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ミンガラーバー。
前回の記事からの続きで、ルエトー村で実施した循環型農業研修についてです。

参加者の名前をメモしたら、やっと研修の始まりです。
いつもははじめにTPAの活動紹介をするのですが、この村は何度も研修をしていて皆が知っているので省略。
最初に、日本の農業について、トゥンウィンさんより紹介がありました。

<日本の農業について>
・日本は今は車などの工業が有名だが、昔は農業の国だった。
・第二次世界大戦後、日本にたくさん化学肥料や農薬が入ってきた。
・化学肥料、農薬を使ってみるととても収量が増えたので、皆が喜んでたくさん使用した。
・しかし、そのうち収量があがらなくなってきた。土地が疲弊し、化学肥料を昨年以上の量使用しなければならないようになってしまった。
・また、アトピーなど、今までになかった病気が増えてきた。これは化学肥料や農薬が一因となっているのではないかと言われている。
・昔は土地の力もあったし、アトピーなどの病気もほとんどなかった。ということで、昔の農業に戻ってやる必要があるのではないか、と日本人は考えた。
・そこで、循環型農業という考えが改めて見直された。
・日本の農業技術を教える研修というと、最新の技術かと思われるかもしれないが、実は日本が古くから行ってきている技術である。
・循環型農業は、土が疲弊することがなく、健康にもよく、コストも安い農業である。
・今はミャンマーにはオーガニック市場がなく、手間をかけて無化学肥料、無農薬で育てても、化学肥料、農薬をたくさん使った作物と同じ価格で売らなければならない。しかし、日本ではすでにオーガニックの作物は高く売ることができるようになっている。これからミャンマーでも、オーガニックが高く売れるようになるはずである。

パオ語で話しているからよくわからないけど、だいたいこんな話をしているはず。
次に、「お礼肥え」の話に入ります。

<お礼肥え>
・例えばお米を育てるとして、肥料をいつあげるか?植える前、植えた後である。
・しかし、日本の場合は、収穫した後にも肥料を入れている。(これを聞いて、馬鹿じゃないのか?と思って笑いだす人もたまにいます)
・何故かと言うと、お米を育ててくれた土に「ありがとう」の意味をこめて、堆肥を入れているからである。
・ミャンマー人は、自然からたくさん取ることばかり考えている。
・しかし、日本の古来の考え方では、自然から恵みをいただいた分、お返しをしなければならない。
・それが「お礼肥え」である。
・循環型農業は、この「お礼肥え」のように、自然と助け合いながら行う農業である。

それから、「土着菌」の話です。

<土着菌>
・Dochakkinというのは、土着の菌という意味の日本語である。
・その土地にいる菌だからこそ、その土地に合った働きをすることができる。
・その土地にある菌を採取すれば良いので、お金がかからない。
・土着菌は、森の土などにたくさんいる。

<土着菌の採取方法>
・森の土と米ぬかと糖蜜と水を混ぜて、水分量が60%になるようにする。
・葉っぱやビニールなどで多い、2~3日待てばできあがり。
・うまくできると、土が土着菌で真っ白になっている。発酵して温かく、ツンと酸っぱいにおいがする。

<土着菌堆肥の作り方>
・もみがら、牛糞、葉っぱやワラやとうもろこしの皮など畑から出るゴミ、土着菌を十分な量集める。
・もみがらを薄く丸く撒く、その上にワラ類、次に牛糞、次に土着菌を撒いていく。層になるように。
・再度、もみがらから始めてどんどん上に積んでいく。その際、十分に水をかけること。
・山のようになったら、最後に上からもみがらをかぶせて乾燥を防ぐ。
・3週間ごとに切り返して水を十分にかける。
・3カ月たてば出来上がり。畑に入れて土壌改良のために使用する。

ここまでTun Winさんが一気に説明しました。
あんまりよくわからない部分があっても、この後に実習をするので、それでだいたい理解してもらえるはずです。

ここからはTi Sanによる、木酢液の説明です。

<木酢液とは>
・虫を殺す薬ではなく、虫が嫌がって逃げて行く薬である。
・竹酢液、木酢液、もみ酢液があり、竹酢液が一番良い。
・薄めて畑に散布すると、虫がつかなくなる。また、作物も元気になる。
・炭焼きの要領で作ることができる。

たぶん、もっといろいろなことを話しているのですが、パオ語のためよくわからず・・・。
ボカシの話もしているっぽい?

つづく。
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