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ミンガラーバー

今日は、出産のときのことについて書こうと思います。

もう、このときのことは、早く書きたくて仕方がなかったです。
人生の一大イベントである出産を、無事に終わらせた興奮がものすごくて、誰かにそのときの様子を語りたくて仕方がありませんでした。
産んだ日の夜は、興奮してぜんぜん眠れなくて、頭の中でブログに書く文章を考えていたくらいです。

ということで、まあちょっと私の話を聞いてください!
長くなりますけど。時系列で行きます。


12月25日(水)クリスマス
この日は、毎年TPAでクリスマスパーティー兼マネージャーのお誕生日会を開くのが恒例行事です。
マネージャーの子どもたちも冬休みでタウンジーに来ていますので、プレゼントを用意したり、ケーキや料理の準備をしたりして張り切っていました。
「クリスマスパーティーが終わってから産まれてくれ~」と思うほど。


朝方

軽い陣痛みたいなのが来ました。
あんまり痛くなかったし、間隔が1時間くらい空いていたので「まだまだだね。明日くらいに産まれるかな」という感じ。
クリスマスパーティー、もしかしたら行けないかも・・・?


12時半 検診へ。

本当は27日に来いと言われていたのですが、軽い陣痛が来たので念のためにクリニックに検診に行きました。
赤ちゃんはだいぶ下のほうに降りてきているけど、子宮口の開きがまだ1cmしかないということで、「今晩入院して、明日産まれるくらいでしょう」と言われました。
「クリスマスパーティーがあるのですが」というと、「じゃあ、クリスマスパーティーに顔出してから入院したら良いよ」と主治医の先生。


13時 病院へ。

出産する病院へ行き、個室の予約を入れました。
このときはまだ個室が空いていなかったので、14時以降に部屋を見に来るようにとのこと。


13時半 TPAの事務所へ。

もし急に産まれることになったらいけないので、私が準備を担当していた料理とプレゼントをTPA事務所に届けに行きました。
「夕方また来るけど、陣痛が強くなったら来られないかも。まあ、たぶん来られるでしょ」と言いながら。


14時 夫の店へ。

特にすることもなく、陣痛も治まっていたので、夫の店でネットして暇つぶしをしました。
「入院してきます!」というブログの更新も、このときにしました。


15時 親戚の家へ。

夫のお母さんが近くの親戚の家に行くというのでついていきました。
このときから、急におなかが痛くなってきた!しかも間隔が3分くらいに。

たまごクラブには、10分間隔になったら病院に行けと書いてありました。
1時間、30分、15分、10分・・・と徐々に間隔が短くなるものだと思っていたのですが、2時間くらいぜんぜん痛くなかったくせに、いきなり3分になりました。
「いきなり3分間隔というのは変だ。あんまり痛くないし、これは本当の陣痛じゃないんだろうな」と思う私。


16時 病院へ。

とりあえず病院の部屋を見に行こうということで、親戚とお母さんと一緒に病院へ行きました。
このとき、陣痛は2分間隔くらいになり、痛みも増してきました。本当の陣痛っぽい感じ!
部屋を見るだけのつもりでしたが、そのまま入院することになりました。
親戚が付き添ってくれ、お母さんは夫を呼びだして、入院準備セットを家にとりに行きました。


16時半 病室にて。

病室に入ると、毛を剃られました。
これは事前に噂で聞いていたことなので、動揺することなく剃られました。

なんだかウ○コをしたい感じになってきてトイレにこもりました。
子供産むときに一緒にウ○コも出てきたら困るし、恥ずかしいので、早めにウ○コを出しておこうと思ったのです。
でも、親戚に「それ、たぶん子供だから!トイレから出ておいで」と言われ、ウ○コはあきらめました。

このときはだいぶおなかが痛くなってきたけど、まだ耐えられるレベルでした。
親戚に腰をさすってもらうと楽になります。
この親戚のおばちゃん(いとこだけど)は、元医者なので安心です。

主治医の先生を呼んでもらっているけど、「17時になったら来るから」と言われ、早くきてほしいなぁと思いつつ痛みに耐えました。


17時 かなりおなかが痛くなってきた!

かなりおなかが痛くて、大きな声を出さないとダメになってきました。
まだ夫とお母さんは到着せず、親戚のおばちゃんが付き添ってくれているのみです。

たまごクラブでは「あまり早くからいきむと良くない。子宮口が開く前にいきむと、閉まっているドアに赤ちゃんが体当たりしているようなものだ」みたいに書いてあったので、いきむのを我慢していました。
でも、おなかがかなり痛くなってきて我慢できないくらいになってきました。

「いきみたいんだけど」と言うと下っぱのドクターが「いきんで良いよ(っていうか、いきめ!)」と言います。
親戚もお母さんも「いきまないと!いきむことで、子宮口が開くから」とのこと。

たまごクラブと言っていることが違うんだけど・・・。
ドアに体当たりだよ、と思いましたが、限界!
「ドアに体当たりさせてごめん!でも、もう無理!!」と心の中でチッチに謝りながらいきみました。

いきもうとしたらオシッコがしたくなったのですが、すでにおなかが痛くてトイレにもいけず、携帯便器?みたいなのですることに。
そしたら血が出てきた~!!こわい~!!
ビビったのとおなかが痛いので、半泣きで親戚にしがみつく私。


17時半 夫到着!

荷物を取りに行っていた夫がやっと到着しました!
腰をさすってもらいました。
夫が気を利かせて肩や背中のほうをさすってくれましたが「違う!腰!!さっきのところ!」と怒る私。

このときにはかなり痛くて、大絶叫!
演劇部だった私の大きな声が病院中に響き渡りました。

17時に来ると言った主治医はまだ来ません。
下っ端みたいな医者が来てくれましたが、ろくに診察はせず・・・。

「12時半の段階で子宮口が1cmしか開いていなかったんだから、産まれるのは夜の10時くらいです。1時間に1cm開いて、10cm開かないと産まれませんよ」
「そんなに痛いなら、帝王切開にしますか?今でこんなに痛がっていたら、たぶん耐えられないと思いますよ」

下っ端医者がそう言ったとき、私はおなかが痛すぎて話ができる状態ではありませんでしたが、もう少しで「帝王切開にしてください」と言うところでした。
ものすごく痛くて、この痛みがあと5時間続く、しかもさらに痛くなるということで、「たぶん、私、死ぬ」と思うほど。
痛みの波はありますが、痛くない瞬間が一瞬もなく、常に「めっちゃ痛い」と「死ぬほど痛い」の間をさまよっていました。

「世の中のお母さんたちは、こんな痛みに10時間以上も耐えてきたって、尊敬する!
私はあと1時間くらいでたぶん死にます。
陣痛で死ぬことはない、というのは嘘だった・・・」
と、死を覚悟しそうになりました。

帝王切開をあれだけ嫌がっていたのに、切るしかないような気がしてきました。
帝王切開にしてもらうにも、常に痛くて、大声で叫んでもがいている状態でしたので、「麻酔打つの無理じゃない!?」と、変なことを心配しながら。
とりあえず、主治医の先生の到着を待って、主治医が「10時までかかる」と言ったら、帝王切開をお願いしようと思いました。

10時までかかると言われたため、お母さんが「スタミナがなくなるから声を落しなさい」とか、「食べておかないと力が出ないよ!」と言いながら肉まんを口に入れてきました!
こっちは肉まんどころじゃない!!と、心の中で叫び、肉まんを払いのけました。


18時 主治医到着

18時になる直前、やっと主治医が到着しました。
「どれどれ、ちょっと見るね」と言って、私にあおむけになるように言いましたが、痛すぎてあおむけになるのもしんどい私。

主治医が手袋をはめて「どれどれ」と見た瞬間、「頭が出かけてる!!」と絶叫。

夫のお母さんも見ていたのですが、赤ちゃんの髪の毛が見えたそうです。
私も自分で触ってみたら、髪の毛の感触がわかりました!

そこからはもう嵐のようでした。
急いでストレッチャーに乗せられ、手術室に移動しました。
看護師さんに「すぐだから、我慢してね」と言われましたが、もうパニック!
我慢できない!!

移動中のストレッチャーの上で、チッチの頭が出たのがわかりました。
手術室に入ってから、あおむけになりたいのに、あおむけになったら産まれてしまうので、看護師さんに抑えられて横向きに寝かせられます。
手術室に入るときは、本当は手術着に着替えるのですが、そんな暇も全くなし!

主治医は手術用のエプロンを着るのに手間取ってなかなか来ない!
チッチの頭が出てきて、1回ちょっとひっこんで、また出てきています。もうひっこまない!
「出てる!出てる!」と絶叫する私。恐怖でパニック状態です。

主治医がやっとエプロンを着終わり、私はあおむきにされて足を固定されました。
「なんでもっと早く呼ばないの!早く早く!」と看護師を叱責しながら、主治医がハサミでチョッキン!!

ハサミで切った瞬間、チッチがものすごい勢いで飛び出してきました。
普通は医者が赤ちゃんを受け止めると思いますが、チッチの勢いが凄すぎて、主治医の手が間に合わず・・・。
そのまま分娩台の上にチッチは落ちました。(床まで落ちなくて本当に良かった・・・)

急に痛くなくなったので、ビックリして呆然としてしまいました。
「ミャー!!ミャー!!」と猫のようなチッチの泣き声が聞こえ、「ヤウチャーレー!(男の子)」と主治医の声が聞こえました。

18時05分、チッチ無事誕生です。

それから1分もしないうちに胎盤が出てきて、麻酔を打たれ、切れたところを縫われました。(普通は切る前に麻酔するのでは・・・?)
私が処置を受けている間、チッチは別室で身体を拭かれたり注射されたりしていて、チッチと対面できたのは18時20分ごろでした。


18時半 TPAに電話

夫がTPAに電話し「子供が産まれたから、今日はクリパに行けない」と連絡しました。
「えっ!もう産まれたの!?」とビックリされました。

チッチ誕生時

産まれたてのチッチ。
別室で処置を受けています。


・・・ということで、チッチはめっちゃ安産でした。
早すぎて、病院中がビックリで、医師や看護婦の間で噂話になるほど!
夫に立ち会ってもらうつもりでしたが、立ち会う暇もなし!

でも、私的には「安産」というより「不安産(不安なお産)」でした。
だって、主治医が来るのは遅いし、下っ端医師は10時までかかるとか言うし!

おそらく、普通は「ヒッヒッフー」とか言うくらいのクライマックス状態のときに「まだまだ産まれない」と言われましたからね。
一番痛いときに、「この痛みよりもっと痛いのが、あと5時間続く」と言われたんですよ。

そして、そんな痛みの最中に肉まんを口に押し込まれて・・・!!

最後は間に合うかどうかパニックで、ヒッヒッフーどころではなかったです。
何度も「深呼吸せねば!」「ヒッヒッフーせねば!」と思ったけど、痛すぎて無理~!!

日本だったら、助産師さんがついてくれて、「もう少しですよ」とかヒッヒッフーの誘導とかしてくれるのかもしれませんが、ミャンマーでは何もなしでした。
むしろ、「あと5時間」とかの間違い情報を言われるし・・・。

そんな不安産でしたが、無事に産まれて、今では笑い話です。

出産直後

出産直後の私。

それにしても、タウンジーで出産してよかったです。
もしヤンゴンだったら、シュエゴンダインの交差点あたりの渋滞につかまり、車の中で産まれていたかも!?
一人目よりも二人目のほうが早く産まれるそうなので、今から二人目が不安です。

ちなみに、「あと5時間」と言った下っ端医師は、その後まったく姿を見せませんでした。
男性医師だったから、診察するのも「アーナーデー(申し訳ないので)」とか言って見てくれなかったみたいですが、医者が「アーナーデー」とか言ってる場合じゃないですよね!?
その後見かけたら、めちゃくちゃイヤミを言おうと思っていたのに・・・残念。


ということで、出産話でした。
あ~、書いてスッキリ!
長々とお読みいただき、ありがとうございました。


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