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今日は事務所で一日中、数字とにらめっこをしていました。
実は・・・タンボジセンターの資金がかなり厳しいのです。


タンボジセンターは、インレー湖畔のタンボジ村というところにあります。
1999年に設立された、循環型農業を学ぶためのセンターです。
南シャン州全土から集まってきた学生の中から、難しい試験にパスした16名の学生がタンボジセンターで寄宿生活を送っています。
ミャンマーの高校生である9年生が8名、10年生が8名の合計16名です。
経済的に高校に通えなかった子どもたちが、タンボジセンターのおかげで高校に通えるようになります。

彼らに期待されていることは、将来の農村リーダーになること。
昼間は近くのタンボジ高校に通い、朝や夕方はタンボジセンターで循環型農業や畜産を実践しています。
日曜日でも休みはありません。
オリジナルの環境教育や生き方セミナープログラムを受講しますし、高校の勉強もしっかりやらなければ落第してしまいます。
彼らが起きるのは朝5時、寝るのは夜12時。毎日一生懸命頑張っています。


まあ、そういう素晴らしい活動を行っているのだけれど、問題は資金面です。
もともとNPOというものは、あまり潤沢な資金を持っていません。
大手のところでも日本のNPOは資金的に大変な思いをしているのに、TPAのような小さな団体となると、余計に厳しいです。
そして、タンボジセンターは「寮」ということで、さらに厳しいんです。

TPAのような団体が活動するための資金源は、大きく分けると3つです。
・助成金、補助金
・寄付金
・自己資金

助成金、補助金としては、JICA、外務省、緑の募金、地球環境基金などの政府系、三井物産環境基金、イオン財団などの企業系、財団系などがあります。
ドナーが「こういう団体や事業に対してお金を助成します」と言って公募しているので、TPAから「こういう事業をしたいのでお金ください」と申請し、選ばれればお金がもらえます。
ガバッとまとまった額をいただけるのでありがたいのですが、申請したこと以外にお金を使えなかったり、当初の想定以上にお金がかかっても追加でくれたりしないので、もらう側としてはちょっと大変。
報告もレシート一枚一枚の提出を求められます。
2割以上の自己資金を求められることもあり、「助成金貧乏」という言葉もあるくらいです。
TPAのミャンマー事業も助成金にかなり助けられていて(依存していて)、助成金貧乏です。

寄付金は、個人や企業が特に使い道を指定しないで寄付してくれるお金のことです。
まとまった額は集めづらいですが、融通がきくので、いただく側としては大変ありがたいお金です。

自己資金は、イベントの物販で稼いだお金や、委託事業などで稼いだお金です。
NPOが汗を流して稼いだお金、という感じ?
TPAは、これが大変少ない・・・。


タンボジセンターで必要としているお金は月に1,500$。
子ども達の食費や生活費、学費や文房具代、医療費、光熱費、センターの維持管理費、農場の整備費(堆肥材料を買ったり、種を買ったり)、家畜の飼料費、スタッフ給与などです。
では、上記の3分類(助成金、寄付金、自己資金)に沿って、どうやってお金を集めればよいか考えてみましょう。

まず、助成金です。
助成金に応募しようと思っても、すでに実施している事業に対してはお金を払わない助成金がほとんどです。
また、食費や文房具などの個人の所有になるものは認められていないことも多いです。
だいたい、寮の維持費って、「ナントカプロジェクト!!」とか「途上国に小学校を建てよう!」というのに比べて地味なので、選考に落ちてしまうのです。
ということで、現状難しい。チャレンジしているが、なかなか・・・というところです。

次に、寄付金です。
現在、TPAでは「タンボジサポーター」という形で、一口1000円から寄付を集めています。
はじめてそろそろ1年くらいですが、集まったのはタンボジセンターの1カ月分の運営費くらいの額・・・。
しかも、ミャンマーに来たことがあり、いつも気にかけてくださっている一部のドナーさんが中心で、支援の輪を広げるというところまでは届きませんでした。
広報の仕方が悪い、訴え方が下手、そもそもタンボジサポーターなんて知らない・・・と言われると、まあそうなんですが。
だいたい、TPAはHPからクレジットカードで寄付ができないところが痛いです。
大手のNGOであれば、HP経由でちょちょいのチョイ!思いついたらすぐに寄付ができます。
でも、TPAはその寄付システムを設置するだけのお金がない!ない、ナイ、無い!!!
早く作りたいんだけどね・・・。
いくら寄付したい気持ちがあっても、いちいち銀行振り込みに行くのって、かなり面倒臭いですよね!?
・・・話がそれましたが、寄付金も現状のTPAでは難しい。

最後に、自己資金です。
日本側では、佐賀での各種イベントに出たり、イベントを主催したりしています。
そこで、ミャンマーのお茶やおかし、お土産を販売して、その利益をミャンマーのために使っています。
でも、毎日イベントがあるわけでもないし、佐賀という立地上、人が少ない・・・。
まだまだ工夫の余地はあるかと思いますが、力を割き切れていないのが現状です。


ということで、どれもこれも、大変難しい。
まあ、自分たちの力不足なんですけれどね。。。

明日に続く。


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