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今日はお知らせ♪


私の所属するNPO、地球市民の会がスタディーツアーを実施します!

現在、参加者を大募集中です。

sutatua1

sutatua2
ツアーについてはこちらを参照

↓ ↓ ↓


http://terrapeople.or.jp/main/61.html


チラシデータはこちらより

↓ ↓ ↓

http://terrapeople.or.jp/site_files/file/Myanmar/2017studytour.pdf



今回のツアーのアテンドは、私が担当します。

産休などで去年はできなかったので、久しぶりの一般参加のスタディーツアーです。


普通のガイドからは絶対に聞けない、その地に住んで、活動しているからこそ話せる話をいっぱいします。




スタツアについては、何度もこのブログで紹介したことがありますので、リンク先をご参照ください。


スタツアのポイント7点をまとめています。
http://ngomyanmar.blog107.fc2.com/blog-entry-584.html

過去スタツア参加者からのコメントを載せています。
http://ngomyanmar.blog107.fc2.com/blog-entry-389.html



ヤンゴン発着のツアーですので、在住の方にもご参加いただけます♪

お問い合わせはこちらのフォームより!

http://terrapeople.or.jp/main/860.html

このブログで知ったという方は、「亜香里ちゃんのブログで知りました~」と一言添えていただけますと、私が喜びますので、お願いしますね♪


「今回は参加できない!」という方も、お知り合いの方やミャンマー行ってみたそうな方などにご紹介いただけますと幸いです。


ぜひご参加ください♪

一緒にシャン州をまわりましょう~。



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昨日(6月26日)はラマダーン明けのお祭りでした。

日本では6月25日だったようですが、ミャンマーでは、曇り空で新月を確認できなかったので、26日になったそうです。



25日の夜に、お義母さんから電話がかかってきました。

夕食を作っている途中で手を離せなかったので、出れず。


すると、We Chat(LINEの中国版)で、お義母さんが音声を送ってきました。



・明日はラマダーン明けのお祭りだから、アウンモーミン(夫のこと)を早く起こして、6時半にモスクに行かせなさい。

・寄付金を出さないといけない。4人家族だから、4人分出しなさい。

・一人当たりの金額がいくらか決まっているので、○○さんに電話して聞くように。

・6時半じゃないとダメ。7時になると寄付しても意味がなくなるので、早く行かせるように。

・何時から朝のお祈りが始まるか、○○さんに電話して聞くように。

・朝のお祈りが始まった後に寄付しても、意味がない。

・貧しい人のためにする寄付。

・金額が決まっている。ヤンゴンは一人1,000ksで6人だから6,000ks。タウンジーの金額は○○さんか○○さんに電話して聞くように。

・朝ご飯を何か買っておくように。



・・・と、延々と長い音声が続きます。おんなじこと何回も言ってるし。


ウゼー!!!



もう毎年のことだから、いちいち指示されなくてもわかるし!

時間とか金額とか、別に電話して聞かなくても、6時半に行ってその場でいくらか聞けば良いだけの話。

朝ご飯買っておけとか、超いらんおせっかいです。



まあ適当に「わかりました~」的な返事を返しておけば良いかな、と思ったら、返事をする前にまたお義母さんから電話がかかってきた!!

We Chatに吹きこんでから5分も経たないうちに電話です。


私はWe Chatに吹きこまれた声を聞いただけで若干イラついていたし、どうせ同じことをまた言うのはわかっていたので、電話を放置。

すると夫が「電話に出ないのか?」と言ってきます。

「今、ご飯作るのに忙しいから出て」と夫に言いました。



その5分後くらいに、またお義母さんから電話がかかってきました。

「え!?さっき夫が電話に出たんじゃないの??」と思いながら、今度は私が電話に出ました。


話の内容は、さきほどのWe Chatと全く同じ。

何回も聞かされて腹立つ!


ものすごい高圧的な、命令の言い方なんですよ。

っていうか、モスクに行くのは夫なんだから、夫に言えばいいのに。

「夫を早起きさせるのが嫁の仕事」と思っているのか知らないけど、マジ命令されるのムカつく!!


どうやら、さっきの電話、夫にとらせたはずが出ていなかったようです。

夫もお義母さんの相手、面倒臭いらしい(笑)


20170627235613702.jpg

お義母さんからの電話攻撃のときに作っていたコロッケ。

美味しいよ!





そんなこんなで、若干イラつきましたが、無事にラマダンがあけました。

(我が家は断食してないから、モスクに寄付する以外は何も関係ないけど)


ラマダン明けのお祭りの日は、めいいっぱいオシャレをして、友達や親せきの家を訪問して、ご飯やお菓子を食べて過ごします。

私は仕事があったので、特にオシャレすることもなく、お昼休みに親戚の家にオウノウカウスエ(ココナッツヌードル)を食べに行ったくらいでした。


お義母さんがもしタウンジーにいたら、前日の夜は遅くまで、変な甘ったるいお菓子を作るのを手伝わされます。

当日は仕事を休まされて、親戚や友達訪問に付き合わされるところです。

いないくて良かった・・・。



事務所のスタッフが「今日はカラー(インド系ムスリム)たちがオシャレをして歩いているのをたくさん見かけたけど、皆どこに行くの??」と聞いてきました。

仏教徒の彼女たちは、同じ町に住んでいるにも関わらず、ムスリムとの接点がほとんどないので全く知らないみたいです。

「親戚や友達の家に行ってお菓子を食べるんだよ。子供はお年玉的なやつももらえるんだよ」と教えてあげました。


20170627235635534.jpg

関係ないけど、可愛いディディーとお姉ちゃん。



ところで、インド系ムスリム、またはインド人を指すミャンマー語「カラー」ですが、若干差別的な意味が含まれているそうです。

最近、Facebookで「カラー」とミャンマー語で打つと、投稿できなくなったり、投稿後すぐに消えてしまうという現象が起こっているとの噂。

政府が「カラー」という単語の使用をやめさせたいので、Facebookに依頼して削除させているとの噂ですが、そんなことありえるのかな??

都市伝説の類かもしれません。


ちなみに、椅子のことを「カラタイン」(直訳すると、インド人が座るの意)と呼びます。

「カラーと打てないんだったら、カラタインも打てないのかな?」と友人は言っていました。

今後、椅子は「カラタイン」ではなく、「タインゴン」(椅子の別の呼び方)で呼ばないといけなくなるんでしょうかね。




たまに、ヤフー知恵袋で「義母が嫌で仕方ありません・・・」的な相談を読んでは、自分の義母よりマシかキツイかをジャッジするのにハマっています。

だいたいはうちの義母のほうがキツイ。笑



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今日は、ミャンマー在住者なら絶対に一度は行ったことがあると思われるベーカリー「シーズンズ」特集です。

シティーマートやオーシャンなどに付随しているこのシーズンズ、ミャンマー中におよそ40店舗ほどあります。
(タウンジー店が34番目のお店だそうなので、今はたぶん40弱くらいでしょう)


オーシャン大好きで週5で行っている私は、オーシャン訪問ついでにシーズンズによることがしばしば。

昨日、今日とで二日連続で行ってるし!!


というのも、お目当てのケーキがあったからです。


ジャーン!!

20170623221950921.jpg

美味しそうでしょう!?

シーズンズのセインタロンマンゴーケーキ(1,500ks)です。


今月新発売のケーキ。

5月10日ごろから売り出すとFBで紹介されていましたが、タウンジーで販売開始されたのは5月22日でした。




この写真を、インスタやFacebookにアップしたら、「ミャンマーとは思えない!青山のケーキ屋みたいだ」と驚きの声が多数あがりました。

たぶん、私の写真が(珍しく)上手に撮れたから!?


昨日は私一人で食べ、今日はチッチが食べたのですが・・・

20170623222248248.jpg

今日のケーキはなんだかグチャグチャ。

これ、食べる前の写真です。最初からこんな風になってた。


グチャグチャのおかげでミャンマー感が出ますね。

青山のケーキ屋では、まさかこんなグチャグチャケーキは出てこないでしょう。

(クレームをつけない私も、立派なミャンマー人!)



今日はもう一つの新商品、ドリアンクリームシュー(1,000ks)も食べました。

20170623222305695.jpg

見た目は普通のシュークリームですが、中には濃厚なドリアンクリームが!!

ドリアンクリームというより、ほとんどドリアンの果肉でした。

繊維とか感じられたもん。


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これは、ちょっと前からあるドリアンケーキ(1,500ks)。(前に食べた写真です)

ドリアンの香りがけっこうするので、ドリアン苦手な人は厳しいかもです。

味は普通に甘いケーキです。



Facebookやインスタで、シーズンズのアカウントをフォローしておくと、お得情報を発見することができます。

20170623222154297.jpg

これは以前実施された、「プリン5個買ったら500ksの割引券がもらえます」キャンペーン。


チッチがプリンを好きなので、5個買ってクーポン券をゲット!

そのクーポン券を使って、500ksのパンをもらえました~。

20170623222443757.jpg

結局、飲みものも頼んでしまい、シーズンズにさらにお金を落としてしまう私。

優良顧客ですな。



ところで、シーズンズのFacebookを見ていたら、こんな写真を発見しました!


20170623222058978.jpg

変なキグルミ~!!!

じわじわキャラがここにもいたか。


やっぱり、ここはミャンマーです。

青山みたいになるには、まだまだ時間が必要そうです。




シーズンズのまわし者じゃないけど、まわし者になれと言われたら、喜んでまわし者になるよ!

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今日、見かけた変なもの。(バイクの足置きです)

20170618220852800.jpg

カオス!

ならでばグッズ
ディズニーシーならではの

って何やねん!


「ならでは」じゃなくて、「ならでば」って何?

ドラえもんがまともな顔をしているのに、ディズニーとか書いちゃっているのが惜しい。





さて、出産編4の超長文を書き終えた勢いに乗って、出産編5もいっちゃいます。

今日はサクッと、お義母さんも出てこないので、安心して読んでください~。


ディディー出産編1~4はこちら。(4は爆記事です)

http://ngomyanmar.blog107.fc2.com/blog-entry-734.html
http://ngomyanmar.blog107.fc2.com/blog-entry-737.html
http://ngomyanmar.blog107.fc2.com/blog-entry-743.html
http://ngomyanmar.blog107.fc2.com/blog-entry-814.html



今回は「黄だん」についてです。


1)新生児黄疸とは

産まれて2日~3日くらいの時期に、赤ちゃんの肌が黄色くなることがあり、「新生児黄疸」と呼ぶそうです。

ちょっとくらい黄色くなることはよくあるみたいですが、黄色がひどいと、青い光線に当てて治療する必要があります。

(このへんは詳しくないので、詳しく知りたい人は「新生児黄疸」でググッてね)



日本だと、「黄疸計」というものがあり、どれくらい黄色いかを機器で測ることができるみたいですね。

でも、ミャンマーにはそんなものはありません。

どうやって黄色いかを判断するかというと、医者が目で見て判断します。





2)黄色い服はNG!

ディディー妊娠中に日本に帰国したとき、新生児用の服を日本で買いました。

こちらでは、新生児は布でまきまきするスタイルなので、新生児用の服がほとんど売っていないです。

なので日本で調達したわけですが、そのときはまだディディーの性別が判明する前でしたから、男の子でも女の子でも大丈夫なように、黄色の服を買いました。


この黄色の服を購入したのは、大失敗でした。

黄疸の判断をするとき、赤ちゃんが黄色い服を着ていると、よくわからないらしいです。

なので、病院で黄色い服を着せていると怒られます・・・。

チッチのときに聞いて知っていたはずなのに、ついウッカリしていました。





3)黄疸の診察

入院中は1日に2回、小児科の先生が診に来ます。

先生が来る前に、赤ちゃんの服を脱がせて待機しておきます。

先生は赤ちゃんを抱っこして、窓に近づいていき、日光で赤ちゃんのお尻の色をチェック!


所要時間、わずか20秒です。

熱の有無などを口頭で聞かれて、1分もしないうちに診察終了。

これで、1回5,000ks稼ぐんですから、お医者さんって儲かるな~と思います。





4)黄色くならない我が子たち

チッチのときも、ディディーのときも、うちの子はいっこうに黄色くなることがありませんでした。

医者や看護婦からも「この子はなんでこんなに黄色くならないんだ!?」と不思議がられるくらいです。


聞いてみると、タウンジーの病院で出産した赤ちゃんの90%くらいは黄色くなり、光線治療が行われるとのこと!

そんなに!?

と、ビックリしてしまいました。



赤ちゃんとお母さんの血液型が違ったり、お母さんがRH-だったりすると黄色くなりやすいらしいです。

うちは私も夫もRH+のA型なので、ならなかったのかな~?


あと、看護婦いわく、一人目の男の子はかなりの確率で黄色くなるそうです。

「チッチは一人目の男の子だけど黄色くならなかった」と言うと、「だったら二人目も黄色くなる確率は低い」とのこと。

関係あるのかな??





5)強欲な小児科医

出産後5日目(たしか)のこと。

産婦人科の医者は私の傷の具合を診て、「退院OK」と言いました。

あとは小児科の先生がOKを出せば、退院できます。


病院はお金がかかるし、食べ物を運んでくる家族の負担もかかるので、なるべく早く退院したいところです。

ディディーは一向に黄色くなる気配もなく、普通に考えたら退院できる感じだったのですが、小児科の先生の判断は「退院NO」


「明日黄色くなったら困るから」

というのが理由でしたが、絶対関係ないやろ~!!

生後5日目とかでいきなり黄色くなるとか、ないやろ!!


その場にいた、助手とか看護婦とかも全員「ないやろ~」って顔してましたからね。

コントかと思ったわ!



1日入院が伸びることで、先生は5,000ks×2回の診察代を稼げることになります。

たった1分の診察だけで!


「先生は10,000ksを稼ぎたかったからに違いない!!」と、私は確信しています。

でも、患者側は10,000ksだけでなく、個室料金とか光熱費とか、いろいろ余分にかかるから勘弁してほしい~!!



ディディーの先生は高圧的な男の先生で、質問もしづらいし、時間もかけてくれません(いつも1分!)

なるべく短時間ですませてお金を稼ごうとする魂胆が見える。


なので、産後1か月の検診の後は、チッチが診てもらっている女の先生に変えました。




オマケ)お義母さん発言

冒頭でお義母さんは登場しないと書きましたが、黄だん関係で思い出したことが1点。

チッチのとき、なかなかチッチが母乳を吸えなくて、大変苦労しました。


そのときの経緯は、こちらにめちゃ詳しく書いてます。

このブログで殿堂入り(何の?)している爆記事なので、まだ読んでない人は読んでみてね。

http://ngomyanmar.blog107.fc2.com/blog-entry-548.html
http://ngomyanmar.blog107.fc2.com/blog-entry-549.html


で、チッチが母乳を吸うコツをつかめるように、同時期に出産した他のお母さんの乳を吸わせてみてはどうか、と看護婦から提案されました。

私は、チッチが私の乳よりも先に他人の乳を吸うのは嫌だったのですが、お義母さんは「そうしろ」と言って、チッチを連れて行ってしまいました。

結局、チッチは他人の乳も吸わずに寝てしまったから、それはまあ良いんですけど。


そこの赤ちゃんが、黄だんが出ているようで、光線治療を受けていました。

それを見たお義母さん、部屋に帰ってきてから

「あの人のおっぱいをチッチが吸わなくて良かった。黄だんがうつったら怖いからね」

って!!

黄だんはうつらんやろ~!!!

病気が気になるなら、最初から連れていくな(怒)



20170618220912726.jpg

黄色くならずに9ヶ月!

食べ物にも興味深々の元気なディディーです。





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ディディーが産まれてもはや9ヶ月が経ったのですが、実はディディー出産編を3までしか書いていませんでした。

本当は全8回予定で考えていたのに・・・。


出産編1回目、2回目、3回目はこちら。
http://ngomyanmar.blog107.fc2.com/blog-entry-734.html
http://ngomyanmar.blog107.fc2.com/blog-entry-737.html
http://ngomyanmar.blog107.fc2.com/blog-entry-743.html


書くのを忘れていたのではなく、書けなかったんです。

第4回に書こうと思っていたことを、思い出すだけで怒り&とても嫌な気持ちになってしまって、今までなかなか書く気が起こらず・・・。

日本編やバリ編も終了し、ネタが不足してきたこともあり、ディディーが1歳になる前には出産編を書き終えておかないと忘れてしまうということもあり、今回書くことをやっと決意しました。



今回の話題は、「タメイン」です。

ミャンマーの民族衣装の巻きスカートのことで、「ロンジー」と呼ばれることも多いですが、女性用は「タメイン」と呼ばれています。(男用は「パソー」)


私の怒りを理解してもらうためには、ミャンマーでの「タメイン」の文化的位置づけを理解しておいてもらう必要があります。

(で、ここから先はシモの話になりますので、食事中の人とか、シモの話が苦手な人は読まないようにお願いします。けっこうグロいです)



タメインは、ずばり、「ケガレの象徴」です。

仏教的に、「女性の生理は汚い、穢れている」という考えがあります。

血が不浄だと考えられているらしい。

だから、生理がある女性は、男性よりも低く位置づけられていているんですね。

(女性は出家できないとかね。尼さんは戒律を守る人であって、出家者ではありません)



ミャンマーでは、「男性の上半身や頭が女性のタメインに触れると、その男性の徳が下がる」と、マジで信じられています。

(徳は貯めれば貯めるほど涅槃に近づくので、仏教徒は何度も輪廻転生を繰り返しながら、頑張って徳を貯めています)


なので、洗濯をするときも、男性のシャツなど上半身につけるものと、女性のタメインやズボン、パンツなど下半身につけるものは、別々に洗わなければなりません。

中には、女性のタメイン、スカート、ズボン、パンツは一切洗濯機に入れない(手洗いする)という家もあります。洗濯機が穢れたら困るから。


また、洗濯ものを干す時も、女性のタメインなどは目立たないところに干し、男性の頭上より高くならないように気をつけなければなりません。

女性のタメインが干してあるところの下を男性がくぐると、めっちゃ徳が下がるそうです。


うちは5階なので、ベランダに洗濯ものを干します。

もちろん私のスカートやズボンもそこしか干すところがないから干しますが、なるべく他の人から見えない位置に干して、「女性のタメインの下に男がいる」状態が見えないようにしなければなりません。



これは、ビルマ族だけではなく、他の少数民族もだいたい同じ感覚でいるようです。

うちの夫の家族は中国系で、しかも仏教徒ではなくてムスリムですが、同じ感覚のようです。


お義母さんは「男のシャツと女のタメインを一緒に洗うな!」と毎回言ってきます。

仏教徒ではないので「徳が下がる」とは考えないようで、「男性の金稼ぎ運が落ちる」的なことを言っていました。

(私は面倒くさいし、信じていないから、お義母さんがいないときは全部まとめて洗ってますけどね。でも夫の金稼ぎ運落ちてないよ!)



それだけ嫌われている女性のシモの血。

たしかに汚いですし、血液から移る病気もあるから、避けるべきなのは理解できます。




で、出産をすると、大量に血が出るわけです。

赤ちゃんはおなかの中で、血の海の中に浮いている状態から産まれてきますからね。

「羊水と言っているから、水なのかな?」と思っていましたけど、血ですよね。


男性とかあまり知らない人のために書きますけど、出産したすぐはめっちゃ大量に血がでます。

その後だんだん減っていきますが、1か月くらい血が出ます。



その大量の血を、どう処理するか。

日本だと、生理用ナプキンのめちゃ大きいサイズみたいなのが売っています。出産専用のやつ。

その出産専用ナプキンに血を吸わせて、捨てれば良いわけです。


ところが、ミャンマーには、出産専用ナプキンが売ってません。

皆どうしているかというと、使い古したタメインに血を吸収させるんです。



私はチッチの出産のときも、ディディーの出産のときも、日本から出産専用ナプキンを買ってきて準備しておきました。

チッチのときは、あまりに産まれるのが早すぎてパニックになり(陣痛来てから2時間!)、出産専用ナプキンを荷物の中から自分で出すことができず。

なので、最初はタメインを使うことになりました。



で、この大量の血を吸ったタメイン、どうすると思います??

捨てたら良いと思うのですが、物を捨てないミャンマー人は、捨てずにちゃんと洗うんです。


チッチのときの汚れたタメインは、お義母さんが病院から家に持ち帰り、お手伝いさんが洗ってくれました。

そのときのお手伝いさんは、今の子守のアンティーはまだいなくて、インド系ムスリムの人でした。

「タメインを洗ってあげたけど、他の人だったら絶対洗ってくれないと思うよ。私のボスにも、私がタメイン洗ったって言わないで」

と、お義母さんに言ったお手伝いさん。


「お手伝いさんにタメインを洗わせるのは非常識」ということを、暗に言われたということですね。



私は、汚れたタメインは捨てるものだと思っていたので、いつの間にか洗われていて驚きました。

誰だって、他人の血がついたタメインなんて洗いたくないし、むしろ病気とかうつったら危ないから、触ったらダメなレベル。


なので、「次回は日本式に出産専用ナプキンを使って、タメインは使わないぞ」と心に誓ったのでありました。





ところが・・・

ディディーは逆子のため、帝王切開になりました。

帝王切開では導尿をするので、最初の1日はパンツをはくことができず、看護婦さんからも出産専用ナプキンは使うなと言われてしまいました。

(今思えば、看護婦は出産専用ナプキンを見たことないから拒んだんだと思われる)


で、最初の1日はタメインを使用することに・・・。



さて、汚れたタメインをどうするか?


汚れたタメインは捨てたら良いんですよ。

だって、すでにチッチの出産のときに使用してちょっとシミが付いている、いらないタメインです。

とっておいても、3人目の出産のときに使えるかもしれないだけで、普段には絶対使わないし。

私、タメイン嫌いだからほとんど履かないし。

だから私は捨てる気でいました。



でも、お義母さんはタメインを捨てたくないのか(ケチ)、洗うことしか考えていません。

最初は「タメインを洗うために、村からお手伝いさんを呼んでくる」などと言い出していたくらい。


チッチの世話と掃除や洗濯は子守のアンティーがやってくれるし、食事はお義母さんが作るから、追加のお手伝いさんは絶対に必要ない!

むしろ家で寝る場所ないから、絶対にいらない!!

と、何度も主張して、追加のお手伝いさんは呼ばないことになったという経緯もありました。


そのときにいろいろ聞いてわかったのが、病院に洗濯をやってくれる人がいる、という事実です。

いくらかお金を渡せば、血のついたタメインでも洗ってくれる洗濯師がいるそうなのです。

だったらその洗濯師に頼めば良い!という結論に。



「自分のタメインなんだから、自分で洗えよ」と思われたかもしれません。

言い訳をすると、私が洗うことはできません。

なぜなら、中国系の人には、「出産後1カ月は水に触ってはいけない」という迷信があります。(産後に体を冷やすと、一生体を壊すという考え)

私が自分で洗うのは、絶対にお義母さんからの許可が出ません。

しかも、帝王切開後のおなかの痛みで、寝がえりすら痛い状態なので、手洗いなんて絶対無理。




捨てるか、洗濯師に依頼するか。


それで解決のはずだったんです。




・・・なのに、なのに!!



なぜかお義母さんは、汚れたタメインを家に持ち帰り、


子守のアンティーに洗わせたんです!!!





その日、アンティーは暗い雰囲気で病院に来ました。

お義母さんが席を外したときに「タメイン洗わされたんだけど。私の徳、下がっちゃったよ」と言いました。

なるべく触りたくなかったので、バケツに水とタメインを入れて足で踏み、洗濯機に放り込んだ、とのこと。



アンティーの徳が下がって、涅槃行きが遠ざかってしまった!
(と、アンティーは信じている)

申し訳なさすぎる・・・!


「捨ててって言ったのに!!本当にごめんね、アンティー」と謝りました。

普段は「大丈夫!」というアンティーも、このときばかりは何も答えてくれず。

本当に嫌だった様子。


「私が娘を産んだときは、退院後に自分でタメイン洗ったよ。自分で洗うものだよ」

と言われてしまいました。

(ビルマ系は、産後に水触ったらダメの縛りがない)



子守のアンティーは本当にチッチを可愛がってくれているし、長く続けてくれていて、アンティーは我が家に欠かせない存在です。

アンティーがいなかったら、私の仕事復帰もできません。

なので、アンティーが辞めないように、今まで頑張って関係を築いてきたのに・・・。


タメイン事件のせいで、アンティーが辞めちゃったらどうしよう・・・。




お義母さんも、アンティーが怒っているのはわかったようで、長々と言い訳をしていました。

「洗濯師がいるのは聞いていたけど、ぜんぜん洗濯物を取りに来てくれなかったから」うんぬん・・・。

(本当は洗濯師が洗濯物を取りに来てくれるのではなく、依頼側が持っていかないといけない。私は何度かそう伝えたのに、お義母さんは聞き流した)


アンティーが「徳が下がった」と言うと「そうなの!?ビルマ族にはそういう信仰があるのを知らなかった」と、のたまうお義母さん。

いや、自分だって「男ものと洗濯物分けろ!」っていつも言ってるじゃん!知ってたくせに。


チッチのときのお手伝いさんから「他人に洗わせるのは非常識だ」と暗に指摘されていたにも関わらず!




アンティーが帰ったあとは、「そんなに洗いたくなかったら、放置しておけば良かったのに」と言い出すお義母さん。

いや、言いつけられたら、アンティーもやらないわけにはいかないと思ったんでしょ!


「アンティーが適当に洗ったから、シミが取れていない」とか言ってくるし。


だから、捨てろや!!!




アンティーとお義母さんの間に挟まれて、身動きがとれない私。

(帝王切開後の痛みで、文字通り身動きがとれなかったし!)



私のタメインの件でもめられて、恥ずかしいし。

アンティーには、本当に申し訳ないし。

アンティーが辞めたらどうしようという不安でいっぱいだし。

汚れたタメインすら捨てたがらず、洗濯師へ払う少しのお金すらケチるお義母さんへの苛立ちもあるし。

めちゃくちゃ非常識なことをしていて、恥ずかしいし。

でも、お義母さんには産後の世話をしてもらっているという立場上、責めるわけにもいかないし。

自分が動ければ良いけど、ベッドから起き上がるのすら無理な状態だし。



もう、イライラして、不安で、どうしようもなくて、本当に嫌な気持ちになりました。

産後ウツになりそう!と思ったくらい。

いまだに、思い出すとすごい嫌な気持ちになる。




このタメイン事件と、帝王切開のときの麻酔の気持ち悪さを思い出すと、「もう一人産むのはちょっとな・・・」という気持ちになります。

マジでトラウマ。


でも、このときのタメインは、タンスの奥に保管してあります。

もし3人目になったら使わないといけないから。


そうなったら、次回は、絶対に、絶対に、絶対に、捨てる!!!!!!!



今日はグロい話でごめんなさい!

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