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ミンガラーバー

今日は6月1日!
ミャンマーの学校は、今日からスタートです。
われらがタンボジセンターの子供たちも、今日からニャウンシュエにある高校に通っています。

タンボジセンターは、このブログでは何度も登場していますが、ご存知ない方のために簡単に説明します。
TPAが運営しているセンターで、ミャンマーの高校生(9年生と10年生の2学年)の子供たちが8名ずつ、合計16名が寄宿生活を送っています。
南シャン州の各地より集まった希望者の中から選抜された16名です。


このセンターの目的は、「将来の農村リーダーの育成」です。

1) 学校教育
ニャウンシュエにある高校に通います。

2) 循環型農業畜産業
学校のない時間は、センターで循環型農業畜産業の実習を行います。

3) 生き方セミナー
週に1回、学校が休みの日にセミナーを行っています。
農業や環境問題についての講義、ソーシャル分野で活躍している人の講演会、ワークショップや日本の学生との交流など、普通のミャンマーの学校では経験できないいろいろなことを学びます。


このタンボジセンターは、今年で16年目を迎えます。

5月25日に、16期生8名がセンターにやってきました。
その日は私もセンターに行って、生徒や保護者に、心構え、規則やお願いしたいことなどの話をしてきました。

日本の団体が運営しているセンターというと、資金が潤沢にあると勘違いされがちですが、決してそうではないこと、運営資金は日本の里親さんたちのお気持ちがあるからこそだということを説明しました。


ここを理解してもらうのがけっこう大変です。
以前、この話をした後に「何か質問はありますか?」と聞いたところ、ある保護者から「車で学校まで送り迎えをしてほしい。車はないのか?」と言われたことがありました。
もう、怒り心頭です・・・。
さっきの私の話を聞いていなかったのですか、と。

しばらくして、その保護者は「TPAで塾の先生を雇って補講をしてくれないなら、もっと勉強に力を入れている寮に行くことにする!」と言って、子供を退寮させていってしまいました。

ミャンマーでは「10年生試験(大学入試のようなもの)に合格しなければ人にあらず」という言葉があるように、とにかく勉強、勉強、勉強と言っています。
しかし、タンボジセンターの目的は農村リーダーの育成なので、他の子供たちが勉強している間に農業の実習をしたり、セミナーを受けたりしなくてはいけません。
塾に通う町の子供たちに比べたら、タンボジの子供たちは勉強時間も短いし、塾の先生に習う機会も少ないです。

なので、その保護者が言いたいことも、わかるといえばわかります。
「日本の団体が運営する寮で、潤沢な資金でよい教育を受けられると思ったのに、車すらないし農業ばっかりで勉強する時間がないなんて!」と思ったのでしょう。
ミスマッチの結果、退寮という事態になってしまいました。

タンボジセンターだから勉強ができないというわけではなく、センターで頑張って10年生試験に合格する子はたくさんいますし、中には卒業後にエンジニア大学で主席をとり続けているようなすごい子もいるんですけどね・・・。
また、10年生試験に落ちてしまっても、村に帰って、センターで学んだ農業を頑張って実践している子もいます。


ほかにも、農業も勉強も頑張らず、センターの規則に従わずに退寮処分になってしまった生徒もいます。
センターは里親さんからのご寄付で運営されているので、規則に従えない生徒は里親さんの気持ちを踏みにじっていることになります。
そういう子には厳しく注意をし、それでも続くようなら退寮処分となります。

ここ数年、選抜時のミスマッチや規則違反による退寮が増えてきました。
本当は「貧しくて高校に通うのが困難だけど、優秀で頑張っている生徒」を選抜したいのですが、しっかりインタビューもして選抜しても、ふたを開けてみれば実はまあまあ裕福な家庭出身だった、ということもあります。
本当に貧しい生徒は、試験を受けにタウンジーまで出てくることすら大変なようなのです。

裕福な家庭出身の子を選ぶと、その分貧しい家庭の子が選ばれる席が減ることになりますし、裕福な家庭の子は農業に身が入らないことが多いです。
しかし、貧しい家庭出身の子は、彼らは勉強も農業も一生懸命頑張る傾向があると、今までの卒業生の様子からわかっています。


改善点は、2点です。
1) 選抜試験のときにタンボジセンターの考え方や規則について詳しく説明し、合わないと感じたらその場で選抜を事態してもらう(ミスマッチの防止)
2) 地域に詳しい少数民族団体に協力してもらい、候補生を集めてもらう「少数民族枠」の設置(本当に貧しい子供を選抜)

ということで、今年は2点の改善点を取り入れて、選抜試験を行いました。
少数民族枠は、シャン族、ダヌ族、インダー族、パオ族よりそれぞれ1名ずつ、計4名。
一般試験は4名。
合計8名の募集です。

改善した結果はどうなったのか・・・。

長くなったので、続きはまた次回♪



タンボジセンターの里親さん、現在募集中です。
今日から9年生になった8名の里親さんがまだ決まっていません。

<タンボジ奨学金>
対象:タンボジセンターに通う高校生
期間:9年生、10年生の2年間(14~16歳)
金額:月額1,000円から10,000円(お好きな金額を選べます)
支援体制:複数の里親さんで1人の生徒を支援します

お問い合わせ
認定NPO法人 地球市民の会 (担当:大久保)
〒840-0822 佐賀県佐賀市高木町3-10
0952-24-3334
okubo@terrapeople.or.jp

ご興味がある方は、担当の大久保までぜひお問い合わせお願いします。


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