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昨日の続きです。

なぜ、人はゴキブリに生理的嫌悪を抱くのか。

明らかに人のほうが大きいし、強い。
ゴキブリは、不潔だという点以外に、人間に危害を加えることはほとんどない。
(たまに、彼らは人間の耳の中に入ってくるという話を聞くが、それは特殊なケースである・・・と信じたい)
見た目が気持ち悪い、というだけで、ここまで嫌われるものなのだろうか。
ゴキブリが嫌われることについて、何か重大な理由があるのではないだろうか。


以前、どこかでこのような話を聞いたことがある。

昔むかし、まだ人間とサルの違いがあまりはっきりしていなかった時代のこと。
ゴキブリは今よりずっと大きかった。
そして、人を食べていた。
人の中にはそのときの記憶が遺伝子レベルで残っている。
だからゴキブリを見ると、人は無意識に恐怖を感じるのである。

突拍子もない話と思われるかもしれない。
しかし、彼らは人間の髪の毛やフケ、垢などを食べてたんぱく質を摂取している、という事実をご存じだろうか。
髪の毛やフケ、垢を食べるのであれば、大きなやつが人間を丸ごと食べていたとしても不思議はない。

そして、ここから以下は聞いた話ではなく、私の仮説だが、その頃の人間は自分たちの身を守るために、おそらく声を出して戦ったのではないだろうか。
ゴキブリを見ると、「キャーッ!」と甲高い声を反射的に出してしまうのは、その名残だと思われる。
そして、昨日お風呂場で、私の声が彼を壁から落としたことを思い出してもらいたい。
人間の出す甲高い声は彼らの何かを刺激するらしく、彼らを一時的に麻痺状態に陥れることが可能なのだ。
だからおそらく、昔はゴキブリを発見すると、人間たちは奇声を上げ、ゴキブリが麻痺している間に逃げていたのだと推測される。

何の理由があったかは知らないが、それからゴキブリはいつの間にか、小さくなってしまった。
今では、人間のほうが大きく強い。彼らに食べられることは、もうない。
しかし、遺伝子に残る太古の記憶が、私たちのゴキブリに対する嫌悪感を喚起させるのではないだろうか。


また、昨日もうひとつ私の中で生まれた説がある。
それは、「ゴキブリを叩くということは、この世界の掟を破ってしまうことなのではないだろうか?」という説である。

昨日、ゴキブリを叩こうとしたとき、私はさまざまな妄想に怯えなければならなかった。
「反撃してきたらどうしよう」「身体が千切れても襲いかかってきたらどうしよう」と。
これは、ゴキブリの並はずれた生命力から連想される妄想である。

もし、世界中に核爆弾が落とされ、地球が死の星になったとしても、3種だけ生き残る生物がいる。
ゴキブリと、地衣類という苔の一種と、(あともう一つは忘れた)。
という話を聞いたことがある。

私の友達は生まれたときにとても身体が弱く、心配したご両親が、「核が落ちても生きていられるくらい丈夫な子に育ちますように」と願いを込めて、「チイコ」という名前を付けたそうだ。
(「ゴキ子」じゃなくて本当に良かったと、この話を思い出すたびに思う。)

だから、ゴキブリは大変生命力が強い生物なのだ。
たとえ核戦争がおきても、彼らは生き延びることができる。

その一方で、生命力が強いはずのゴキブリは、私が振り下ろすトイレブラシの一撃でいとも簡単に死んでしまう。
核でも死なないモノが私の一撃で死ぬはずはない。
そう思うから、怖い妄想が生まれてくる。

そして、仕留めた後に残る後味の悪さは何だろう。
殺せるはずがないモノを、簡単に殺してしまえることの不可思議さ。
それは、一人の人間である私がやってよいことの範疇を超えてしまっているように感じる。
つまり、ゴキブリを叩くということは、この世界の掟を破ってしまうことなのではないだろうか?
そんな恐怖心が、私の中に芽生えるのである。



などと、いろいろ考えていたのですが、今日事務所に来ていた駆け落ちのマウンヨーに頼んで、ゴキブリを排除してもらいました。
「怖いから、つぶすか、どっかに持っていくかしてほしい」とお願いすると、彼はお気に入りのサッカーボールが付いたボールペンでゴキブリを拾い上げ、外に捨てに行ってくれました。

「怖くないの?」と聞くと、「幽霊のほうが怖い」との回答。
「昔、ゴキブリは人間を食べていた説」を話しても、怖がるリアクションは皆無。
ミャンマーの人は、ゴキブリを全く怖がらないようです。
きっと、この地域に住んでいたゴキブリは人を食べたりしなかったのではないかと思います。
次出たら、また誰かに退治してもらおう。

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