このブログは、地球市民の会非公認ブログです。
ブログの内容は団体の意見ではなく、鈴木亜香里個人の意見です。
地球市民の会の情報は、http://www.facebook.com/chikyushiminnokaiでどうぞ!
こちらのブログは旧ブログです。新ブログはこちらから!

<メディア掲載>
テレビ「こんなところに日本人」出演
『ミャンマー・カンボジア・ラオスのことがマンガで3時間でわかる本』
JICA「なんとかしなきゃプロジェクト」ブログ集
佐賀新聞「私が選んだ週間ニュース5」2010年3月18日
取材依頼、お問い合わせは左のメールフォームからどうぞ。

ブログランキングに参加中!応援クリックよろしくお願いします☆

| Home |
2011.01.11
【NGO活動報告】お坊さんにご飯をご馳走する儀式
1月1日は土曜日だからお休み!
やっぱり日本人なら、お正月は休まなきゃね☆
と思っていたのですが、1月1日にも仕事が入ってしまいました。
それが「ポンジースンカッメー」
上手く訳せないのですが、「お坊さんにご馳走する」という感じです。
今、外務省の資金で道路建設事業を進めています。
無事に契約が終わり、いよいよ工事開始となり、工事の無事を祈ってお坊さんにご飯をご馳走する儀式を行ったのです。
日本で言うと、地鎮祭みたいな感じでしょうか?
日本人なら元旦は避けるところですが、ミャンマー人にとっての元旦はそこまで大切ではないのです。
ということで、元旦の10時から14時まで、ポンジースンカッメーに行ってきました。
せっかくのお正月だし、儀式なので、日本から持ってきた浴衣を着ていざ出発!
(浴衣の下には長袖のVネックを着て防寒対策をこっそりと)。
会場(といっても、道路沿いのマンゴー畑です)につくと、お坊さんが座るための小屋が急ピッチで組みたてられているところでした。
竹でゆるく編んだ壁、床にはゴザを敷きます。屋根も簡単なつくりですが、良い感じです。
机やらイスやらもトラックで運んできて、簡単アウトドア!
しばらくすると、お坊さんたちがやってきました。
車やバイクをお坊さんたち自ら運転し、7名くらいぞろぞろやってきます。
「お坊さんが車やバイクを運転するなんて!」
と、敬虔な仏教徒なら眉をひそめるシーンです。
そんなの、ダガー(信者、おつきの者)にやらせるべきです。
一体、ダガーたちは何をやっているんだ!!と怒りたくなります。
(お坊さんたちも少し俗っぽくて、ありがたみがあまりなかったので、お坊さん好きとしては残念でした・・・。)
さて、到着したお坊さんたちは竹の小屋に座り、お昼御飯を食べます。
私たち俗世の人間とお坊さんが、ご飯ののった机をはさんで向かいあって座ります。
そして、お互いに机を持っているところを「はいチーズ!」
これが、ポンジースンカッメー。すなわち、お坊さんにご飯をご馳走している様子の証拠写真となるのです。
お坊さんが食べ終わった後は、お菓子や洗剤、ジュースなどをセットにしたプレゼントや、お金が入った封筒をお坊さんに手渡す儀式です。
これも、しっかり写真をとれるよう、ストップモーションで!
そして、お経を唱えます。
基本はパーリー語のミャンマーなまりですが、パオー語アレンジも入っていたようです。
お坊さんチームと俗世チームの掛け合い風になります。
たーどぅ、たーどぅ、たーどぅ・・・まるで歌を歌っているみたいです。
途中で、コップに入っている水をお皿に少しずつ流す、という謎の動作も入っていました。
お坊さんチームがお経を唱えている間、俗世チームの代表数名がコップの水をちょろちょろちょろ・・・。
私も代表を務めたのですが、これ、初めてだったので緊張しました。
「お経が終わる前に、水が全部なくなったらどうしよう!!」と思って必死にちょろちょろやっていたのですが、早く終わっても遅くても、特に怒られることはないようでした。
そんなこんなで、無事にポンジースンカッメーは終了です。
お坊さんたちが、車をブイブイいわせながら帰っていきます。
そうしてやっと、私たち俗世の人間のご飯タイムとなりました。
私としては、もう少し徳の高そうなお坊さんが良かったのだけれど・・・。
これで道路工事が安全に進んでくれればいいなぁ、と思います。
ブログランキングに参加していますので、クリックいただけますと幸いです。目指せ!一位☆

やっぱり日本人なら、お正月は休まなきゃね☆
と思っていたのですが、1月1日にも仕事が入ってしまいました。
それが「ポンジースンカッメー」
上手く訳せないのですが、「お坊さんにご馳走する」という感じです。
今、外務省の資金で道路建設事業を進めています。
無事に契約が終わり、いよいよ工事開始となり、工事の無事を祈ってお坊さんにご飯をご馳走する儀式を行ったのです。
日本で言うと、地鎮祭みたいな感じでしょうか?
日本人なら元旦は避けるところですが、ミャンマー人にとっての元旦はそこまで大切ではないのです。
ということで、元旦の10時から14時まで、ポンジースンカッメーに行ってきました。
せっかくのお正月だし、儀式なので、日本から持ってきた浴衣を着ていざ出発!
(浴衣の下には長袖のVネックを着て防寒対策をこっそりと)。
会場(といっても、道路沿いのマンゴー畑です)につくと、お坊さんが座るための小屋が急ピッチで組みたてられているところでした。
竹でゆるく編んだ壁、床にはゴザを敷きます。屋根も簡単なつくりですが、良い感じです。
机やらイスやらもトラックで運んできて、簡単アウトドア!
しばらくすると、お坊さんたちがやってきました。
車やバイクをお坊さんたち自ら運転し、7名くらいぞろぞろやってきます。
「お坊さんが車やバイクを運転するなんて!」
と、敬虔な仏教徒なら眉をひそめるシーンです。
そんなの、ダガー(信者、おつきの者)にやらせるべきです。
一体、ダガーたちは何をやっているんだ!!と怒りたくなります。
(お坊さんたちも少し俗っぽくて、ありがたみがあまりなかったので、お坊さん好きとしては残念でした・・・。)
さて、到着したお坊さんたちは竹の小屋に座り、お昼御飯を食べます。
私たち俗世の人間とお坊さんが、ご飯ののった机をはさんで向かいあって座ります。
そして、お互いに机を持っているところを「はいチーズ!」
これが、ポンジースンカッメー。すなわち、お坊さんにご飯をご馳走している様子の証拠写真となるのです。
お坊さんが食べ終わった後は、お菓子や洗剤、ジュースなどをセットにしたプレゼントや、お金が入った封筒をお坊さんに手渡す儀式です。
これも、しっかり写真をとれるよう、ストップモーションで!
そして、お経を唱えます。
基本はパーリー語のミャンマーなまりですが、パオー語アレンジも入っていたようです。
お坊さんチームと俗世チームの掛け合い風になります。
たーどぅ、たーどぅ、たーどぅ・・・まるで歌を歌っているみたいです。
途中で、コップに入っている水をお皿に少しずつ流す、という謎の動作も入っていました。
お坊さんチームがお経を唱えている間、俗世チームの代表数名がコップの水をちょろちょろちょろ・・・。
私も代表を務めたのですが、これ、初めてだったので緊張しました。
「お経が終わる前に、水が全部なくなったらどうしよう!!」と思って必死にちょろちょろやっていたのですが、早く終わっても遅くても、特に怒られることはないようでした。
そんなこんなで、無事にポンジースンカッメーは終了です。
お坊さんたちが、車をブイブイいわせながら帰っていきます。
そうしてやっと、私たち俗世の人間のご飯タイムとなりました。
私としては、もう少し徳の高そうなお坊さんが良かったのだけれど・・・。
これで道路工事が安全に進んでくれればいいなぁ、と思います。
ブログランキングに参加していますので、クリックいただけますと幸いです。目指せ!一位☆




- 関連記事
-
-
タンテ村での堰についてのミーティング 2011/07/23
-
道路事業の外部監査が来ました 2011/07/21
-
村の人たちが水パイプをつないでます 2012/09/04
-
パオ族の村への給水事業 2015/02/26
-
【NGO活動報告】お坊さんにご飯をご馳走する儀式 2011/01/11
-
スポンサーサイト
| Home |