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ミンガラーバー

ミャンマーブロガー友達の「どーもとる」さんがタウンジーに遊びに来てくれた件、以前も書きました。
とるさんも、タンボジセンターやタウンジーのことを書いてくださっているので、ぜひ見てみてください!!
私の写真も載ってるよ♪

http://dreamction.blog.fc2.com/blog-entry-355.html
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さて、7月29日に、やっと入籍できました~!!

「まだだったの!?」という声も聞こえてきそうですが・・・。

5月1日に結婚式をしましたが、その日の午前中にムスリムのえらい人立会いのもと、一応結婚誓約書はサインしていました。

ミャンマーで結婚したあとに、在ミャンマー日本大使館に婚姻届けを出せば、日本でも正式に結婚したことになります。
それで、いろいろ手続きについて聞くために大使館に問い合わせてみたのです。

すると、ムスリムの偉い人がサインした書類は、どうやらミャンマーの法律的に認められる形式ではないようで・・・。
「ミャンマーの法律に基づいた結婚誓約書が必要です」と言われてしまいました。
(電話対応してくださった人は、丁寧で優しかったです)

ミャンマー人同士の結婚なら、ムスリムの偉い人のサインで何も問題ないのになぁ。
日本に出す際に問題勃発!

ということで、ミャンマーの法律に基づいた結婚誓約書にサインすべく、夫に頑張ってもらいました。


親戚に弁護士だった人がいるので、いろいろ教えてもらったところ、「妻が外国人で夫がミャンマー人の場合は簡単に結婚できる」とのこと。
裁判所に行って、裁判官の前でサインすれば良いそうです。

「妻が外国人の場合は簡単」と噂には聞いていましたが、やっぱりそうなのか・・・。
たしか、「夫が外国人で妻がミャンマー人」の場合も結婚できると法律が変わったはずなんだけどなぁ。

しかも、裁判所でサインするためには「仏教徒同志の自由意思による結婚」でなければいけないそうです。
以前はムスリム同士でもできたのかもしれませんが、最近の仏教徒とイスラム教徒のイザコザのせいで、仏教徒以外の結婚は裁判所が受け付けてくれないとのこと!
「怖くて取扱いできない・・・」だって。なんじゃそりゃ!
ということで、私たちは仏教徒として結婚することになりました。

彼が裁判所にお願いに行ってから、3週間ほど。
ある日いきなり「今日サインできるから!」と裁判所より呼び出され、サインをしに行ってきました。

必要な書類は以下のとおり
・私のパスポート
・彼の国民登録書
・結婚式の招待状、写真、DVDなど結婚の事実がわかるもの
(結婚式の写真は、ムスリムのお客さんが写っているものは抜いていました。)

その他、なぜか私の戸籍謄本の写し(日本語で書いてあるので読めないはず)や産婦人科の診察手帳なども参考資料として提出していました。

裁判所に行くと、裁判官の助手みたいな人が優しくいろいろ教えてくれました。
「あなたは仏教徒よね?自由な意思で結婚するのよね?」と何度も確認してきます。

「本当は外国人との結婚は面倒だからやりたくないんだけど、奉仕の心でやってあげるからね」と、ちょっと恩着せがましい感じでした。
どうせ袖の下を要求するくせに・・・と思いながらも、「ありがとうございます」と答える私たち。


そうして待っていると、奥の裁判官の部屋に通されました。
かなり年配のおばちゃん裁判官が、パスポートや国民登録書が本物かどうか、スペルミスがないかなどを確認しました。

そして、「仏教徒よね?」と尋ねてきます。
「そうです」と答える私。
事前に「いらんこと言わずに、なんでもハイと答えるように」と夫より注意されていたので、「本当はムスリムです」とは言いません。

すると裁判官が、「パスポートのどこに仏教って書いてあるの?」と聞いてきました。
いや・・・パスポートには書いてないんですけど。
戸籍謄本のコピーも(読めないくせに)見ていましたけど、もちろん載っていません。

「日本では政府が宗教を聞くことはありません。でも、日本は仏教国で私は仏教徒です」と答えることで、なんとかクリアしました。


それから、私に向かって「夫が○○するから結婚するのか?」と聞いてきました。
「○○する」のところの単語が難しくてよくわからず、「なんでもハイと答えるように」と夫から言われていたので「ハイ」と答えそうになりました。

でも、周りの雰囲気をよんで「自分の意志です」と答えた私。グッジョブ!
「○○する」は「脅す、強制する」というような意味だったそうです。
「ハイ」と答えていたら危なかった~。


夫も「仏教徒か?」と聞かれていましたが、「そうです」と答えて楽々クリア。
夫はなんと国民登録書にも、何かあったときに便利なように「仏教徒」と書いていたので、本当に楽勝でした。

そんな感じでヒヤヒヤする局面はありましたが、恩着せがましい助手の「妊婦だから早くサインしてあげないと・・・」というアシストもあり、なんとかサインをしてもらうことができました。

これで、日本大使館に提出できる結婚誓約書が準備できました!


しかし、裁判所というのは、いろいろと不快なことがありますね。

まず、仏教徒同士じゃないとサインをしてくれないこと。
私たちは不良ムスリムですから、べつに「仏教徒」と書類に記載されようがなんだろうが構わないのですが、本気のムスリムの人たちからすると苦痛ですよね。

日本大使館の人が「今までムスリムのミャンマー人と結婚した前例がない」と言っていましたが、そりゃそうです。
ムスリムだと「ミャンマーの法律に基づいた結婚」が不可能なんですもん!


あとは、「ワイロ」のこと。
優しげにしてきた裁判所の助手ですが、夫に対して小声で「外国人相手だから、50,000ksくらいは必要です。ミャンマー人同士だったらこんなにかからないんだけど、外国人だから」などと言っていました。
そこで渋ってサインしてもらえなくなったら困るので、夫も「大丈夫ですよ」と答えていましたが。

サインの後も、パスポートや国民登録書はすぐに返してもらえませんでした。
ワイロをちゃんと支払ったら返してくれるシステムだそうです。

夫はワイロの額を少なくしようと努力していて(笑)、雨が降っているのにバイクで裁判所まで行きました(車を持っていると、お金持ちだと思われてワイロの金額があがるから)。
ゴールドのネックレスも隠して、なるべくボロボロの服で行きました(笑)
申請してから何度も催促に行くと「早くしてあげるからワイロを!」ということになるので、なるべく催促に行かずに静かに待ち続けました。

それでも、中国系ということと日本人の嫁ということで、ワイロ額合計15万ksかかったそうです。
他の人は60万ksかかった話などを聞いていると、15万ksで済んで良かったという感じですけどね。


ワイロにいらついた私は、事務所に戻ってミャンマー人スタッフに「医者と裁判官はどっちが儲かるのか?」と聞くと、「医者」という答えが返ってきました。
「医者は1人につき4,000ksの診察料で、1日30人は見るから、毎日12万ksは稼げる」とのこと。

でも、医者はちゃんと仕事をして稼いでいますが、裁判官は国からの給与もある上でワイロですからね。
「日本だったら、市役所がタダで婚姻届を受理してくれるよ!」と言いたいですね!



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