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NGOミャンマー駐在員のハリキリノート

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ミンガラーバー


ビール1

大好き100プラス。
チッチはこのジュースのことを「ビヤー」(ビール)と呼びます。



最近、日本は春休みのため、スタディーツアーやお客さんがとても多いです。

このブログ経由で、夫の旅行会社に航空券を依頼してくださるお客さんも増えています。
ありがたいことです!

飛行機のチケット予約の際には、名前が必要になります。
パスポートどおりのアルファベットのつづりで、チケットに印刷してもらいます。

皆さんもご存知のように、国際線だと、名前のアルファベットが一文字でも違うと「アウト!」で乗れなくなってしまうので、最新の注意が必要になります。

でも、ミャンマーの国内線の場合は、名前間違いに関して、けっこう寛容みたいです。

どこまでOKなのか、夫に聞いてみましたので、ご紹介します。



1)性別間違い

女性なのに「Mr」とか、その逆。
または既婚者なのに「Miss」とか、独身なのに「Mrs」となってしまった場合は・・・

乗れます!


2)名前ちょっと間違い

SUZUKI YUKARI (誤)
SUZUKI AKARI (正)

Ni La Oo (誤)
Ni Lar Oo (正)

みたいに、名前の一部をちょっと間違えた場合は・・・

乗れます!

ミャンマー語をアルファベット表記すると、けっこうブレがあるので、このくらいの間違いは日常茶飯事です。
ミャンマー人の場合はIDカードで飛行機に乗りますが、IDカードはアルファベット表記ではなくミャンマー文字表記のため、表記のブレが起こります。


3)名前けっこう間違い

MIYAHARA AKARI (誤)
SUZUKI AKARI (正)

Ni Lar Win (誤)
Ni Lar Oo (正)

こういう場合は・・・たぶんいけます。
ミャンマー語名の場合はほぼいけます。

が、日本語名の場合は前例がないのでわかりません・・・・。


4)名前がまったく違う

AYASE HARUKA (誤)
SUZUKI AKARI (正)

Nan Kin Zayar (誤)
Ni Lar Oo (正)

こういう場合は無理です。全くの別人です。


5)ファーストネームと苗字が反対

AKARI SUZUKI (誤)
SUZUKI AKARI (正)

これは間違いなくセーフ。
ミャンマー人は苗字の概念がないので、皆よくわかっていません。


6)名前だけ、もしくは苗字だけ

SUZUKI (誤)
SUZUKI AKARI (正)

これも余裕でセーフです。



という感じです。

ちなみに、今までで一番すごい例は

ベトナム人の名前を間違えて「ホーチミン」と書いたけど、乗れた

という件。

お客さんからパスポートを渡されたのですが、ベトナムのパスポートは「Name」とか「city」とか、そういうのがぜんぜん書いておらず、
どれが名前で、どれが出身地か、全くわからない状態だったそうです。

そのため、スタッフは「ホーチミン」が名前だと勘違いしてしまったらしい・・・。

日本人が「Mr TOKYO」と言って飛行機に乗るようなものです。

それでも、問題なく飛行機に乗ることができました。


ミャンマーの国内線は、一度発券してしまったら、もう名前の修正は絶対できないシステムになっています。
もし修正したいなら、新しくもう一枚チケットを買わなければなりません。

けっこう寛容で乗れますが、空港でドキドキしないように、名前確認はしっかりしましょう!!



ちなみに、ミャンマー国内線のイーチケットは、紙がなくても乗れます。
予約番号とチケット番号を控えておけば大丈夫。

ギリギリで予約されたお客さんやメールを受け取れないお客さんに、口頭で番号を伝えたことがあります。
日本のお客さんからは「こんな番号だけで本当に乗れるのか?」と心配されましたが、大丈夫でした。

ミャンマー人の多くはLINEみたいな「We Chat」というアプリを使っています。
予約番号とチケット番号をWe Chatで送っといて、というミャンマー人も多いです。

いつもギリギリに予約するミャンマー人には、We Chat発券はとても便利なシステムのようです。


ということで、ミャンマーの飛行機チケット予約、承っております。

乗る方全員のお名前(パスポートどおりのアルファベットで)
性別
ご希望の日程、だいたいの時間(早朝、午前、午後、最終など)
その他希望(直行便が良い、安いのが良いなど)

をお知らせください。

注)
本業ではないため、急ぎの場合は他社にご依頼ください。
土日も対応できません。

akarisuzuki@gmail.com


ビール2

ビヤーうまい!という顔。
あんまりムスリムの人の前で「ビヤ飲む」とか言わないでね・・・誤解されるから。


昨日は、ホーチミンに爆笑でした。
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ミンガラーバー

チッチが髪を切りました。
美容院で3,000ks。
じっとしていないから無理では・・・と思っていましたが、めっちゃ良い子に30分くらい座っていました。
奇跡!!!

ビフォアー


最近、ビザの申請が本当に大変になっているみたいです。
日本人がミャンマーに行くビザをとるのも、ホテルの予約券やらなんやらと必要な書類が増えているらしいですね。

TPAのスタディーツアーのためのビザを申請する際も、カウンターパートの国境省からの推薦状が必要と言われました。
今までは必要なかったのに・・・。
TPAのスタッフではなく、スタツアのお客さんのためのビザ推薦状なんて、国境省が書いてくれるわけない!どうしよう!!と思ったのですが、お願いしたら渋りつつも書いてくれて一安心です。

イービザだと、面倒な書類もなく、1日くらいでとれることが多いようなので、イービザをお勧めします。



さて、今日書きたいのは、日本人がミャンマーに行くためのビザではなく、ミャンマー人が日本に行くためのビザがめちゃ大変だという話です。

私は今年は水祭り休暇中に日本に一時帰国するのですが、そのときにお義母さんも連れていくことになりました。
まあ、1回くらい呼んであげないとね、ということで。

なので、私の父を招聘人として書類をいろいろ集め、お義母さんにも書類の書き方をいろいろ教えて、ヤンゴンの日本大使館にビザの申請に行ってもらいました。


1回目は12月ごろに申請に行ってもらったのですが、「3ヶ月間しかビザがだせないから、まだ早い」と言われました。
水祭り中は飛行機が混むので、早めに予約したくて行ったのに・・・。
そしてANAで飛行機の予約をしたものの「ビザが取れていない人には発券できません」と言われました。


で、2月になったので、再度お義母さんを申請に行かせました。
ネットでちゃんと調べて、必要書類も全部そろえたのですが、まさかの「やり直し」です。

住民票やIDカードの翻訳(英語か日本語)と要綱に書いてあったので、日本語に私が翻訳したのですが、窓口スタッフは「日本語で書いてあったら読めない!」と、お義母を叱ります。

いやいや、日本大使館ですよ。
しかも、要綱には日本語可と書いてあるのに。

「翻訳者の名前が書いていない」(日本語で名前を書いていましたが、読めないのでアルファベットで書け、とのこと)、「翻訳者の電話番号が書いていない」などと、たくさん文句をつけてきます。


また、私と夫の結婚証明書を出せとも言ってきました。

本当は父(=招聘人)の戸籍謄本に、私と夫(アウンモーミン)が結婚したむねが記載されているので、必要ないはずなのに。
また、「アウンモーミンのパスポートを持って来い」(いや、パスポートに配偶者の情報は書いてないでしょ!)とか、わけのわからないことをたくさん言われます。

結婚証明書とアウンモーミンのパスポートの件は、その後大使館スタッフが上司に確認して、必要ないことになりました。


他にも、うちの父が招聘人、保証人として、義母の旅費を保証するということになっていて、父の給与明細みたいなやつも出したにもかかわらず、義母の収入証明も求められました。保証人つけた意味ないやん・・・。

夫一家は航空券の代理店なので、その会社の登記関係の書類とか、銀行通帳のコピーとか、銀行の証明書とか、いろいろ書類を求められて、書類のコピー代だけで10,000ks以上かかったとか。


1回目に言われたことを全部直して、また申請に行ったら、前回とは違う点を指摘されて、またやり直し。

やり直しが続き、なんと5回も大使館に申請に行く羽目になったそうです。
(ちなみに、2012年11月に夫が日本に行ったときは、書類1枚要求されたのみのやり直し1回。4日で出ました。同じように準備しているのに、義母はこんなにやり直しをくらうのはなぜ!?)


うちの義母がどんくさいからではなく、他の並んでいる申請者も、皆何回もやり直しをくらっていたそうです。

「こんなんだったら、もう日本なんて行くか!!!!!」とぶち切れて、行くのをあきらめた申請者を、義母は何人も見たそうです。

なかには「何度もやり直しになって、日本で行われる研修がもう終わってしまう・・・」と嘆いていた医師もいたとか。


うちの義母も、何度もあきらめようと考えたそうです。

「水祭り中は、ニーラーウー(私のこと)がいないから、タウンジーに行って息子にご飯を作ってあげよう」と考えたそうなのですが、「やっぱり頑張って日本に行こう!」と、5回も大使館に通ったそうです。

義父は「そんなに日本に行きたいんだったら、そりゃ何度も大使館に行かないとだよ。俺が大使館のスタッフなら、5回じゃなくて10回はやり直しさせるね」と義母に冗談を言い、家族大爆笑!


そんなこんなで、大変な苦労をしながらやっとビザがとれました。

ビザがとれて、いざANAの飛行機チケットを買おうとしたら、なんと1600ドル!!
私が11月に買った段階では、700ドル台だったのに・・・。

義母が1回目の申請に行く前に予約したのが1200ドルでしたが、5回のやり直しを経たあとは1600ドルまで値上がりしていました。

ANA、どんだけ~!!!!

けっきょく、1200ドルの予約が生きていたので、1200ドルで義母はチケットを購入しました。


長くなってしまいましたが、とにかくビザが大変だった、ということです。

2年前に夫が行ったときは、書類をちゃんとそろえればすぐにOKだったのに。
今回だって書類をきっちり揃えていたのに、大使館から変な要求が多すぎでした。
たぶん、窓口のスタッフがダメなんだろうな・・・。


冒頭の、日本人がミャンマーに行く際のビザが厳しくなっている件も、在ミャンマー日本大使館が厳しすぎるから、対抗して厳しくしているのではないのか、と思うほどです。


大変困ったビザですが、ひとつだけ私にとって嬉しいことがありました。

義母が「もうこんなに大変なら、今回で日本に行くのは最後だ!もう行きたくない!!」と言ったこと。

次回はないそうなので、義母との爆裂日本旅行も今回頑張ればOKということです。
ウシシ・・・(悪嫁)。

そのかわり、いろいろ美味しいもの食べさせたり、良いところに連れて行ってあげよう、と思うのでした。

アフター


髪の毛切った後の写真が、こんなのしかなかった。。。
よくわかりませんね。


久々更新でランキング下がってしまいました。
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