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先日、レーエインゴンという村に行ってきました。
インレー湖の周辺にマインタクという村があります(ロンリープラネットにも載っている)が、そのマインタクより山を登ること30分。
そこに、レーエインゴン村はあります。

レーエインゴン北村とレーエインゴン南村、世帯数はあわせて28世帯。
山の木を燃やして畑を作り、ハトマメ、お茶、トウモロコシ、ウコンなどを育てて生活しています。

私たちは地球環境基金のお金をいただいて、インレー湖の環境改善事業に取り組んでいます。
インレー湖を囲む山々に木を植え、土がインレー湖に流れ込まないようにしなければなりません。
そこで、最初はマインタク村に協力してもらって木を植えたり、木の大切さを学ぶ研修を行ったりしてきました。
しかし、どうやら木を切っているのは、マインタク村の人たちではなく、上にあるレーエインゴン村の人たちらしい・・・ということを聞き、調査に出かけたのでした。

マインタクにある僧院から、山に登り始めます。
車が通れる道はなく、徒歩で登るしか方法はないとのこと。
けっこう骨の折れる坂道で、かなり疲れました・・・。

今は乾季なので大丈夫でしたが、これが雨季になると、道はぐちゃぐちゃになってしまうでしょう。
生活に必要なものを買うにも、乾季で片道30分の道を歩いてマインタク村まで降りていかなければなりません。
重いものを買っても、持って上がれません!
家の柱とか、セメントとか、一体どうやって運んだんだろう・・・と思います。


そんな不便な立地で、一番困るのが教育です。
村には小学校がなく、学校に通うためには子どもたちはマインタク村まで行かなければなりません。
毎日あの山道を通うのは、低学年の子にとってはかなりハードでしょう。
マインタク小学校に行って先生に聞くと、レーエインゴンの子どもは通ってくるだけで疲れてしまい、授業中に眠ってしまう子が多いとのことです。
(実際、一人居眠りしている子がいて、レーエインゴン村の子どもでした)。

居眠りならまだしも、ぜんぜん出席できない子どももよくいるそうです。
一生懸命通ったとしても、せいぜい小学校の4年間まで。
レーエインゴン村には小学校卒業の人はいますが、中学校卒業の人は一人もいないとのこと。
マインタク村には高校まであるので、小学校に通えれば、物理的には高校までは行けるはずなのですが・・・。

さらに驚いたのが、レーエインゴン村の結婚年齢。
13・14歳くらいで結婚してしまうそうです。
早すぎないか!?

水汲みも大変なようで、1マイルくらい歩いて水源まで汲みにいかなければなりません。
私たちも水源を見に行ったのですが、水源への道は狭くて足元が悪く、私は1回こけて、1回は足を踏み外して転げ落ちそうになりました・・・。
これ、雨季だったらと考えると怖いです。


レーエインゴン村は、今までに見たことがないくらいの「未開の地」という感じで、私は大変驚きました。
そして、こういう村こそ外国のNGOの支援が必要になってくると思うのですが、交通の便が悪いためにNGOの支援サイトからは外されてしまうようです。
インレー湖の観光客が多く来る地域では、TPA、セダナーなどの日本のNGOや、セーブ・ザ・チルドレンなどの欧米系NGO、UNDPやWFPなどの国連系から小さな個人ドナー・・・と、いろいろな団体が支援している村もたくさんあります。
でも、レーエインゴンは全くのゼロ。

ふむ・・・。


ということで、レーエインゴン村の人たちと相談し、TPAはレーエインゴンでプロジェクトを行うことに決めました。
プランは以下のとおりです。

インレー湖の環境保全のため、村に木を植えてもらいます。
しかし、普通の木を植えるとなると、村の人たちの大事な畑が無くなって困ってしまうので、アボガドやお茶などの収入となりやすい木を植えます。
いわゆる、アグロフォレストリーです。
等高線に沿ってラインで木を植えていきます。
そうすれば、土砂がインレー湖に流入することが防げるはず。

そして、しっかり木が育つよう、給水設備も作ります。
今の水源からパイプで水を引いてきて、水タンクを設置します。
植林のために使うのがメインですが、余った分は生活用水として利用しても良いというプランです。

大変なのが、雨季の訪問です。
できるだけ雨季にかぶらないよう、時期を調整しながらやっていきたいと思います。


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