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今日はルエトー村に行きました。
タウンジーの北側にある村で、このたび緑の募金より助成を受けて、植林事業をすることになった村です。
タウンジーの北側は、今はほとんどプロジェクトがなく、担当フィールドコーディネーターであるティッサンくんも少し物足りなそうでしたので、ルエトー村への助成決定は大変嬉しい知らせでありました。

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イケメンティッサン、身長180cm(奥の緑シャツ。なにげにSAGAの文字が!)

村人や子どもたちに対する環境問題の研修、水源地や学校への植林、育苗ナーサリーとナーサリーのための水タンク建設という事業内容です。
研修で木の大切さを学び、実際に植え、翌年以降も村が主体になって続けていけるようにという構成になっています。

この村では、水源の付近はお坊さんが中心になって木を保護していますが、保護されているところ以外は無計画に木を切って売ってしまっています。
そのため、水の湧き出る量が減ったという報告があります。
また、牛飼いなどが何も考えずに、邪魔だからという理由だけで森に火をつける習慣があります。
すると、せっかく出てきた若い芽が燃えてしまい、いつまでたっても森ができずにいます。
そのことについても、研修でしっかり話す必要があると考えています。


今日は、プロジェクトの準備段階として、国境省のお役人さんと一緒に行きました。
プロジェクトを始めるには、いろいろとステップを踏まなければならず、しかもそのステップは年々複雑化していき、最近では民主化の影響もあってさらに手続きが煩雑になり、お役人さんから文句を言われずにプロジェクトを始めるのが至難の業になっています。

理想的なプロジェクト開始フローとしては、
1)村から国境省とTPAに対して、支援希望申請書を出す。(村の状況、支援してほしい内容、見積もりなど)
2)TPAが村に調査に行き、本当に必要性があるか確かめる。(以前はTPAのみで良かったが、最近は国境省の付き添いが必要)
3)TPAから国境省に「本当に必要なので、ドナーを探したいです」というレターを出す。国境省がOKならばドナーを探す。
4)TPAから国境省に、「ドナーが見つかりました」とレターを出して、OKならば事業開始。
おおまかに言えばこのようなフローでしょうか。

今までは2と3は省略可能だったのですが、今ではそれぞれのステップでレターを出したり、国境省の付き添いをお願いしたりしなくてはなりません。
また、国境省の担当者によって言うことが違うこともありますし、そもそもドナーが見つかるのなんて探し始めてから数カ月経ってからのことですので、いまさら制度が厳しくなって「勝手にドナーを探している!」などと文句を言われても、知らんわ!という感じなのですが・・・。
とにかく、勝手に予告なく制度が変わるくせに、そのたびに「TPAはちゃんと手続きを踏まない」と怒られて大変なわけです。
悪くないのに怒られて、言い訳もするけどあんまり聞いてもらえず、ストレスたまる。

今回のルエトー村も、実は助成は既に決定したのですが、以前のルールに従って2と3のプロセスを踏んでいませんので(現地調査はTPAのみで行いました)、今日は「本当に支援が必要かどうか見極めるため」、国境省のお役人さんと一緒にいきました。

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お役人さん。この人は優しい。


村からの申請書に書いてあることを一通り確認し、村が主体になってしっかり植林をする意志があるかも確認しました。
その後、植林予定地や水源、水タンク建設予定地を見に行きました。
雨で道が悪く、途中からは車が進めなくなってしまいましたので、バイクの二人乗りで進みます。
バイクでもダメなところは降りて徒歩です。
そうやって、TPAと国境省と村の人たちの10名5台でぞろぞろと、村から3マイルほど離れた水源地にいきました。

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水源地は竹や木が生えていて、とても涼しいです。
ターザンができそうなツタなどもありました。
小さな池のようなところから水が出ており、魚も泳いでいました。
川のせせらぎが心地よいところです。
水源は山の少し高いところにありますので、周囲の景色もきれいで最高でした。

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それからまた、バイクと徒歩で水タンク建設予定地まで行きました。
すると、そろそろ空模様が怪しいと思っていたら、やっぱり、強烈なスコールです。
幸いにも村の近くまで来ていましたので、誰かさんの家に勝手にあがりこんで休憩しました。
山のほうから水がたくさん流れてきて、さっきまで歩いていた道が川になってしまっています。


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道が川に!

すると、家の主である推定80歳超えのおばあちゃんがきのこ採りから帰ってきました。
何かポオー語でわめいているので、「勝手にあがりこんで悪かったかな・・・」と思っていると、「うちでご飯を食べなさい!今夜は泊っていきなさい!」と、めちゃくちゃ優しい言葉をかけてくれていたそうです。
わめくおばあちゃん、とっても可愛かった。

30分ほどすると雨がやんだので、歩いて車の場所まで戻りました。
さきほど川になっていた道を歩きます。
赤土の混じった真っ赤な水に足をとられて何度もすべりながら、なんとか無事に帰還しました。


ポオーの村は皆優しいし、自然が多くてほっとします。
今日も、歩いていくのは大変な場所でしたが、ハイキングに来たような感じで、楽しい仕事だなぁと思います。

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それから帰りに国境省の事務所に寄って、また怒られたらかないませんから、今後の事業の進め方を確認しました。
すると、「今日のように村に行って誰かと会議をしたら、その場で議事録をとって、村の参加者の名前も書いて、代表者にサインをもらって提出するように!」と、また新たな提出物が課せられ、理不尽に怒られたのでした。
ま、今回はちょっと言われただけでだから良いけどさ~。


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