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2017.01.27
中国式の結婚ご祝儀の決め方~いとこ長は大変だ~
ミンガラーバー
前回記事の続きです。
夫のいとこの結婚式に行ったときの話。
中国系の結婚式につきもの(たぶん)の、親戚紹介です。
新郎新婦より目上の人が椅子に座り、新郎新婦は立って挨拶をします。
新郎「この人が、僕のおばさんだよ」
新婦「おばさん、よろしくお願いします」
みたいな感じ。
新郎と新婦、両方の親戚が順番に紹介されます。

こんな感じ。
うちの夫は、いとこの中では一番年上の「いとこ長!」
そのため、いとこの中で一番上座に座りました。
新郎新婦より目下の人の場合(弟とか、甥とか)はその場に立ち、新郎新婦が椅子に座ります。
そして、新郎新婦より、お小遣いをもらえます。

こんな感じ。
親戚紹介の際、目上の人は、新郎新婦に贈り物をします。
贈り物を具体的に言うと、「金」です。
さすが中国人!
この金を渡すのも、いろいろとバランスを考える必要があるらしく、中国人じゃない私にとってはチンプンカンプンでした。
今回は1万5千円相当くらいの金のピアスをプレゼントしましたが、プレゼントを決めるまでに紆余曲折がありました。
プレゼントの金額を決めるには、いろいろな要素が関係してきます。
まず、私たちが結婚したときに、今回の新郎の親(つまり夫のおばさん)が、いくら相当の金をくれたのか、確認することから始めます。
おじさん、おばさん関係は、だいたい7万円くらいの金をくれたのですが、今回の新郎の親がくれたのはサファイヤのリング(金でなくても良い)。
だいたい2万円相当です。
おばさんから2万円相当をもらいましたが、夫と新郎はいとこ同士の関係になるので、2万円相当を返す必要はないとのこと。
(おばさんは上のジェネレーションだが、いとこはジェネレーションが同じなので)
だいたい半額の1万円相当をあげれば良いようです。
それから、物価の変動や金の値上がり状況、披露宴で出てくる料理の値段も考慮する必要があるようです。
夫の出した結論は「1万5千円相当」でした。
金額が決まったら、家にある手持ちの貴金属の中で、そのくらいの値段のものを探しました。
お義母さんから、忘れずに金を持ってくるように言われていたからです。
しかし、タウンジーの我が家には、高いものしかありませんでした。
(いとこ長のため、いとこ世代からもらった「金」がない。上のジェネレーションからもらった物ばかりなので、1万5千円より高い)
そのため、「ヤンゴンで、ピアスでも買いなさい」と夫よりお金をもらいました。
(ピアスなのは、腕輪やネックレスだと、金の量が多いので、1万5千円でおさまらないため)
ヤンゴンに着いてお義母さんに説明すると、「買わなくても良い。家にあるやつを探してみるから」とのこと。
お義母さんから見たら、新郎は甥っ子にあたるため、お義母さんからも金をあげる必要があります。
それも、一緒に探してみる、と。
人からもらった物を使いまわすのは、ミャンマーでは当たり前のことなので、「そうか」と思って待っていました。
そして、お義母さんが選んだ物は2つ。
・義弟(夫の弟)が結婚したときに、今回の新郎の親がくれたピアス
・私が結婚したときに、今回の新郎の親がくれた指輪(上述のサファイヤの指輪、2万円相当)
ピアスはお義母さんから、指輪は私から、新郎新婦に渡そう、とのこと。
いやいやいや・・・。
いくらプレゼントの使いまわしが当たり前と言っても、もらった物をまた本人に返すのは、あまりにヒドイのでは!?
2つとも本人に返すって、どうなの!?
しかも、サファイヤの指輪は、私が一時期使っていたので、少しくすんでいます。
「磨いてもらえばいけるかな?」って・・・。
うーん・・・と思っていたら、結局違う金が見つかって、
・お義母さんが昔購入した金の腕輪(お義母さんから新郎新婦に渡す)
・義弟の嫁が持っていた金のピアス(私から新郎新婦に渡す)
に落ち着いて、良かったです。
無事に金を渡し、お返しにハンドバック(私用)とポロシャツ(夫用)をもらいました。
ディディーは新郎よりも下のジェネレーションになるので、お小遣いをもらえるはずだったのに、寝ていたのでもらえませんでした。
年下のいとこや、いとこの子が並んでいるときに行けばもらえたんだけど、よくわからずに並び損ねました。

夫の弟の嫁(左)と、夫の妹(中央)と。ディディーもいるよ!
二人とも私より年上ですが、私が「お義姉さん」となります。
夫はいとこ長なので、いとこが結婚したら、毎回、「金」をプレゼントしなければなりません。
いとこは全部で30人くらいいるので、大変です!!
まだ20人くらい、未婚のいとこがいる~!!!
ちょっと話が複雑でわかりづらかった!?
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前回記事の続きです。
夫のいとこの結婚式に行ったときの話。
中国系の結婚式につきもの(たぶん)の、親戚紹介です。
新郎新婦より目上の人が椅子に座り、新郎新婦は立って挨拶をします。
新郎「この人が、僕のおばさんだよ」
新婦「おばさん、よろしくお願いします」
みたいな感じ。
新郎と新婦、両方の親戚が順番に紹介されます。

こんな感じ。
うちの夫は、いとこの中では一番年上の「いとこ長!」
そのため、いとこの中で一番上座に座りました。
新郎新婦より目下の人の場合(弟とか、甥とか)はその場に立ち、新郎新婦が椅子に座ります。
そして、新郎新婦より、お小遣いをもらえます。

こんな感じ。
親戚紹介の際、目上の人は、新郎新婦に贈り物をします。
贈り物を具体的に言うと、「金」です。
さすが中国人!
この金を渡すのも、いろいろとバランスを考える必要があるらしく、中国人じゃない私にとってはチンプンカンプンでした。
今回は1万5千円相当くらいの金のピアスをプレゼントしましたが、プレゼントを決めるまでに紆余曲折がありました。
プレゼントの金額を決めるには、いろいろな要素が関係してきます。
まず、私たちが結婚したときに、今回の新郎の親(つまり夫のおばさん)が、いくら相当の金をくれたのか、確認することから始めます。
おじさん、おばさん関係は、だいたい7万円くらいの金をくれたのですが、今回の新郎の親がくれたのはサファイヤのリング(金でなくても良い)。
だいたい2万円相当です。
おばさんから2万円相当をもらいましたが、夫と新郎はいとこ同士の関係になるので、2万円相当を返す必要はないとのこと。
(おばさんは上のジェネレーションだが、いとこはジェネレーションが同じなので)
だいたい半額の1万円相当をあげれば良いようです。
それから、物価の変動や金の値上がり状況、披露宴で出てくる料理の値段も考慮する必要があるようです。
夫の出した結論は「1万5千円相当」でした。
金額が決まったら、家にある手持ちの貴金属の中で、そのくらいの値段のものを探しました。
お義母さんから、忘れずに金を持ってくるように言われていたからです。
しかし、タウンジーの我が家には、高いものしかありませんでした。
(いとこ長のため、いとこ世代からもらった「金」がない。上のジェネレーションからもらった物ばかりなので、1万5千円より高い)
そのため、「ヤンゴンで、ピアスでも買いなさい」と夫よりお金をもらいました。
(ピアスなのは、腕輪やネックレスだと、金の量が多いので、1万5千円でおさまらないため)
ヤンゴンに着いてお義母さんに説明すると、「買わなくても良い。家にあるやつを探してみるから」とのこと。
お義母さんから見たら、新郎は甥っ子にあたるため、お義母さんからも金をあげる必要があります。
それも、一緒に探してみる、と。
人からもらった物を使いまわすのは、ミャンマーでは当たり前のことなので、「そうか」と思って待っていました。
そして、お義母さんが選んだ物は2つ。
・義弟(夫の弟)が結婚したときに、今回の新郎の親がくれたピアス
・私が結婚したときに、今回の新郎の親がくれた指輪(上述のサファイヤの指輪、2万円相当)
ピアスはお義母さんから、指輪は私から、新郎新婦に渡そう、とのこと。
いやいやいや・・・。
いくらプレゼントの使いまわしが当たり前と言っても、もらった物をまた本人に返すのは、あまりにヒドイのでは!?
2つとも本人に返すって、どうなの!?
しかも、サファイヤの指輪は、私が一時期使っていたので、少しくすんでいます。
「磨いてもらえばいけるかな?」って・・・。
うーん・・・と思っていたら、結局違う金が見つかって、
・お義母さんが昔購入した金の腕輪(お義母さんから新郎新婦に渡す)
・義弟の嫁が持っていた金のピアス(私から新郎新婦に渡す)
に落ち着いて、良かったです。
無事に金を渡し、お返しにハンドバック(私用)とポロシャツ(夫用)をもらいました。
ディディーは新郎よりも下のジェネレーションになるので、お小遣いをもらえるはずだったのに、寝ていたのでもらえませんでした。
年下のいとこや、いとこの子が並んでいるときに行けばもらえたんだけど、よくわからずに並び損ねました。

夫の弟の嫁(左)と、夫の妹(中央)と。ディディーもいるよ!
二人とも私より年上ですが、私が「お義姉さん」となります。
夫はいとこ長なので、いとこが結婚したら、毎回、「金」をプレゼントしなければなりません。
いとこは全部で30人くらいいるので、大変です!!
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