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ミンガラーバー

まだ産まれていませんよ。
でも、これが産まれる前の最後の更新になると思います。


さて、前々回に書いたように、逆子で困っています。

月曜日に検診に行きましたが、やっぱりまだ逆子・・・。
先生がひっくり返そうとしてくれましたが、ベビーは頑固で動きませんでした。


また、超音波によると、頭がかなりでかい、体格もかなりでかい、とのこと。
頭は9.8cmあり、体重もすでに3400gは超えている、と言われました。

チッチが産まれたときは2700gだったのに!!


逆子でも、経膣分娩したいと考えていましたが、
「頭がでかすぎるので、骨盤に引っかかって出なくなったら大変である」と医師に言われました。

まず尻が出て、足や肩が出るまでは良いのですが、その後、頭を5分以内に出さないと大変である。
7分になると仮死状態になったり、障害が残ったりする可能性が高い、とのことです。
へその緒が出てしまった後に頭だけ残るので、酸素がいかなくなるからです。

うーん、普通に逆子だけだったら産めると思っていましたが、さすがに約10cmのでかい頭を5分以内に出すことは無理かも・・・。
しかも、私は身長が低いので、たぶん骨盤もそんなに大きくはないだろうし・・・。

ということで、帝王切開をすることにしました。

13日はムスリムの祭りのため、14日の午後から入院し、15日の朝に手術をすることになりました。


決めるまでは「絶対嫌~!!!」とビビっていたのですが、決めてしまったら、「もう仕方がないか」と思うようになってきました。
こっちの先生は帝王切開の数もこなしていて慣れているので、まあ大丈夫だと思うことにしました。

周りにも、帝王切開経験者がとても多く(町に住んでいるお母さんの約半数は帝王切開だと思われる)、「痛くないよ」と皆が励ましてくれます。

というか、「そんなに大変じゃないのに、なにをびびっているのか?」くらいの反応をされるので、びびっているのがバカらしくも感じられます。



そんな今、目下の心配事は2点です。

・お義母さんが「手術当日は病院に泊まる」と張り切りだしている

・術後にいきなり油っこい食べ物を食べさせられそうである

という2点です。


前回、お義母さんは「(嫁に任せておいて)孫が死んだら困る」という、私に対してとても失礼な理由で、毎日病院に泊まり込みでした。
お義母さんが泊まったところで、赤ちゃんに授乳するのは私だし、おむつ替えはスペシャルナースがやってくれるので、ぜんぜん意味がないのに・・・。

今回も「泊まる」と言い出して、自分が病院で使う用の布団カバーを洗濯しようとしていました。
なので、「泊まらなくていいから!!!お義母さん疲れるし、家でチッチと寝てて」と厳しい調子で釘を刺していますが、まだ安心はできない・・・。

結局、布団カバーは洗濯されていたし・・・。



そして、食べ物のこと。

ネットで帝王切開を調べてみると、手術当日は水やお茶のみ、2日目におかゆ、3日目から普通の食事というのが、日本では一般的なようです。

でも、こちらでは、すぐに普通の食事をとるようになるとか・・・(経験者にヒアリングした結果)。

消化に悪そう!!

そうなると、たまご、たまご、たまご、鶏のスープ、白菜、ご飯の塩辛い、油っこいご飯になることが予想されます。
(こちらでは病院が食事を出してくれず、家族が食事の用意をする)

「手術当日の昼ごはんを作らないといけない」と、すでに張り切っていたし・・・。
「いや、昼はまだ麻酔聞いてるから食べられない」と言ったのですが、お義母さんは人の話を基本的に聞いていないからな。

夫は「ちゃんとお粥にするように言ってあげるから」と言ってくれたので、夫に頼ることにします。
(帝王切開になって私がびびっているので、夫はけっこう優しくしてくれる)



ということで、1か月くらいブログお休みすると思います。
(産後は目を酷使してはいけないため、我が家ではPC禁止になる)

航空券手配関係のご連絡は、夫までよろしくお願いします。

Aung Moe Myint(アウンモーミン)
ammleemyanmar@gmail.com

英語、ビルマ語、中国語可。



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まだ産まれていませんよ。


今日はムスリムのお祭りの日です。犠牲祭。
牛を殺して、肉を貧しい人や親戚や友達にあげる祭です。

パンデー(中国ムスリム)の我が家。
私や夫はぜんぜん盛り上がっていませんが、お義母さんが一人でテンション高いです。



犠牲祭では、牛を自分で捌いて貧しい人に配るのが本式のようです。

しかし、なかなか大変なので、かなり熱心な家しかやらないようです。
(夫の店の大家さんは熱心なので、毎年やっている)


で、変わりによく取られる方法が、モスクに委託するという方法です。

牛1頭を7口に分け、1口130,000ksで権利を買うことができます。
お義母さんは2口やったので、260,000ksを払いました。

モスクにそのお金を払うと、モスクが牛を捌いて、お金を出した人の名前で貧しい人にもっていってくれます。
お金を出した人にも、肉を少しくれるそうです。

お義母さんがやったのが最後に残った2口だったようで、「早く予約しないと枠がなくなる!!」と、先日は朝からパンデー代表に大きな声で電話したりして、大変でした。

無事に寄付ができたようで、お義母さんは満足している様子。



ということで、牛を捌くことは実際にはあまりやりません。
実際にやることといえば、各家庭が麺料理やおやつを作って、いろんな人に振舞うことです。

中学生のときに、バレンタインデーの義理チョコをクラス中の女子が大量に作って、お互いにあげあいっこしていたみたいな感じです。
女子中学生ではなく、パンデーのおばちゃんたちが、ワイワイといろいろやっている感じ。



作る料理が皆同じような感じだから、私的にはぜんぜん楽しくないです。

各家庭が、5家族分くらいの分量をドーンと作って、お互いに交換しあうので、一日に何度も麺料理とお菓子を食べないといけないのが苦痛。

お菓子はココナッツのゼリーとか、サマイン(ココナッツミルクの甘ったるい汁の中に小麦の麺が入っている)とか、だいたいワンパターン。
サマイン、超嫌いです。

味の素を大量に入れていたり、塩辛かったり、なんとなく衛生的でないものもたくさんもらうので、食べたくないです。

「前に人からもらったサマインを一口食べたら、めっちゃゴキブリの匂いがした」と、夫が言っていました。
怖い!!


お義母さんだって、サマインを盛大に焦がしていたし。
焦げ臭いココナッツミルク汁を、人に配り歩いているってどうなの!?
(しかし、配らなかったら配らなかったで、10合炊き炊飯器よりでかい鍋いっぱいに作っているので、自家消費したら糖尿病になって死ぬレベル)



私は毎年、クレープとかクッキーとか、蒸しパンのような、誰ともかぶらないお菓子を作っていました。
親戚から麺とお菓子をもらったら、お返しにちょっとあげられるように。
(自分からは積極的には配らない方針)


しかし、今年はお義母さんがいます。
「疲れるからやめたら?」と言ったところで聞く耳をもつお義母さんではありません。

昨日の夜は遅くまで、そして今朝は夜明けとともに、大量の春雨ヌードルとココナッツゼリーとサマインを作っていました。
そして、午前中から、近所の人や親戚、友達に配り歩いています。

・・・よくやるわ。

身重の私は、ウズラの卵の殻むき(30個)を手伝っただけで、あとは知らんふりして寝ました。


お義母さんの夜中の料理を手伝うと、寒い夜に水を触るせいか、かなりの確率で風邪をひくのでね。

出産前に風邪を引くわけにはいかない、と、言い訳をして寝ました。


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まだ産まれていませんよ~。

でも、だいぶおなかが重たくなってきて、あまり何もできなくなってきました。
昼寝も必須。



前回のブログで、めちゃくちゃイライラしていることを書きました。

そのブログを書いた夜のこと。
お腹が痛くなってきて、軽い陣痛みたいになりました。

「すわ!産まれるか!!」

と思い、お腹がちょっと痛いのを我慢して、まだパッキングしていない物をいくつか集めて入院準備を完成させました。

本当は、おなかが張ったら休んだほうが良いのに、休めずにバタバタ。

1時間くらいおなかが張っていたのですが、寝たら治ったのでホッとしていました。



翌日(土曜日)、新しい先生のところに検診に行きました。

先生は男の先生で、とても優しい感じ。
血液検査や尿検査もちゃんとやってくれました。(今まで主治医が検査してくれなかったのはなぜ??)

三人目も、この先生にお願いしたいと早くも考えてしまうくらいの勢いです。




しかし、大問題が!!!!

なんと、このタイミングでベビーが逆子だということが判明しました。


チッチは逆子でかなり苦しんだのですが、今回のベビーは最初からちゃんと頭を下にしていました。
つわりも軽く、出血などもなく、おなかが張ることも少なくて、とっても良い子だと思っていたんです。

なのに、まさかの37週での逆子判明!!!

おそらく、前夜のイライラしてお腹が痛くなったときに、逆子になってしまったのだと思います。



チッチの36週で逆子が治ったのですら、奇跡的なことでした。
主治医からいつも「36週で治って本当に良かった、すごい」と、いまだに感心されているくらいです。

チッチの逆子のときのブログはこちら。
http://ngomyanmar.blog107.fc2.com/blog-entry-532.html


なのに、37週で逆子になり、現在38週で直そうと頑張っているなんて・・・。
かなり可能性は低いですが、頑張っています。


お腹や足を温めたり、寝たり、「頭を下にしようね」と話しかけたり。

逆子診断された2日くらいは、頭の位置が明らかに上にあるのがわかったのですが、今は頭の位置がよくわからないので、もしかしたら逆子が治っているのかも!?

という希望を抱きつつも、ぬか喜びだったら悲しすぎる!!

とにかく、体を冷やさないことを優先しています。



帝王切開、怖いよ~!!!

たまごクラブやネットの情報などでは、

・帝王切開後はけっこう痛い

・おしっこのパイプを入れる

・縦切りと横切りがある

・血栓ができないように、手術前にきついストッキングをはく

などと書いてありますが、ミャンマーはどうなんでしょう??


帝王切開経験者に聞いてみたところ「ぜんぜん痛くない」「全身麻酔」「おしっこの管入れなかった」などと、よくわからない答えが返ってきます。
ストッキングとかもなさそう。

本当に痛くないんだろうか??


手術なんてしたことないから怖い~!!!!




「逆子の場合、お尻から出る体勢であれば普通に産める場合もあるが、足から出そうな場合は帝王切開になることが多い」
と、たまごクラブにありましたが、こちらでは逆子と言われるだけで、体勢については何も言われませんでした。

医者は「赤ちゃんの安全のためには、帝王切開が良い」と言います。

でも、夫いわく「先生は時間を取られたくないんだから、早く終わる帝王切開をやらせたいのは当たり前だ」と言います。


判断に迷う~!!!!

帝王切開なら、日本とかヤンゴンとかのほうが良いかもしれないけど、もうすでに国内線には乗れないし。

なんとか逆子が治ってくれることを祈るほかありません。



ま、たぶん治りますね。
夫がそう言っているし、私も治るような気がします(言い聞かせ)。

チッチの出産のとき、とても痛くて大変でしたが、人生で一番エキサイティングな瞬間だったので、またそれを味わいたいです。



逆子治るように、お祈りクリックよろしくお願いします。

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まだ産まれていませんよ。


イミダス更新されました。

ちょっとやばいタウンジーネタ。
ブログ未公開ネタです。
期間限定で公開中ですので、お早目にどうぞ~。
http://imidas.jp/column/L-71-015-16-08-G511.html


連載「亜香里のミャンマー嫁入り日記」
ヤウッカマー、怪しい日本人にハマる!
~子連れ・ババ連れ帰国旅行2
鈴木亜香里(地球市民の会ミャンマー駐在員)

 ミンガラーバー! こんにちは! 中国系ミャンマー人と結婚して4年、夫と長男と3人でタウンジーという街に住んでいる鈴木亜香里です。タイトルの「ヤウッカマー」はミャンマー語で義母、姑という意味。この春、義母と長男を連れて一時帰国したときの、義母の爆裂ぶりを暴露する今回のシリーズ、なんと2回目も出国前のエピソード(笑)。義母がとんでもないものにハマってしまい……!

全文はこちら!
http://imidas.shueisha.co.jp/column/detail.html
このコラムは、スマホ版イミダスで9/8まで全文無料公開!




8月31日には、お義母さんがついにタウンジー入りしました。

夫から知らされたのは、30日の夜。
「明日、お義母さん来るから」って、どうしていつもギリギリ告知なの!?

ま、別にいつ来てもらっても良いんですけどね。



お義母さんは相変わらずです。


食べきれないほどの大量の食べ物をヤンゴンから持ってきたり、せっせとご飯を作ったり。


おばちゃんたちとの集会に出かけたり、家を訪問したり。


必要もない赤ちゃん服(というか、巻く布)をたくさんヤンゴンから持ってきたり。

チッチのときは、仕方がなく巻き巻きスタイルで過ごしていましたが、今度のベビーは日本スタイルで行きたいのです。
なのに、巻き巻き用の布が家に大量にあって、見るだけで嫌になります。

緑おくるみ

チッチ巻き巻きスタイル


チッチのために、中国製の安い壊れやすいおもちゃをダース買いしてきたり。

車や動物がロボットの形に変形するおもちゃなのですが、作りが雑すぎて、触っただけでパーツが外れます。
そして、パーツが外れるたびに、チッチから「つけて!」と要求されるので面倒くさい。
はっきりいって、プラスチックのごみを買ってきたようなもんです。
イラー!!



お義母さんにいろいろ口出されるのが嫌で、お義母さんが来る前にすべて入院関係の準備は終わらせていました。
それこそ、ベビーや自分の服などの必需品から、来客に出すコーヒーやおやつ、コップに至るまで準備万端です。

参照「ミャンマー出産入院事情2 持ち物編」
http://ngomyanmar.blog107.fc2.com/blog-entry-546.html

それなのに、「やれ、このバッグに詰めろ」やら、「ベビーベッドに寝かせろ」やら、何かとうるさい。
(チッチのときも、ベビーベッドは邪魔になっただけで、ぜんぜん使いませんでした)



今回の子育ては日本式に行きたいです。
チッチのときに嫌だったことを、できるだけ排除したいと考えています。

具体的には、以下のとおり。


・巻き巻きなし

巻き巻きスタイルは股関節脱臼の割合が増えるので。
しかも、運動できなくてかわいそう。
参照記事はこちら。
http://ngomyanmar.blog107.fc2.com/blog-entry-543.html


・三角の布なし

こちらも股関節脱臼が増える原因となるので。
布おむつか紙おむつを使うつもりです。

もうね、看護師とかが赤ちゃんの足をひっぱるようにして巻き巻きしたりふんどしを付けたりするのを想像しただけで、叫びだしたくなりますね。
今度は絶対に妥協しないぞ!


・手袋なし+ツメを切る

こちらでは、小さいときにツメを切ると変形するので、2か月くらいまでツメを切らずに手袋をさせます。
チッチのときはそれに従い、ツメの形がむしろ変になった気がします。
手袋は動きづらそうだし、あの小さい手袋がバラバラあるのもイラつく。


・病院にお義母さんのお泊りなし

前回は「うちの孫が死んだら困るから」などと言って、毎晩病室にお泊りしていたお義母さん。
さすがに「二人目だから、慣れてるから大丈夫!」と言いたい。

っていうか、私に任せて置いたら孫が死ぬとか、失礼すぎる発言だと思うんですけど。


・おっぱいは触らせない

こちらの記事参照
ミャンマーのおばちゃんが気安く他人のおっぱいを触ってくる件について
http://ngomyanmar.blog107.fc2.com/blog-entry-596.html


・卵は1日1個にする

前回は毎日5個くらい食べさせられて、小さいころの卵アトピーが再発しました。
今回は1日1個にするとお義母さんに宣言済み。



昨日の夜、こういうことを考えていたら、ものすごくイライラしてきて、ぜんぜん寝付けませんでした。


今日も、「病院の予約してくる」と言ってお義母さんは出かけていったんだけど、いつ産まれるかわからないのに病室を予約するとか、意味がわからない。

チッチのときも「病院のオーナーが知り合いだから、予約してくる!」と張り切って出かけたものの、結局好きな部屋は取れませんでした。
そりゃ、空きがないと無理やろ~。

いらんことしぃすぎて、イライラする~!!!!

お義母さんが今日病院に直訴しにいったおかげで、明日の昼に、新しい産婦人科の先生に診てもらうことになってしまった。

はぁ・・・。



家にいても面倒なので、産休中だけどTPAに来て、仕事しつつブログ更新しています。

まあ、食事作ってもらえるし、いろいろサポートしてもらえるし、お義母さんがいないと成り立たないのでありがたいんですけどね。

お義母さんは帰りのチケットを12月20日で予約しており、変更不可のチケットということです。
4か月弱、頑張ろう!!


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