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前回記事の続きです。

チイコの飛行機が予定よりも早くヘーホー空港に到着してしまったというハプニングはありましたが、無事に合流することができました。
予定にあるとおり、さといもチップスを購入して食べます。
う~ん、なかなか美味しい。

そしていざ、ピンダヤへ向かいます。
ヘーホー空港からピンダヤまではタクシーで1時間半ほど。
移動中の車内から見える景色もなかなかのものです。
ミャンマー旅行というと、ついついバガンやマンダレーを想像してしまっていたチイコにとって、シャン高原のどことなく日本の古き良きいなかの雰囲気と似た景色は、とっても新鮮だったみたいです。
バガンだったら地平線と赤茶けた地面が見えるけれど、こちらは山や畑が広がる景色です。

ピンダヤには、洞窟寺院があります。
地球の歩き方には、洞窟寺院の地図と共に、このように紹介されています。

町の中心からやや離れた丘陵の中腹にあり、全部で3つの洞窟がある。最も有名なのは南にある全長150mの比較的広い鍾乳洞で、石筍が発達し、アラバスター(雪花石膏)、大理石、チーク材などを素材とする8094体のさまざまな仏像が納められている。チェックしたいポイントはいくつかあるが、2体の「汗をかく仏像」はそのひとつ。この仏像の顔に浮いた「汗」を体に塗ると、幸福な未来と美しさが手に入ると信じられている。

・・・とにかく、鍾乳洞があって、その中に仏像がたくさんあるのですね。
「汗をかく仏像」というのは、日本のどこかの寺の「頭がよくなる煙」的なものなのでしょうか。
などと、あまり期待をせずに洞窟に向かいました。


洞窟の入り口には、大きくて立派な仏像がありました。
そこで軽くお祈りをして、奥へと進んで行きます。
すると、そこには数えきれないほどの仏像が!!
洞窟は広いのですが、そこにたくさんの仏像が、ときには向かい合い、ときには背中合わせとなって、ところ狭しと並んでいます。
というか、もう迷路です。
いつの間にかチイコとはぐれてしまい、このまま会えなくなったらどうしよう・・・と思ったりもしました。

迷路をぬけると、少し仏像の量が落ち着いてきます。
基本的には仏像がたくさんあるということですが、たまにちょっとした見どころがあります。
・象の柱(象のような形?の石筍)
・馬の柱(馬のような形?の石筍)
・願い事を叶える仏塔(特にそういう言い伝えがあるわけではなく、スータウンピェーパヤーというよくある名前を、歩き方の人が直訳しただけだと思われる)
・願うだけで望みが叶う仏塔(一生懸命お願いしてきました)
・石の太鼓(謎の石でした)
・薬草の貯蔵庫(謎の石でした)
・女神の織物室(石がひらひらとした織物が波打ったような形状になっている)
・女神のプール(ただの水タンク・・・?水は全く溜まっておらず。プラスチックのコップが謎に置いてあったが、もしや飲むためとか?)
・黒土の丘(その名の通り、黒い土の丘。ここには仏像は置かないらしい)

そんなこんなで、ゆっくりと仏像を見つつ、歩き方に書いてあった上記見どころをチェックしつつ、鍾乳洞の中を歩きました。

歩き方で「チェックしたいポイント」の筆頭に挙げられていた2体の「汗をかく仏像」は、まったく汗をかいていませんでした。
皆が汗をとっていってしまって、残らなかったみたいです。
それでも、仏像の顔をなでて、なんとなく湿った(ような気がする)手で自分の顔をなでました。

鍾乳洞の中はひんやりして気持ちが良いです。
音の響き方も変わりますし、何よりたくさんの仏像に囲まれて、心が穏やかになります。
想像以上に仏像が多く、ところ狭しと並んでいて、これを作った人の努力が偲ばれます。
「もし、自分が仏像を寄進するならば、ここに置きたいなぁ」などと、妄想しながら歩くのもなかなか楽しいものです。

まあ、いろいろ書いてみましたが、言いたいことはつまり、「あまり期待をしていなかったのですが、かなり良かったよ!ピンダヤ洞窟寺院は」と言いたいのです。
地球の歩き方は、「さまざまな仏像が納められている」と、あまり魅力的とは感じられない書き方をしているけれど、いやいやとても魅力的ですよ、ぜひともピンダヤにも遊びに来てくださいね、と言いたいわけです。

中でも私たちが最も気に行ったのが、「瞑想室、隠者の洞窟」です。
迷路の奥のほうに進んでいくと、「MEDITATION ROOM」という記載があります。日本語で言うと、「瞑想室」です。
まあ、なんとなく人が座れそうなスペースがあり、「まあまあ、言われてみればここで瞑想しても良いよね、瞑想室ねえ」という感じがします。
よくミャンマーである「ああ、これが歩き方に載っていたアレね」というくらいのテンションです。

そうして瞑想室を見ていると、ふと、足元の壁に穴があいているのを発見しました。
穴の中に仏像1体が納められているのかなぁ?などと思ってふと覗きこむと、なんとそこには小さな空間が広がっていたのです。

まさか!これが隠者の洞窟か!?

さっそく私たちはその穴に入っていきました。
穴の先には、人が2、3人座れるくらいのスペースと、10体程度の仏像がありました。
外の世界と、このスペースを結ぶのは、人ひとりが通れる小さな穴のみ。
おそらく、体格の良い欧米人は進入不可能です。
音の聞こえ方も外界とは当然異なります。
この静かな空間で、静かに瞑想できたらどんなに良いだろうという、まさに理想の瞑想ルームです。
あ~、なごむ。

かれこれ20分程度、洞窟にとどまり続けた私たち。
「こんな洞窟が家に欲しいね」と私がつぶやくと、チイコは「そうだね。いや、いつも頭の中にこの洞窟があれば良いんじゃない」と、なんかカッコ良いことを言いました。

そのまま静かに何時間でも座っていられそうな気がしましたが、いつまでも座っているわけにはいかないので、その場をあとにしました。
なんとなく、外と瞑想室とは時間の流れ方が異なっていたような気がします。
本当の癒しスポット、パワースポット、という感じでした。
大学卒業旅行として行った南インドのカンニャークマリ岬にある、昔誰それが瞑想して悟りをひらいたと言われる海上の寺院に行ったとき、「こりゃ、悟りがひらけそうだ」と思ったのですが、この瞑想室もまさにそんな感じです。

そうして外界に戻ってきて、ピンダヤのお茶をお土産に買い、お昼ごはんを美味しく食べて帰りました。
とても心が穏やかに過ごせた、3時間程度のピンダヤ滞在でした。

※ピンダヤはミャンマーでも有数なお茶の産地で「ピンダヤのお茶しか飲まない」とこだわる人もいるとのことです。
※ピンダヤ寺院の外国人入場料金は一人3USDですが、なぜか払わずに済みました。完全にミャンマー人に間違われていたようです。ジーパンだったんだけどね。ラッキー!


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