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ミンガラーバー

前回記事の続きです。

前回記事
ミャンマー仏教徒とカラーの争い
http://ngomyanmar.blog107.fc2.com/blog-entry-470.html


前回記事の最後に、ミャンマー仏教徒は、カラーに対して差別意識と憎悪の感情を持っていると書きました。
もちろん、全員がそうではありませんが、そういう人が多いなぁと感じます。

私が彼と結婚するためにムスリムに改宗するということを話すと、彼のことを知らない人からは100%の確率で「やめたほうが良い」という話をされました。

やめたほうが良いのは何故か、理由もいろいろ言われました。


1)他宗教の嫁をもらったムスリムは、出世できる。

ムスリムの偉い人は、だいたい他宗教の嫁をもらっている。
他宗教の嫁をムスリムに引き入れたことで、評価されて、出世できる。
だから良くない!

→うちの彼は不良ムスリムで、モスクにも行かないので、出世する気なし!


2)他宗教の嫁をもらったムスリムは、お金をもらえる。

特に、有名人の娘などをムスリムに改宗させることができると、大きな金額がもらえる。
そのお金は妻にあげることはなく、夫が好きなように使う。
だから良くない!

→これは、彼に聞いたところ、もらえないとのこと。仏教徒が作りだした噂話です。


3)嫁を4人まで持ってよいので、確実に浮気される。

ムスリムの決まりでは、嫁を4人まで持ってよいことになっているので、今は良くても、そのうち浮気されたり他の嫁を連れてこられたりされる。
だから良くない!

→そもそも、ミャンマーは金さえあれば一夫多妻が認められる国です。それを言うなら、ミャンマー人と結婚しても一緒では?


4)21世紀はカラーの時代になるようにもくろんでいる。

こちらのカラーの店には、786と書いてあるが、その意味は、7+8+6=21。
つまり、21世紀はムスリムの世紀になるということを表している。
仏教徒は相手の宗教が何であれ受け入れるが、改宗しないと結婚できないというのはおかしい。
だから良くない!

→786は、挨拶の言葉。「いただきます」とか「こんにちは」などの意味がある「ピスミナー」(アラビア語?)という単語に似ているので、786と表記するそうです。084(オハヨー)みたいな感じ?それを、仏教徒が勝手に間違えた解釈をしているそうです。

などなど・・・。


ある友人には、お坊さんのところまで連れていかれ、お坊さんから「ムスリムと結婚しないように」と説得されたこともありました。

「イスラム教は劣った宗教である。結婚して2~3年は良いかもしれないが、その後死ぬまではもちろん、来世までずーっと不幸になるぞ!それでも良いのか」

と、お坊さん。
私は面倒だったので、「考えておきます」と答えましたが、「考えてはダメだ!今すぐに別れろ!!」と大きな声で言ってきます。

知らない坊さんに「別れろ!」と言われ、来世まで不幸になると呪いの言葉をかけられ、なんだか悔しくて涙が出てくる私。

その横で日本語がしゃべれる信者のおばさん(初対面)が、「本当、間に合って良かった~。結婚する前にお坊さんに会えて、良かったですね」としみじみ言ってくるのが、ものすごく気に障りました。

その後、お坊さんにお守りの数珠みたいなのをもらったけど、嫌だったから捨てちゃった(笑)。


こんな風に、噂が噂を呼び、妄想で「怖い宗教」と決めつけてしまっている雰囲気があるようです。
日本人からしても、イスラム教ってよくわからないので、怖いイメージありますもんね。

でも、彼のことを知っている人は、誰も結婚に反対しませんでしたよ。
最後のほうには、「知らない人は勝手に好きなこと言ってくださ~い」と開きなおりました。



さて、一連の仏教徒とカラーの対立ですが、ジャーナルなどでは、「軍政に戻したい人たちの陰謀説」が書かれているそうです。
(自分でジャーナルを読んだわけではなく、友人から聞いた話なのでちょっと不正確かもしれません)

なんでも、事件が起こった日が不自然すぎるそうです。
外国から国連関係の人が来ているときを狙ったように事件が起こったり、今回のラショーはMay30(2003年5月30日にスーチーさんが暗殺されそうになった事件があった。そのちょうど10年後)という日付だったり・・・と。
最初に事件をしかけたカラーは、海外から来た人だという説もあります。

たしかに、仏教徒とカラーの対立がひどくなり、軍の力で抑える必要がある!ということになったら、軍政に戻したい人たちは喜びそうですもんね。

ということで、私たちが気をつけなければならないのは、そういう陰謀のせいで事件が起こっていることに気づき、変な憎しみ感情をお互いに抱かないようにすることだと思います。

友人(仏教徒)は、「陰謀説を信じているので、カラーに対して怒ることはない」と言っています。
そういう態度を皆が冷静にとれるようになることを祈ります。


これ以上、物騒な事件が起こりませんように・・・。
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