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11月2日(火)
「地球市民の会ACTかながわ」(略してTPAK)に遊びに行ってきました!!
(TPAKのHPはこちら)

地球市民の会って神奈川にもあるの!?佐賀じゃないの!?ACTって何?
と、よくわからないかと思いますので、ちょっとご説明します。


地球市民の会は、もともと佐賀に住んでいた古賀武夫先生がつくった団体です。だから、地球市民の会の本部は佐賀市にあります。そして、ミャンマー事務所もあります。

そして、地球市民の会ネットワークというのがあり、ACTかながわ、北海道、東京、北九州、ぎふ・・・など、全国にたくさんあります。
佐賀の地球市民の会が本部で他は支部、ということではありません。それぞれが独立した団体で、たまに一緒に事業をしたり、集まったりする仲です。地球市民の会の会員が2人以上いれば、各地で地球市民の会の名前で活動をすることができるのです。

全国の地球市民の会の中でも、TPAKはとても活発に活動されていて、2カ月に一度来るニュースレターもとても読みやすく面白い!いつも参考にさせてもらっていたので、今回東京に戻ってきたことを利用して、遊びに行かせてもらいました。


代表の近田さん、事務局長の伊吾田さん、理事の鈴木さん、ボランティアの平野さんに、大変温かく迎えていただきました!


TPAKのすごいところは、とにかくボランティアさんのパワー!!
事務局長の伊吾田さんは「うちはボランティアさんが主役で、事務局は黒子ですから」と、おっしゃっていました。
2歳から90歳までのボランティア登録している方がいらっしゃり、活動に積極的に参加されているのです。理事さんもとても積極的に動いてくださっているとか!

佐賀でもボランティアさんにどんどん参加してもらえるような会にしたいと思っていますので、その秘密を少し探ってきました!


秘密1:居心地の良い空間
事務所に入ると「おかえりなさーい」という声が聞こえてきます。マンションの一室ということもあり、まるで家に帰ってきたかのような感じを受けます。
事務所は綺麗に片付いているし、皆さん優しい感じの方ばかりで、大変居心地が良い空間でした。

また、理事会も普通の会議ばかりでなく、皆が来たくなるように「ビール理事会」「BBQ理事会」などを開催しているそう。だから理事会も活発なのだそうです。


秘密2:ボランティアデー
毎週火・水・金・土の4日間はボランティアデー。この4日間は、ボランティアさんが仕事をしやすいように、事務局は黒子に徹することになっているそうです。お茶をくんだり、タイカレーを作ったりしているそうです!この日もタイカレーを作っていただきましたが、大変美味しかったです。

集中しなければならない仕事は、その他の曜日に行うとのこと。事務局しかいない日はミーティングも落ち着いてできますしね。効率が良い!


秘密3:ボランティアさんのチーム分け
ボランティアさんの興味やスキルに合わせて、いろいろなことを担当してもらっています。イベントチーム、タイラーメン開発チーム、広報チームなど、それぞれの特技を生かして仕事をしてもらっているそうです。

例えば、広報チームには元新聞社でバリバリ活躍されていた方がいらっしゃり、上手なプレスリリースの書き方などの具体的なノウハウを生かして活動されています。

タイラーメン開発部では、イベントで販売するタイラーメンの改良を行っており、リピーター続出の美味しいラーメンを開発しているそうです。

イベント担当はたくさんのイベントにブースを出します。事務局から指示を出したりしなくても、全てお任せでやっていただけるそうです!だから、TPAKは年間イベント参加数がめちゃくちゃ多い!物販やタイラーメンの販売などで利益を上げているため、収入バランスの自主事業の割合が高く、健全経営という感じ。「現地の人々の自立を促すなら、まずはTPAKが自立しないと!」と伊吾田さん。さすがです。


秘密4:しっかりとしたオリエンテーション
ボランティア希望の方には、まずは事務所に来ていただき、TPAKの活動や会の理念について説明します。そして、その方の適性に合わせて手伝っていただく仕事の内容を相談するそうです。

「大切なのは、最初にしっかり説明すること」と伊吾田さん。ボランティアさんにやっていただく仕事の中には、もちろん雑用のようなこともあります。直接途上国のためになることではないので、雑用の意味がわからないという方もいらっしゃるかもしれませんが、この雑用をすることでどのような意味があるのか、しっかりと説明して納得していただくそうです。だから、皆さん掃除や書類整理などの雑用も、率先して取り組んでくださるようになるとか。

また、「事務所内恋愛は禁止!」とのこと。ここは遊ぶ場所ではなく、皆が国際協力をする場所だから、とのことでした。なるほど~。


秘密5:良い活動を行うこと
代表の近田さんにボランティアさんを集めるコツを聞いてみたところ、「良い活動をしていると、自然と人が集まってくる」とのこと。ふむ・・・、小手先のテクニックではダメだということでしょうか。
でも、TPAKの活動を見ていると、近田さんのおっしゃっていることが腑に落ちてきます。

事務所は住宅地のマンションの一室。最寄りの駅からバスで40分かけないと来られない、ちょっと通いづらい場所にあります。それでも、神奈川、東京、そして遠い方は千葉から!2時間以上もかけて通ってきている方がいます。あまりに遠いので、「千葉にもボランティアできる団体はあるよ」と紹介したりもしたそうですが、「やっぱりTPAKが良い!」と言って通ってきてくださるそうです。

「佐賀は人が少ないから・・・」と言い訳をしがちな我らですが、福岡から佐賀まで一時間ですし、十分通ってきてもらうことはできるはず!言い訳を探すのではなく、本当に良い活動ができているか、振り返ってみることが必要そうです。


以上、ボランティアさんのパワーを生かす5つの秘密を私なりにまとめてみました。
そして、ボランティアさんパワーを最大限まで生かした事業が、TPAKのスタディーツアー(Muu-Muuプロジェクト)です!

TPAKは毎年2回、スタディーツアーを行っていますが、その際に希望があればMuu-Muuプロジェクトを行います。6か月以上インターンを経験している人が対象です。主に大学生の有志が、資金集め、現地でのプロジェクト実施、報告書作成までの一連の過程を全部やってしまうとか!事務局はちょっと相談に乗るくらいで、あとは全部プロジェクトメンバーに任されています。

例えば、タイの子ども達に歯磨きの仕方をしっかり教えよう!というプロジェクトを立案し、申請書を書いて助成金を集めてきたり(その過程で予算の見積もりを業者にお願いしたりすることもありますね!)、歯医者さんにお願いして上手な歯磨きの方法を習ったり、幼稚園の先生に子どもに楽しく歯磨きをしてもらうためにはどうしたらよいか聞きにいったり。現地に行って実践した後も、報告書を立派な冊子にまとめ、報告会も実施します。

これをすることで、インターン生はめちゃくちゃ成長するだろうと思います。将来的に国際協力に関する仕事をする・しないに関わらず、本当に素晴らしい経験を積むことができます。

私たちも「あなたがつくるスタディーツアー」ということで、参加者に企画をしてもらうようなツアーをこの夏やってみましたが、まさかここまでやっている団体があろうとは、夢にも思っていませんでした。


ドラッカーの『非営利組織の経営』という本で、NPOはボランティアさんがスタッフ化することが大切というようなことを言っていましたが、TPAKはまさにそれを実践されているという印象です。「人を生かす」ことを本気で実行されているのです。


ここまでボランティアさんを信頼し、任せることは大変難しいことだと思います。佐賀では、「こんなことまでボランティアさんにさせたら悪いかな」「明日、ボランティアさんが来るから、何やってもらおう?うーん」という状態から、少しずつ少しずつやっているところですので、TPAKが大変参考になりました。
私もこういう組織を創っていきたいなぁと思います。

TPAKの皆さま、本当にありがとうございました。
タイカレー美味しかったです☆

Thai Curry

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