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今日はタンボジ村郡のルエニェイン村で研修でした。
3日前の日記に書いた研修と全く同じ内容です。
5村で同じ研修をやるうちの、最後の村でした。

この村は、以前の研修の際、村の人たちが集まってこなかったので日程を変更し、その際にしっかり話をしました。
そのおかげか、日程変更後の研修には70人以上の人が集まってくれ、興味深い感じで話を聞いてくれていました。
だから、今日もきっと来てくれているだろうと期待していったのですが・・・。

朝7時半にタウンジーを出て、ルエニェイン村に着いたのが9時。研修の開始予定時刻です。
でも、誰ひとり集まっていません。
毎度のことだけど、時間通りに始まらないんだったら、こちらは早起きした意味がないんだよね・・・。

1時間待って、やっと人が50人くらい揃い、研修を開始しました。
まずは僧院内で座学、その後、外で実際に堆肥づくりの実習を行います。
座学のほうはとても皆の反応が良く、うなずきながら興味を持ってきいてもらえました。
また、私たちも同じ研修が5回目ともなると、さすがに話すのが上手になってきています。
Thu AungもZaw Koも、毎回ところどころ話をバージョンアップさせてきていて、私も毎回飽きずに感心しながら聞くことができます。

「もっと学びたいと言う人は、2カ月に一回7日間研修を行っているので、それにも是非参加してください」と話をすると、「村で希望者がたくさん集まれば、村に先生が来て教えてくれることも可能か?」という質問が出ました。
そんなに興味を持ってくれるなんて!と大変嬉しく、研修の手ごたえも感じられました。


こうして座学が終了し、実習の時間となりました。
すると・・・さっきまでは男女同数くらいが出席していたのですが、なぜか男性の姿があまり見当たらない!?
実習に来ているのは女性だけです。男性は仕事が忙しいと言って帰ってしまいました。
さきほど、研修を村でしたいと発言した男性も、実習には参加していません。

また、村の代表者が村の人たちに言っている言葉を聞いてみると
「TPAはUNDPと違う。皆が堆肥の作り方を覚えられるように実習をしてくれているんだから!」と。

どうやら、村の人たちは堆肥づくり実習を「労働」ととらえてしまっているようです。
TPAの堆肥づくりを手伝ってあげているのに、TPAはお金をくれない・・・と。


この地域では、UNDPがいろいろと活動しているようなのですが、村人がUNDPの研修や労働奉仕に出ればお金をもらえるようなのです。
しかし、TPAは村の自助努力なしにプロジェクトの成功はありえないと考えていますので、もちろん参加者にお金をあげたりしません。
むしろ、研修参加費をとることもあります(今回は無料ですが)。
村の人たちが中心となって村の開発を頑張るんだったら、TPAがドナーを探してきて、資金面で少し協力するという考え方です。
TPAの考える地域開発の主役は、あくまで村の人たちなのです。

このプロジェクトでは、インレー湖の環境保全のためにたくさんの木を植えています。
それは、村の人たちの協力なしではできない事業です。
でも、その代わりにTPAからは、育苗施設や井戸を作ったり、研修をしたりしています。
インレー湖の環境が悪化すれば村の人たちの生活が脅かされるわけですし、このプロジェクトがなかったとしても、政府より木を植えるように村には指示が来ることでしょう。
だから、村の人たちが「TPAのために植林をしている」という意識を持っていては困るし、それは間違っている認識なのです。

UNDPはなんでもかんでも村に寄付するし、謎の研修参加手当を村人に払っているし・・・。
そういうのは村の自立のために、良くないことだと思います。
UNDPの作った井戸で使われていないものや、村長の家の庭に設置されているものとかをたくさん見かけますが、一体何を考えて作ったのだろうか?と、ちょっと疑問に思ってしまいます(詳しく事情を知らない私が批判することはできないんだけど)。

とにかく、とても心が痛み、疲れた研修でした。
先日は一日で2村回りましたが、どちらも積極的に取り組んでくれたので、村の人たちと一緒に楽しく実習ができ、ぜんぜん疲れませんでした。
今日は1村だけ、実習も資材の量が少なかったのでほとんど身体を動かさずに済んだのですが、本当に心が疲れきりました。
朝が早かったこともあり、家についたらバタンキュー!
夕方2時間、昼寝をしてしまいましたとさ。


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