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ミンガラーバー。
前回の続きです。
ティンシューゴン村小学校建設事業1の記事から順番に読んでください。

さて、TPAが建てたいティンシューゴン小学校の新校舎についてですが、新校舎を建てることで、以下のように良いことが起こります。

1)教育省からの認可がおりやすくなります。
2)認可が下りれば先生が派遣されるので、今より先生の数が増えます。
3)今の校舎はせまいのですが、十分な人数が入れる校舎ができれば、子どもの教育環境が改善されます。
4)パヤーウー小学校に通いながらも中退してしまった子どもたちが、再び小学校に通うことができるようになります。


最初、私としては、中学校が村群にひとつもないことを聞き、ティンシューゴンではなく、中学校になりうる規模の小学校がある村に力を入れ、校舎を増築してはどうかと考えました。
今は小学校しかないところも、子どもの人数が増えて受入れ体制も整っているとなれば、中学校になる許可がもらえるかもしれないからです。

しかし、小学校を卒業することもできていない子どもがティンシューゴン村にたくさんいるということを聞き、村群内に中学校を作るよりも、まずは皆が小学校に通えるようにしたほうが良いのではないか、という考えにいたりました。

村の中でも、今までは教育に理解がない大人が多く、2年生までで良いと思っていた人も多いようで、このような教育水準となってしまっていました。
村の中に、字が書けない人もたくさんいるそうです。
ミャンマーは東南アジアの中ではトップクラスの識字率を誇る国ですが、まだまだ字が書けない人も多いと知って驚きました。

しかし、今は28歳の若い村長(兼学校教育委員会、少しイケメン)を中心に、なんとか村の皆が教育を受けられるように、ということで頑張り始めています。
昔はどの家も生活が厳しく、竹の校舎すら建てられなかったのですが、今はやっと竹の校舎を建てられるようになったとか。
村の頑張りもよく見えるので、なんとか力になりたいなぁと考えているところです。

つづく。
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