(がっかりする)と言い間違えたことがリアルの世界で話題になりましたが、映画の中でも「セイ・コンデー」と言っていましたよ。←この小ネタに気づけて嬉しい(笑)
着物を来てたり、赤いスポーツカーを運転していたり、ライブシーンがあったり、おばあちゃんに優しかったりと、ファンが喜びそうなサービスカットがたくさんありました。
演技も自然で上手いし、かっこ良いし、礼儀正しくて良い人っぽいし、これからミャンマーでもますます人気が出そうです!
4)民主化後だから描けるストーリー
主人公の両親は、88年の民主化運動で活動したために、日本に難民としてやってきました。
日本に来てから主人公が生まれ、主人公は自分を日本人と思って18歳まで生きてきました。
でも、両親は「ミャンマー人として生きてほしい、ミャンマーにいつかは家族で戻りたい」と思っている。
主人公はいろいろ悩みながらも、ミャンマーに初めてきて、親戚と会って、最後は「自分はミャンマー人として生きていく」と思うストーリーです。
民主化運動のこととか、難民のこととか、お父さんの実家にはアウンサンスーチーさんの似顔絵が飾ってあったり。
ラストシーンは、両親が民主化運動をしていた場所に、娘が敬意を示す意味で靴を脱ぎます。
10年ちょっと前の「スーチーさん」という単語を出すこともタブーだった時代を考えると、本当にビックリするとともに、「時代は変わったなぁ」と感慨深く思います。
その他、日本に来た留学生は週に28時間しかバイトしたらいけないとか、ビザの問題とか、民主化運動の話とか、ミャンマーのことを良く知らない日本人にとっては???な内容も多いので、勉強する良いきっかけになりそうです。
時代背景や文化的背景をよく知っていると、映画がもっと楽しめますね。
5)脇を固める俳優陣
ウッモンシュエイーのクソミソな日本語と、いつも眠そうな顔の演技は好きではありませんでしたが、周りの俳優さんがカバーしていましたね。
日本ロケの間は、エキストラの在日ミャンマー人を使っているのか、ちょっと棒読みな人が多い印象でしたが、ミャンマーロケのシーンは安心して見ていられました。
主人公のお父さん役の俳優さんは上手で泣かせますね。
あと、主人公のおばあちゃん役の人(チョイ役)にも泣かされました。
主人公の父方の親戚はシャン族という設定なので、俳優さんも色白のシャン美人、言葉もかなり訛った感じの人を機用していましたね。
主人公は、木村アウンとかなり仲良くなるのですが、最終的には身近にいてくれたトゥラを選びます。
トゥラ役の俳優さんもかなり有名な人(ですよね?疎いのでよくわかりませんが)で、イケメンではあります。
が、私だったら絶対、木村アウンやな!と思います(笑)
だって、人気アイドルとバイト週28時間の金ない留学生やぞ!どっちもイケメンやけど。トゥラはネクラっぽいし。
6)カメラワーク
撮影は、日本ロケはミャンマー人スタッフで、ミャンマーロケは日本人スタッフがやったと予想しています。
というのも、日本ロケのシーンは、カメラがブレブレで、ものすごい酔いました。
カメラマン、どんだけ腕の筋肉ないねん!!って思ったもん。
何度か危なくなったときは、酔わないように目を閉じてました。
ミャンマーロケになってからは、酔うこともなく安心して見れました。
また、上述のシャンのロケ地では「日本の撮影隊が来たよ」と聞いたので、たぶんカメラマンも日本人が来たのだろうと予想・・・。
7)ミャンマーならではの「寄付文化」
主人公が僧院に行き、「お父さんたちがお金を僧院に寄付していた」と知るシーンがあります。
「主人公の1歳の記念に寄付」「寄付者:主人公のお母さんの名前」などと、僧院の壁に書いてあって、それを見て主人公がジーンとなるシーン。
これぞ、ミャンマー!と嬉しくなりました。
世界一の寄付の国ですからね。映画の中でも、寄付が重要なシーンとして出てきます。
8)パゴダ靴問題
最初のほうで、鎌倉大仏に観光に行くシーン。
ミャンマー人たちは大仏の前で靴を脱いで、お参りをします。「日本では靴脱がなくて良いのに」と、笑えるシーンです。
(その後、ミャンマー人たちが茶道の体験をするのも、たどたどしくて笑える)
その後、ミャンマーのシュエダゴンパゴダでは靴を脱ぎます。
なぜ靴を脱ぐのか聞く主人公に対して、付き添いのイケメントゥラは「大切な場所だから敬意を示すために靴を脱ぐ」と説明します。
その後に行った僧院でも、主人公は靴を脱ぐように言われて従います。
そして、最後に主人公が、民主化運動の舞台となった場所で、靴を脱ぐんです。
ミャンマーは、パゴダや僧院では、絶対靴を脱がないとダメです。
バガンのパゴダの上に、西洋人が靴であがって大問題になったりする国です。
仏教をそれだけ大事にしている国で、パゴダや僧院に対して行う「靴を脱ぐ」行為を、民主化運動の象徴的な場所でやるっていうのが、「スゲー」って思いました。
最初、鎌倉で靴を脱いだのには笑えたのですが、まさか伏線だったとはね!
・・・って、いろいろ興奮してドヤ顔で書いたは良いんだけど、ググッてみたら、すでに日本でもNHKで放送されたみたいですね。
なんかいろいろ口コミ載ってた。
ミャンマーブログ村で、誰も書いてないから、日本で公開されてないのかと思ってました。
まあ、ミャンマーのことをあまり知らないと楽しさは半減しちゃうと思うので、ぜひいろいろ勉強して見てもらいたいと思います~。
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金・土・日と、ミャンマーは3連休だったのですが、特にどこにも行きませんでした。
オーシャンと公園行ったくらい。
でも、最後の日曜日の夜に、一人で映画を見てきました。
日緬合作映画、「ザーティーミェー(My Country, My Home)」です。

広末涼子似の大人気女優、ウィモンシュエイーが主演。
日本でもミャンマーでも大人気の森崎ウィンくんも出演するということで、ミャンマーに関わる日本人の間では話題になっていた映画です。
タウンジーの映画館でも公開されていたので、急いで見てきました。
感想は・・・
「ミャンマーに関わる日本人は絶対に楽しめるので見るべし!」
「森崎ウィン君のファンは絶対見るべし!」
です。
特に、ミャンマーのことを勉強しているビルマ語専攻の学生さんたちには、めっちゃ勉強になるポイントいっぱいだからオススメしたいです。
ミャンマー語が一切わからなくても、日本語字幕が全部ついているので、ストーリーわかります!!
以下、若干ネタバレあるので、読みたくない方は離脱してください。
(単純な話の筋なので、ネタバレっていうか、最初から読めるベタベタなストーリー展開ではあります)
映画の中には、ミャンマーとのかかわりがある日本人ならわかる小ネタ満載でした。
1)ロケ地
日本の東京と鎌倉、成田空港などが出てきます。
主人公のお父さんが高田馬場のビルマ料理店をやっている設定なので、高田馬場駅が写ります。
高田馬場駅のすぐ近くにある、ビルマ雑貨店もちょっと写ってた!
鎌倉に行って、鎌倉大仏の前で草履を脱いでお祈りするシーンもあり、「ミャンマー人の東京観光といえば鎌倉大仏」と理解している人にとっては、「来た来た~!」なポイント。
森崎ウィンくんが着物姿なので、カッコいいです。
成田空港では、ダイヤモンドスポンサーであるANAがたくさん写っていました。
「ANAで毎日直行便が出ている」というセリフもあって、宣伝している感満載!(笑)
ミャンマー側では、ヤンゴンとシャン州が出てきます。
ヤンゴンでは、ヤンゴン空港、シュエダゴンパゴダ、スーレーパゴダ前などが出てきます。
ヤンゴンは、主人公のお母さんの実家があります。
シャンは、主人公のお父さんの実家があります。
設定ではカローのようでしたが、お父さんの実家のロケ地はインレー湖付近にあるカフェです。
(ロケ地については、こちらの記事とこちらの記事参照)
シュエニャウン近くの僧院みたいなのも写ってたし、もちろんインレー湖も写ってました。
知っている場所がロケ地になっていると、楽しいですね!
2)日本語とミャンマー語
こちらの映画、日緬合作ということで、全編字幕がついています。
登場人物が日本語で話しているときは、ミャンマー語の字幕が出るし、ミャンマー語で話しているときは日本語字幕が出ます。
なので、ミャンマー語わからない方でもぜんぜん楽しめます。
しょっぱな、ウィモンシュエイーの高校生活から始まりますけど、クソミソ下手くそな日本語!!!
日本語なのに、何を言っているのかぜんぜん聞き取れなくて、思わずミャンマー語字幕を読んで確認してしまいました(笑)
日本で生まれて、日本で育った設定なのに、この日本語の発音はないやろ・・・と思いましたけど、仕方ないですね。
最後のほうで、ウッモンシュエイーが愛の気持ちを告白するシーンがありますが、日本語が効果的に使われていました。
あんまり書くとネタバレになりますので、映画を見てみてね。
3)森崎ウィンくん
森崎ウィンくんは、「木村アウン」という人物を演じていますが、ほぼ「森崎ウィン」そのものです。
日本で生まれ育ったミャンマー人で、日本で人気のアイドル。ミャンマーでもライブをする。
完全に、彼そのもの!
日本語もミャンマー語も話します。歌も2回歌いますよ。
演技がとても自然で良かった。さすがハリウッドにも出演した俳優さんですね。
木村アウンがどういう気持ちで日本にいるのか、ミャンマーへの想いなどを語るシーンがあるのですが、森崎ウィン君の気持ちをそのまま語っているような感じで、とても良かったです。セリフに魂がこもってましたね。
彼が「イン・コンデー」(ドキドキする)というべきところを「セイ・コンデー」(がっかりする)と言い間違えたことがリアルの世界で話題になりましたが、映画の中でも「セイ・コンデー」と言っていましたよ。←この小ネタに気づけて嬉しい(笑)
着物を来てたり、赤いスポーツカーを運転していたり、ライブシーンがあったり、おばあちゃんに優しかったりと、ファンが喜びそうなサービスカットがたくさんありました。
演技も自然で上手いし、かっこ良いし、礼儀正しくて良い人っぽいし、これからミャンマーでもますます人気が出そうです!
4)民主化後だから描けるストーリー
主人公の両親は、88年の民主化運動で活動したために、日本に難民としてやってきました。
日本に来てから主人公が生まれ、主人公は自分を日本人と思って18歳まで生きてきました。
でも、両親は「ミャンマー人として生きてほしい、ミャンマーにいつかは家族で戻りたい」と思っている。
主人公はいろいろ悩みながらも、ミャンマーに初めてきて、親戚と会って、最後は「自分はミャンマー人として生きていく」と思うストーリーです。
民主化運動のこととか、難民のこととか、お父さんの実家にはアウンサンスーチーさんの似顔絵が飾ってあったり。
ラストシーンは、両親が民主化運動をしていた場所に、娘が敬意を示す意味で靴を脱ぎます。
10年ちょっと前の「スーチーさん」という単語を出すこともタブーだった時代を考えると、本当にビックリするとともに、「時代は変わったなぁ」と感慨深く思います。
その他、日本に来た留学生は週に28時間しかバイトしたらいけないとか、ビザの問題とか、民主化運動の話とか、ミャンマーのことを良く知らない日本人にとっては???な内容も多いので、勉強する良いきっかけになりそうです。
時代背景や文化的背景をよく知っていると、映画がもっと楽しめますね。
5)脇を固める俳優陣
ウッモンシュエイーのクソミソな日本語と、いつも眠そうな顔の演技は好きではありませんでしたが、周りの俳優さんがカバーしていましたね。
日本ロケの間は、エキストラの在日ミャンマー人を使っているのか、ちょっと棒読みな人が多い印象でしたが、ミャンマーロケのシーンは安心して見ていられました。
主人公のお父さん役の俳優さんは上手で泣かせますね。
あと、主人公のおばあちゃん役の人(チョイ役)にも泣かされました。
主人公の父方の親戚はシャン族という設定なので、俳優さんも色白のシャン美人、言葉もかなり訛った感じの人を機用していましたね。
主人公は、木村アウンとかなり仲良くなるのですが、最終的には身近にいてくれたトゥラを選びます。
トゥラ役の俳優さんもかなり有名な人(ですよね?疎いのでよくわかりませんが)で、イケメンではあります。
が、私だったら絶対、木村アウンやな!と思います(笑)
だって、人気アイドルとバイト週28時間の金ない留学生やぞ!どっちもイケメンやけど。トゥラはネクラっぽいし。
6)カメラワーク
撮影は、日本ロケはミャンマー人スタッフで、ミャンマーロケは日本人スタッフがやったと予想しています。
というのも、日本ロケのシーンは、カメラがブレブレで、ものすごい酔いました。
カメラマン、どんだけ腕の筋肉ないねん!!って思ったもん。
何度か危なくなったときは、酔わないように目を閉じてました。
ミャンマーロケになってからは、酔うこともなく安心して見れました。
また、上述のシャンのロケ地では「日本の撮影隊が来たよ」と聞いたので、たぶんカメラマンも日本人が来たのだろうと予想・・・。
7)ミャンマーならではの「寄付文化」
主人公が僧院に行き、「お父さんたちがお金を僧院に寄付していた」と知るシーンがあります。
「主人公の1歳の記念に寄付」「寄付者:主人公のお母さんの名前」などと、僧院の壁に書いてあって、それを見て主人公がジーンとなるシーン。
これぞ、ミャンマー!と嬉しくなりました。
世界一の寄付の国ですからね。映画の中でも、寄付が重要なシーンとして出てきます。
8)パゴダ靴問題
最初のほうで、鎌倉大仏に観光に行くシーン。
ミャンマー人たちは大仏の前で靴を脱いで、お参りをします。「日本では靴脱がなくて良いのに」と、笑えるシーンです。
(その後、ミャンマー人たちが茶道の体験をするのも、たどたどしくて笑える)
その後、ミャンマーのシュエダゴンパゴダでは靴を脱ぎます。
なぜ靴を脱ぐのか聞く主人公に対して、付き添いのイケメントゥラは「大切な場所だから敬意を示すために靴を脱ぐ」と説明します。
その後に行った僧院でも、主人公は靴を脱ぐように言われて従います。
そして、最後に主人公が、民主化運動の舞台となった場所で、靴を脱ぐんです。
ミャンマーは、パゴダや僧院では、絶対靴を脱がないとダメです。
バガンのパゴダの上に、西洋人が靴であがって大問題になったりする国です。
仏教をそれだけ大事にしている国で、パゴダや僧院に対して行う「靴を脱ぐ」行為を、民主化運動の象徴的な場所でやるっていうのが、「スゲー」って思いました。
最初、鎌倉で靴を脱いだのには笑えたのですが、まさか伏線だったとはね!
・・・って、いろいろ興奮してドヤ顔で書いたは良いんだけど、ググッてみたら、すでに日本でもNHKで放送されたみたいですね。
なんかいろいろ口コミ載ってた。
ミャンマーブログ村で、誰も書いてないから、日本で公開されてないのかと思ってました。
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以前、ロケ情報を書かれていた映画、ミャンマーでようやく公開になったんですね。
私は今年の3月に「大阪アジアン映画祭」で上映されたときに見ました。
監督さんも来日されて、観客から「無国籍の娘がどうやって渡航できたか」という質問に答えて「娘はソーシャルビザでミャンマーに渡航できたが、お父さんはソーシャルビザを取ることはプライドが許さず、帰国しなかった」という説明がありました。
主演のウィモンシュエイーは、2週間くらいでセリフ覚えたらしいので、日本語下手なのもご愛敬ですね。
日本人に対してはミャンマーの文化や民主化運動の歴史を、ミャンマー人に対しては、日本の文化やミャンマー人が日本で働くことの大変さをよく伝えていて、まさに「ザ・文化交流映画」。日本のお茶文化と、シャン州もお茶の産地だということを紹介して、「お茶つながり」を見せようともしていましたね。
見どころもツッコミどころも満載の映画、ミャンマー人観客も楽しまれていたでしょうか。
NHKのBSプレミアムでの放映を見逃した日本人も多いと思うので、NHKの再放送に期待したいです。
私は今年の3月に「大阪アジアン映画祭」で上映されたときに見ました。
監督さんも来日されて、観客から「無国籍の娘がどうやって渡航できたか」という質問に答えて「娘はソーシャルビザでミャンマーに渡航できたが、お父さんはソーシャルビザを取ることはプライドが許さず、帰国しなかった」という説明がありました。
主演のウィモンシュエイーは、2週間くらいでセリフ覚えたらしいので、日本語下手なのもご愛敬ですね。
日本人に対してはミャンマーの文化や民主化運動の歴史を、ミャンマー人に対しては、日本の文化やミャンマー人が日本で働くことの大変さをよく伝えていて、まさに「ザ・文化交流映画」。日本のお茶文化と、シャン州もお茶の産地だということを紹介して、「お茶つながり」を見せようともしていましたね。
見どころもツッコミどころも満載の映画、ミャンマー人観客も楽しまれていたでしょうか。
NHKのBSプレミアムでの放映を見逃した日本人も多いと思うので、NHKの再放送に期待したいです。
2018/07/30 Mon 07:15 URL [ Edit ]
akari
ビザのことも気になりましたね。ソーシャルビザなのですね。その後、日本に再入国するときも大丈夫だったのかな・・・とちょっと心配になりました。
あと、明らかに娘のことを狙っている男を、お供としてつける父も「おいおい!」という感じで、ツッコミどころはいろいろありますね。
ツッコミどころがいろいろあるぶん、見た人どうしで語り合えるのが楽しいですね。
お茶つながりもありましたね。やたら抹茶を強調していると思ったら、シャンの茶畑を見せたかったのか・・・と。ミャンマーで抹茶が流行るかもしれません。
再放送とか、上映会とか、また日本であると良いですね。ウィン君主演のドラマ編もあったみたいなので、また見たいです。
あと、明らかに娘のことを狙っている男を、お供としてつける父も「おいおい!」という感じで、ツッコミどころはいろいろありますね。
ツッコミどころがいろいろあるぶん、見た人どうしで語り合えるのが楽しいですね。
お茶つながりもありましたね。やたら抹茶を強調していると思ったら、シャンの茶畑を見せたかったのか・・・と。ミャンマーで抹茶が流行るかもしれません。
再放送とか、上映会とか、また日本であると良いですね。ウィン君主演のドラマ編もあったみたいなので、また見たいです。
2018/07/31 Tue 11:28 URL [ Edit ]
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