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ミンガラーバー
前回、前々回に引き続き、インターンシップについてです。
タンボジとナウンカのインターンシップ募集記事を掲載しましたが、一見したところ、2つの違いがわかりにくかったのではないでしょうか。
そこで今日は、タンボジとナウンカの違いについて説明しようと思います。


●タンボジセンター
<立地>
インレー湖のすぐ近くにあります。
観光客がよく車や自転車で通過していく場所です。
近くにはカウンダイン温泉があるので、水浴びが嫌になったときは温泉に行くことができます。
ニャウンシュエという観光客が泊まる町が近くにあるので、インターネットなどはやりやすいです。
ミャンマー料理に飽きたら、ニャウンシュエのレストランに行けるのも嬉しいポイント!
民族的には、インダー族が多く生活しているエリアです。

<一緒に生活する人>
タンボジセンターには、高校生(15、16歳)が16名、寄宿生活をしています。
高校生たちの民族はバラバラで、インダー族、ダヌ族、パオ族などがいます。
寮に住み込みのスタッフは5名。村から通いのワーカーさんが3名います。

<仕事内容>
高校生に対して日本語を教えます。
また、人生の先輩として、高校生にいろいろなことを教えます。
循環型農業、畜産を日々、高校生やスタッフと一緒に取り組みます。
観光客向けにオープンしている直売店の売り上げUPのため、商品開発やマーケティング、販売なども行います。
センターの自立運営に向けてアイディアを出し、形にしていきます。
その他、センターの運営に関すること、TPA事業に関することなどにもチャレンジします。

<タンボジおすすめポイント>
直売店の売上UPを目指すプロジェクトは、小さなビジネスをやってみたい!という人にお勧めです。起業家としての体験ができます。
高校生たちは頑張り屋さんで可愛らしい!癒されます。
女性スタッフもいますし、以前女性でインターンを体験した方もいますので、まあ安心。


●ナウンカセンター
<立地>
パオ族が住むナウンカという大きめな村にあります。
センターからすぐそばのナウンカ市場は、地元の人たちでにぎわっています。
タウンジーからは車で1時間弱。
外国人はカックーパゴダに行く人が日帰りで通過するのみで、周囲にホテルや外国人向けレストランはありません。
「こんなところに日本人が住んでいるなんて!」と驚かれることでしょう。

<一緒に生活する人>
長期研修がある時期(6月~11月)は、20代の男女5名ずつ、10名の住みこみ研修生と一緒に生活します。
スタッフは現在3名。住み込みで働いています。
短期研修がある時期(12月~5月)は、20名の研修生と一緒に生活します。
ほとんどの研修生はパオ族ですが、シャン族やインダー族なども参加することがあります。

<仕事内容>
研修生に対して、日本語を教えます。
循環型農業、畜産を日々、研修生やスタッフと一緒に取り組みます。
センターの自立運営に向けてアイディアを出し、形にしていきます。
その他、センターの運営に関すること、TPA事業に関することなどにもチャレンジします。

<ナウンカセンターおすすめポイント>
とにかく周りに生活する外国人がいないので、現地にどっぷり浸かった生活ができます。
ナウンカセンターのインターンシップは、今回が初の試みです。自分で主体的に動いて、新しく作りあげていくことが好きな人にはバッチリの環境。
スタッフの仲が良い。地域のパオ族の人たちとも仲良くなれること間違いなし!


こんな感じですね。
TPAのインターンシップは、特に決まったプログラムがあるわけではなく、インターンの主体性にほとんど任されています。
なので、充実した1年になるかどうかは、参加した人次第です。
何でも指示されてやるのが得意、という方には、あまりオススメできません。

・日本語指導の専門的な知識はなくても、やる気と学ぶ気がある人。
・毎日の農作業を楽しんで率先してできる人。
・チャレンジすることが好きな人。

そんな人に来てもらいたいなぁと思います。

タンボジでもナウンカでも、一年間ばっちり循環型農業を学べば、海外協力隊の野菜隊員などに応募できるくらいの実力はつくと思います。(絶対に合格するというわけではありません。念のため。)
今、何かと話題になっているミャンマーを身近に感じるチャンスです!田舎だけど。

また、インターンのやる気次第では、他のプロジェクトにもどんどん参加してもらいたいなと考えています。
例えば、村で研修をするときのゲスト講師をやってもらったり、学校建設事業を担当してもらったり、とか。
大変なこともあると思いますが、たくさんの経験が積めますよ!
興味を少しでも持たれた方は、とりあえず資料請求だけでもしてみてください。

最後に、応募しようとしている方に、元人事部でTPAの面接を経験済みの私より、アドバイスをいくつか。

1)必ず資料請求をすること
資料請求せずにいきなり応募はしないようにしましょう。
資料を見ていない=TPAのことを何も知らないで応募している、ということで、そのまま失格になりますから注意してください。

2)TPAの考え方をよく理解すること
資料が届いたら、よく読みこんでみてください。
会報の字が多い、わかりにくい、などとあるかもしれませんが、TPAの雰囲気が感じ取れると思います。
HPやブログなど、手に入る情報には全て目を通しておきましょう。
私のブログにも、TPAの考え方がたまに書いてありますから、ざっと見てみてください。

3)自分とTPAが合うか、合わないか
資料を見ていくうちに、共感できたり、できなかったりするところが出てくるかと思います。
あんまり好きじゃないなぁ・・・と思った方は、応募を見送ったほうが良いでしょう。
TPAの考え方は理解できる、好きである、という方は、どういうところがそう思うのか、自分の実体験や考えと併せて説明できるようにしておくと良いと思います。

あとは、面接ではリラックスして、自分の想いを全部伝えるようにする・・・とか。

とにかくTPAが重視しているのは、「ウチを理解しているか、ウチの考え方と合うか」という点です。
資料を見て行くうちに、「なんだか宗教っぽいことばかり言ってる集団だな」「うさんくさそうだ」などと、思うかもしれません。
実際、私も「怪しい団体だったらどうしよう・・・」と思いましたが、「与えあい、共に学ぶ」という考え方には非常に共感できたので応募しました。

経験とかスキルよりも、やる気や可能性を重視するほうだと思いますので、「自分は経験がないから・・・」などと諦めずに、どんどんチャレンジしてみてください!
・・・しかし、「自分は経験がないから」などと言い訳をしてチャレンジしない人は、インターンに来られてもこっちが困るので、本音を言うと、やっぱり応募してもらいたくないかも。

ということで、「どんどんやったるぜ!!」という方、ご応募お待ちしております~。
一緒にミャンマーの田舎で頑張りましょう☆
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