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2016.12.02
ディディー出産記2「産後の痛み編」
ミンガラーバー
最近気球のことばっかり書いていますね・・・。
ディディー出産記、まだ1回しか書いていませんでした。
全部で8回くらいになる予定です。
今日は2回目!
1回目はこちら。
ディディー出産記1「帝王切開編」
http://ngomyanmar.blog107.fc2.com/blog-entry-734.html

病院で激しく遊ぶチッチ。
本能的な恐怖を感じながらも、痛みは全くなく無事に終わった帝王切開。
でも、帝王切開はここからが大変なんです。
よく、マタニティ関係の本とかネットサイトとかで
「帝王切開は陣痛がないから楽でしょう」
「普通に産めなかったのか?」
などと他人から言われて傷ついた、という話を聞きます。
私なんかは、帝王切開のほうが100倍怖い!!と思っていたので、帝王切開で産んだ人には「よく決心したね、頑張ったね!」と思っていたのですが、世間には「帝王切開が楽」と思っている人もいるようです。
実際、私も「2人目のほうが帝王切開だから楽だったでしょ?」と聞かれました。
これ、NGワードですからね。
相手は日本人のおじさんだったので、「あー、この人わかんないんだろうな」と思って傷つきませんでしたが。
一人目は普通分娩、二人目は帝王切開で産みましたが、私は絶対に普通分娩のほうが楽で良い!と思います。
(安産だったというのもあると思いますが)
そりゃ、産む瞬間は帝王切開は麻酔されていますからね、痛くないですよ。
でも、手術が終わってからがシンドイんです・・・。
手術が終わってから6時間程度は麻酔が残っています。
少しずつビリビリが消えていく感じ。
「だんだん動けるようになってきたぞ!」と嬉しい気持ちになる一方で、傷口の痛みが少しずつ強くなってきます。
そして、冷房ガンガンの手術室に裸(というか、おなかの中まで切られて丸出し)でいたせいで、内臓が冷えて寒い!
他の人が半袖でいる室内で、厚い布団をかけて電気ストーブまでつけていました。

こんなに分厚い布団をかぶっていても寒い!
それだけではなく、後陣痛もきます。
子宮が収縮する痛みだそうですが、これが地味に痛い。
ま、でもチッチのときの陣痛に比べたらぜんぜんマシな痛みなので、後陣痛はそんなにつらくありませんでした。
むしろ、快感!?
(人によっては、本当の陣痛より後陣痛のほうが痛い人もいるらしいです。)
ディディーの陣痛を味わえなかった分、後陣痛で陣痛気分を味わいました。
一番嫌だったのが、管につながれていることでした。
点滴を手術後24時間しなくてはならず、腕には常に点滴の管がくっついています。
また、導尿も24時間しないといけませんでした。
麻酔が切れた後は、回復を早くするために寝返りをたくさんうてと言われるのですが、寝返ったときにこの2つの管が変なことにならないか心配で心配で・・・。
しかも、導尿のほうは、どこにどうつながっているのか、自分で見れなかったんです(起き上がれなかったため)。
後で見たら、床に置かれたアルパインのペットボトルに黄色いおしっこが溜まっていましたけど!
お見舞いに来た人に見られてて恥ずかしいわ!
チッチがお見舞いに来てくれたのは嬉しいのですが、この2つの管に引っかかって転んだら・・・と思うと、気が気ではありませんでした。
想像しただけで痛すぎる!!
チッチは若干赤ちゃん返りをしていて、やたらと甘えたがるんです。
病院に来て「やっとママと会えた!!」とテンションが上がるのか、普段よりも激しさ倍増!
「もう、お見舞いに来ないで!!!」と言ってしまうほどの恐怖でした。

こんな感じでテンション高すぎ!!
麻酔が切れると、おなかの傷が痛みます。
傷が痛いのもそうですが、動くときにおなかに力を入れられないのがさらにツライ!
手術後24時間たって、点滴と導尿が外れ、「イェーイ!着替えるぞ」と思ったのですが、立ち上がるのも激痛!
ズボンを引っ張りあげるのが本当に痛くてきつくて、「ウォー!!!」って、ドラゴンボールでダメージ受けまくっている悟空状態ですよ。
しかも、ドアのかぎを閉めてなかった(歩くのがきつくて閉めに行けなかった)ので、「この状態で誰か来たら恥ずかしすぎる!」というのもあって、死ぬ気でズボンを引っ張りあげました。
傷口裂けたかと思った・・・。
その後も、寝返りうつのも痛いし、起き上がるのもつらい。
入院の際、我がままを言って、自動リクライニング機能があるベッドに替えてもらったのですが、本当に正解でした。
ベッドに起こしてもらわないと、起き上がれません!!
授乳のときは、看護婦さんに赤ちゃんを持ってきてもらって、寝ころびながらの授乳です。
寝ころびながらだと、授乳のベストポジションを探るのが難しくてしんどかった・・・。
幸い、ディディーは吸うのがかなり上手だったので良かったですが、全く吸うのが下手くそなチッチみたいなのが産まれていたら、たぶん母乳あげるの無理だったと思います。
授乳のときは、左右の乳を5分交代であげないと、乳首が切れていたくなります。
でも、左右を代えるのはおなかが痛くてツライので、15分交代くらいにしていました。
そのせいで両方の乳首が切れて激痛!!
2週間くらいずーっと痛くて、それもしんどかった。
お腹の痛みどめの坐薬があったのですが、「痛みどめを使うのは負けだ!」みたいな思い込みが自分の中にあり、なかなか使えませんでした。
「我慢できるなら我慢したほうが良い」と看護婦さんにも言われたし。
傷口の痛みは「我慢できるか?」と聞かれたら、陣痛ほど痛いわけではないので、我慢できます。
でも、だんだんと痛さと、自由に動けない不満とでウツウツ、イライラしてきました。
そこで、坐薬を入れてもらったら、一気に痛みが軽くなりました。
変に我慢するのもよくないですね。
そんな感じで、帝王切開は産後が本当にツライです。
普通分娩だったら、会陰の傷が痛いくらいですもん(まあ、それもけっこう痛かったですけど)
陣痛はゴールが見える痛みですが、帝王切開の傷の痛みはゴールが見えないのでツライのです。
あと、10日くらい風呂に入れなかったのも地味に辛かったですね。
産後はホルモンの関係で、めっちゃ暑くなるんです。
いつも汗びっしょりで不快!!
日本だと、3日後くらいから、傷口に防水シールを貼ってシャワーを浴びてOKらしいですが、こっちには防水シールなんてないので・・・。
頭を洗いたくて仕方がなかったのですが、水のいらないシャンプーを日本から持ってきていたので、乗り切ることができました。
お腹の痛さは、日々マシになっていきましたが、それでも2週間程度は痛かったです。
産後1か月は、チッチのときよりも体力消耗した感じでした。
(年のせいもあるかも!?)
ということで、「帝王切開、楽だったでしょ!?」は言わないように、皆さまお気を付けくださいませ~。
続く!
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最近気球のことばっかり書いていますね・・・。
ディディー出産記、まだ1回しか書いていませんでした。
全部で8回くらいになる予定です。
今日は2回目!
1回目はこちら。
ディディー出産記1「帝王切開編」
http://ngomyanmar.blog107.fc2.com/blog-entry-734.html

病院で激しく遊ぶチッチ。
本能的な恐怖を感じながらも、痛みは全くなく無事に終わった帝王切開。
でも、帝王切開はここからが大変なんです。
よく、マタニティ関係の本とかネットサイトとかで
「帝王切開は陣痛がないから楽でしょう」
「普通に産めなかったのか?」
などと他人から言われて傷ついた、という話を聞きます。
私なんかは、帝王切開のほうが100倍怖い!!と思っていたので、帝王切開で産んだ人には「よく決心したね、頑張ったね!」と思っていたのですが、世間には「帝王切開が楽」と思っている人もいるようです。
実際、私も「2人目のほうが帝王切開だから楽だったでしょ?」と聞かれました。
これ、NGワードですからね。
相手は日本人のおじさんだったので、「あー、この人わかんないんだろうな」と思って傷つきませんでしたが。
一人目は普通分娩、二人目は帝王切開で産みましたが、私は絶対に普通分娩のほうが楽で良い!と思います。
(安産だったというのもあると思いますが)
そりゃ、産む瞬間は帝王切開は麻酔されていますからね、痛くないですよ。
でも、手術が終わってからがシンドイんです・・・。
手術が終わってから6時間程度は麻酔が残っています。
少しずつビリビリが消えていく感じ。
「だんだん動けるようになってきたぞ!」と嬉しい気持ちになる一方で、傷口の痛みが少しずつ強くなってきます。
そして、冷房ガンガンの手術室に裸(というか、おなかの中まで切られて丸出し)でいたせいで、内臓が冷えて寒い!
他の人が半袖でいる室内で、厚い布団をかけて電気ストーブまでつけていました。

こんなに分厚い布団をかぶっていても寒い!
それだけではなく、後陣痛もきます。
子宮が収縮する痛みだそうですが、これが地味に痛い。
ま、でもチッチのときの陣痛に比べたらぜんぜんマシな痛みなので、後陣痛はそんなにつらくありませんでした。
むしろ、快感!?
(人によっては、本当の陣痛より後陣痛のほうが痛い人もいるらしいです。)
ディディーの陣痛を味わえなかった分、後陣痛で陣痛気分を味わいました。
一番嫌だったのが、管につながれていることでした。
点滴を手術後24時間しなくてはならず、腕には常に点滴の管がくっついています。
また、導尿も24時間しないといけませんでした。
麻酔が切れた後は、回復を早くするために寝返りをたくさんうてと言われるのですが、寝返ったときにこの2つの管が変なことにならないか心配で心配で・・・。
しかも、導尿のほうは、どこにどうつながっているのか、自分で見れなかったんです(起き上がれなかったため)。
後で見たら、床に置かれたアルパインのペットボトルに黄色いおしっこが溜まっていましたけど!
お見舞いに来た人に見られてて恥ずかしいわ!
チッチがお見舞いに来てくれたのは嬉しいのですが、この2つの管に引っかかって転んだら・・・と思うと、気が気ではありませんでした。
想像しただけで痛すぎる!!
チッチは若干赤ちゃん返りをしていて、やたらと甘えたがるんです。
病院に来て「やっとママと会えた!!」とテンションが上がるのか、普段よりも激しさ倍増!
「もう、お見舞いに来ないで!!!」と言ってしまうほどの恐怖でした。

こんな感じでテンション高すぎ!!
麻酔が切れると、おなかの傷が痛みます。
傷が痛いのもそうですが、動くときにおなかに力を入れられないのがさらにツライ!
手術後24時間たって、点滴と導尿が外れ、「イェーイ!着替えるぞ」と思ったのですが、立ち上がるのも激痛!
ズボンを引っ張りあげるのが本当に痛くてきつくて、「ウォー!!!」って、ドラゴンボールでダメージ受けまくっている悟空状態ですよ。
しかも、ドアのかぎを閉めてなかった(歩くのがきつくて閉めに行けなかった)ので、「この状態で誰か来たら恥ずかしすぎる!」というのもあって、死ぬ気でズボンを引っ張りあげました。
傷口裂けたかと思った・・・。
その後も、寝返りうつのも痛いし、起き上がるのもつらい。
入院の際、我がままを言って、自動リクライニング機能があるベッドに替えてもらったのですが、本当に正解でした。
ベッドに起こしてもらわないと、起き上がれません!!
授乳のときは、看護婦さんに赤ちゃんを持ってきてもらって、寝ころびながらの授乳です。
寝ころびながらだと、授乳のベストポジションを探るのが難しくてしんどかった・・・。
幸い、ディディーは吸うのがかなり上手だったので良かったですが、全く吸うのが下手くそなチッチみたいなのが産まれていたら、たぶん母乳あげるの無理だったと思います。
授乳のときは、左右の乳を5分交代であげないと、乳首が切れていたくなります。
でも、左右を代えるのはおなかが痛くてツライので、15分交代くらいにしていました。
そのせいで両方の乳首が切れて激痛!!
2週間くらいずーっと痛くて、それもしんどかった。
お腹の痛みどめの坐薬があったのですが、「痛みどめを使うのは負けだ!」みたいな思い込みが自分の中にあり、なかなか使えませんでした。
「我慢できるなら我慢したほうが良い」と看護婦さんにも言われたし。
傷口の痛みは「我慢できるか?」と聞かれたら、陣痛ほど痛いわけではないので、我慢できます。
でも、だんだんと痛さと、自由に動けない不満とでウツウツ、イライラしてきました。
そこで、坐薬を入れてもらったら、一気に痛みが軽くなりました。
変に我慢するのもよくないですね。
そんな感じで、帝王切開は産後が本当にツライです。
普通分娩だったら、会陰の傷が痛いくらいですもん(まあ、それもけっこう痛かったですけど)
陣痛はゴールが見える痛みですが、帝王切開の傷の痛みはゴールが見えないのでツライのです。
あと、10日くらい風呂に入れなかったのも地味に辛かったですね。
産後はホルモンの関係で、めっちゃ暑くなるんです。
いつも汗びっしょりで不快!!
日本だと、3日後くらいから、傷口に防水シールを貼ってシャワーを浴びてOKらしいですが、こっちには防水シールなんてないので・・・。
頭を洗いたくて仕方がなかったのですが、水のいらないシャンプーを日本から持ってきていたので、乗り切ることができました。
お腹の痛さは、日々マシになっていきましたが、それでも2週間程度は痛かったです。
産後1か月は、チッチのときよりも体力消耗した感じでした。
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