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2012.06.29
タンボジサポーター募集中!タンボジセンターが出来た背景とは!?
ミンガラーバー
すでにFacebookの地球市民の会ページに告知したのでご存知の方も多いかと思いますが
(地球市民の会のFBページはこちら!「いいね!」を押すと最新情報がゲットできます)
タンボジサポーター、どんどん募集中であります。
タンボジセンターは、1999年より運営している農業センターです。
インレー湖のほとりのタンボジ村に位置し、ミャンマーの高校生16人が生活しながら、学校の勉強や農業知識の習得に励んでいます。
詳しくはこちら。写真付きのパンフレットです。
タンボジセンターの高校生たちは、将来は農村の開発リーダーになることが期待されています。
1学年8名のみ受け入れの少数精鋭で、ミャンマーの将来を担う人財を育成しています。
タンボジセンターが何をやっているのか、どんな感じなのかはブログでも何回かご紹介していますので、今日はタンボジセンターが作られた背景や目的について書きたいと思います。
タンボジセンターを作った方からお聞きした話を、ご紹介したいと思います。

1)タンボジセンターができた背景を教えてください。
私がミャンマーでプロジェクトを始めようとしたとき、プロジェクト地域の人々は外国人に対し、自分たちは援助を受ける側の人間だという態度で接して来ました。すでに「もらいグセ」がついていました。
また、国連など多くの開発関係者は、ここでの仕事を単なる自分の飯の種としか考えていませんでした。
地域の人々のためではなく、自分のために、今の契約が切れた時に次の仕事をとるために、この地域で開発をやっていました。
結局、彼らは金を追って仕事を行っていましたので、3年、5年の任期が終わるとどこかへ行ってしまいました。
一方、プロジェクトがなくなった村は、依存心ばかりを増長させた村人が残るだけで村は良くなりません。
そこで、私は開発ワーカーをタンボジで育成して、彼らを通じて村の開発を行おうと考えました。
ミャンマーのプロジェクトは10年を3つのフェーズに分けた総合農村開発でしたから、人財の育成が一番大切だと考えていました。
2)タンボジセンターができた当初の目的は何ですか?
「農村開発の出来る農村リーダーの育成」です。
本来、地域開発はそこに住んでいる人々が行うものだと思います。
もちろん、外国の開発ワーカーが来てお手伝いするのは悪いこととは思いませんが、私たちはそこに一生住む人ではないからです。
農村開発を行う場合、その地域に住む人たちの総意で、自分の村の将来を創りあげていくことが理想だと考えます。
海外のNGOワーカーは、そのお手伝い役、プロジェクトが始動するためのスターターの役目に徹するべきです。
所詮、私たちはそこにいつまでも住めないし、彼らや地域の将来に対して、最後まで責任を持てないからです。
私は農林水産省農業者大学校(農民リーダー養成大学)を卒業しましたので、タンボジで行っている農村調査や自家経営診断等のフィールドワークや生き方セミナーは、私が大学時代に学んだことを実施したのです。
タンボジセンターで学ぶ学生たちには、「志高く、人の役に立つ人間になってほしい」と願っています。
タンボジセンターの役割は、「自らが自らを助け、自らの村を良くしていくことのできる人財を育成していくこと」です。

想いがひしひしと伝わってきますね。
私も先人の志を受け継いで、タンボジセンターの運営をしていかなければなりません。
最初のころは日本人がつきっきりでタンボジの子どもたちを育成していたようですが、今ではほとんど現地スタッフに任せ、私は週に一度、様子を見に行ったり、人生生き方セミナーの講師をしたりしています。
最初のころからずっと続けて頑張ってくれているスタッフもおり、創始者の想いは今も現地で行き続けています。
ということで、なかなか言葉では伝えづらいタンボジセンターの活動意義やその成果なのですが、共感していただけると良いなぁと思います。
しかし、いくら素晴らしい想いがあっても、お金がなければ運営していくことができません。
そこで、タンボジセンターを今後継続していくために、タンボジサポーターとなって応援してくださる方を大募集しています。
一口1000円からできる気軽な寄付です。
ちょっとイイネ!と思ったら、ぜひぜひサポーターになってください!
1口でも寄付をすれば、タンボジサポーターとして登録され、タンボジセンターの様子を紹介した「タンボジだより」などの楽しい特典を受け取れるようになります。
おっ!と思ったら、ぜひともすぐにお振込みを!
こういうのって、すぐに忘れてしまって、なあなあになりがちです。
もちろん、TPAの佐賀事務所に直接お金を持っていってもOKです。
口座番号: 01790-3-26351 (ゆうちょ銀行)
口座名義: 特定非営利活動法人 地球市民の会
※通信欄に「タンボジサポーター」とご明記ください。
※当会へのご寄付は、寄付金控除の対象となります。詳しくはお問い合わせください。
お問い合わせ先:
特定非営利活動法人地球市民の会(担当:藤瀬)
電話番号:0952-24-3334 ファクス:0952-26-4922
メールアドレス: fujise@tpa.nk-i.net
ちなみに、このブログを読んでいるよーという方は、通信欄に一言書き込んでもらえると、私が喜んで、ミャンマーから感謝状を送ってしまうかもしれません!
ちょっと今お金がなくて無理よ~という方、フェイスブックや口コミなどでお知り合いの方に宣伝してくださるだけでも嬉しいです。
よろしくお願いします!
すでにFacebookの地球市民の会ページに告知したのでご存知の方も多いかと思いますが
(地球市民の会のFBページはこちら!「いいね!」を押すと最新情報がゲットできます)
タンボジサポーター、どんどん募集中であります。
タンボジセンターは、1999年より運営している農業センターです。
インレー湖のほとりのタンボジ村に位置し、ミャンマーの高校生16人が生活しながら、学校の勉強や農業知識の習得に励んでいます。
詳しくはこちら。写真付きのパンフレットです。
タンボジセンターの高校生たちは、将来は農村の開発リーダーになることが期待されています。
1学年8名のみ受け入れの少数精鋭で、ミャンマーの将来を担う人財を育成しています。
タンボジセンターが何をやっているのか、どんな感じなのかはブログでも何回かご紹介していますので、今日はタンボジセンターが作られた背景や目的について書きたいと思います。
タンボジセンターを作った方からお聞きした話を、ご紹介したいと思います。

1)タンボジセンターができた背景を教えてください。
私がミャンマーでプロジェクトを始めようとしたとき、プロジェクト地域の人々は外国人に対し、自分たちは援助を受ける側の人間だという態度で接して来ました。すでに「もらいグセ」がついていました。
また、国連など多くの開発関係者は、ここでの仕事を単なる自分の飯の種としか考えていませんでした。
地域の人々のためではなく、自分のために、今の契約が切れた時に次の仕事をとるために、この地域で開発をやっていました。
結局、彼らは金を追って仕事を行っていましたので、3年、5年の任期が終わるとどこかへ行ってしまいました。
一方、プロジェクトがなくなった村は、依存心ばかりを増長させた村人が残るだけで村は良くなりません。
そこで、私は開発ワーカーをタンボジで育成して、彼らを通じて村の開発を行おうと考えました。
ミャンマーのプロジェクトは10年を3つのフェーズに分けた総合農村開発でしたから、人財の育成が一番大切だと考えていました。
2)タンボジセンターができた当初の目的は何ですか?
「農村開発の出来る農村リーダーの育成」です。
本来、地域開発はそこに住んでいる人々が行うものだと思います。
もちろん、外国の開発ワーカーが来てお手伝いするのは悪いこととは思いませんが、私たちはそこに一生住む人ではないからです。
農村開発を行う場合、その地域に住む人たちの総意で、自分の村の将来を創りあげていくことが理想だと考えます。
海外のNGOワーカーは、そのお手伝い役、プロジェクトが始動するためのスターターの役目に徹するべきです。
所詮、私たちはそこにいつまでも住めないし、彼らや地域の将来に対して、最後まで責任を持てないからです。
私は農林水産省農業者大学校(農民リーダー養成大学)を卒業しましたので、タンボジで行っている農村調査や自家経営診断等のフィールドワークや生き方セミナーは、私が大学時代に学んだことを実施したのです。
タンボジセンターで学ぶ学生たちには、「志高く、人の役に立つ人間になってほしい」と願っています。
タンボジセンターの役割は、「自らが自らを助け、自らの村を良くしていくことのできる人財を育成していくこと」です。

想いがひしひしと伝わってきますね。
私も先人の志を受け継いで、タンボジセンターの運営をしていかなければなりません。
最初のころは日本人がつきっきりでタンボジの子どもたちを育成していたようですが、今ではほとんど現地スタッフに任せ、私は週に一度、様子を見に行ったり、人生生き方セミナーの講師をしたりしています。
最初のころからずっと続けて頑張ってくれているスタッフもおり、創始者の想いは今も現地で行き続けています。
ということで、なかなか言葉では伝えづらいタンボジセンターの活動意義やその成果なのですが、共感していただけると良いなぁと思います。
しかし、いくら素晴らしい想いがあっても、お金がなければ運営していくことができません。
そこで、タンボジセンターを今後継続していくために、タンボジサポーターとなって応援してくださる方を大募集しています。
一口1000円からできる気軽な寄付です。
ちょっとイイネ!と思ったら、ぜひぜひサポーターになってください!
1口でも寄付をすれば、タンボジサポーターとして登録され、タンボジセンターの様子を紹介した「タンボジだより」などの楽しい特典を受け取れるようになります。
おっ!と思ったら、ぜひともすぐにお振込みを!
こういうのって、すぐに忘れてしまって、なあなあになりがちです。
もちろん、TPAの佐賀事務所に直接お金を持っていってもOKです。
口座番号: 01790-3-26351 (ゆうちょ銀行)
口座名義: 特定非営利活動法人 地球市民の会
※通信欄に「タンボジサポーター」とご明記ください。
※当会へのご寄付は、寄付金控除の対象となります。詳しくはお問い合わせください。
お問い合わせ先:
特定非営利活動法人地球市民の会(担当:藤瀬)
電話番号:0952-24-3334 ファクス:0952-26-4922
メールアドレス: fujise@tpa.nk-i.net
ちなみに、このブログを読んでいるよーという方は、通信欄に一言書き込んでもらえると、私が喜んで、ミャンマーから感謝状を送ってしまうかもしれません!
ちょっと今お金がなくて無理よ~という方、フェイスブックや口コミなどでお知り合いの方に宣伝してくださるだけでも嬉しいです。
よろしくお願いします!
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みっつん
はじめまして。
去年の鹿児島大学のスタディツアー参加者で、カンカウン村学校建設プロジェクトもちょこっとやっています。
中島みつみです。
あ、あと、8月下旬くらいからナウンカセンターでインターンに参加させて頂く予定です♪(v^_^)v
最近、すずきさんのブログを知りました。渡航前でとても勉強になります。もっと知りたいくらいです笑。
TPAさんの考え方はとても共感できます。
私は東北大震災ボランティアに昨年、五月頃に飛び込みました。その頃は震災から二ヶ月後で、食糧などはかなり行き届いていました。しかし、まだまだ炊き出しのシステムがなかったりして、避難所ではパンなどが配給されるという厳しい現状でした。
そのとき感じたことは『私たちボランティアが炊き出しすることは簡単だ。しかしボランティアはいつか帰ってしまう。』ということでした。
だから、住民自らが炊き出しをしていけるシステムを考えることが必要だと思いました。
タンボジセンターの話がとても共感できたので、コメントさせて頂きました(^_^)
去年の鹿児島大学のスタディツアー参加者で、カンカウン村学校建設プロジェクトもちょこっとやっています。
中島みつみです。
あ、あと、8月下旬くらいからナウンカセンターでインターンに参加させて頂く予定です♪(v^_^)v
最近、すずきさんのブログを知りました。渡航前でとても勉強になります。もっと知りたいくらいです笑。
TPAさんの考え方はとても共感できます。
私は東北大震災ボランティアに昨年、五月頃に飛び込みました。その頃は震災から二ヶ月後で、食糧などはかなり行き届いていました。しかし、まだまだ炊き出しのシステムがなかったりして、避難所ではパンなどが配給されるという厳しい現状でした。
そのとき感じたことは『私たちボランティアが炊き出しすることは簡単だ。しかしボランティアはいつか帰ってしまう。』ということでした。
だから、住民自らが炊き出しをしていけるシステムを考えることが必要だと思いました。
タンボジセンターの話がとても共感できたので、コメントさせて頂きました(^_^)
2012/06/29 Fri 23:58 URL [ Edit ]
akari
>みつみちゃん
コメントありがとう!!
NKセンターに来てもらえるのは、私も現場もとても楽しみにしています。
「かごみん」にも参加してくださっているんですね。
「もらい慣れ」「援助慣れ」の状態にしてしまうことは、相手を人として見ていないことになるんじゃないかな、と私は思っています。
震災ボランティアに行ったことや感じたことなど、スタッフや研修生の皆にも是非話してください!
ミャンマー人は「日本=金持ち」と思っている節があるから、震災の話を聞くと、日本のドナーさんへの感謝の気持ちとか、もっと自分たちで頑張ろうという気持ちが出てくると思います。
コメントありがとう!!
NKセンターに来てもらえるのは、私も現場もとても楽しみにしています。
「かごみん」にも参加してくださっているんですね。
「もらい慣れ」「援助慣れ」の状態にしてしまうことは、相手を人として見ていないことになるんじゃないかな、と私は思っています。
震災ボランティアに行ったことや感じたことなど、スタッフや研修生の皆にも是非話してください!
ミャンマー人は「日本=金持ち」と思っている節があるから、震災の話を聞くと、日本のドナーさんへの感謝の気持ちとか、もっと自分たちで頑張ろうという気持ちが出てくると思います。
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2012/06/30 Sat 15:23 [ Edit ]
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まとめwoネタ速neo 2012/07/01 Sun 04:38
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