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2012.11.29
タウンジーのバルーン祭り(続き)
ミンガラーバー
前回の続きで、タウンジーのバルーン祭りについてです。
佐賀からドナーさんたちが来ていたので、「バルーン祭りに行くのは無理かな」と諦めかけていましたが、お客さんたちが「見に行きたい!」とおっしゃったので、23日に見に行ってきました。
夜遅い時間になると混雑するので、夕方5時から出かけました。
いろいろな物を売っている店や、食べ物の屋台などがたくさんならんでいます。
思ったよりは混雑していなくて安心・・・。
屋台をいろいろと見て、観覧車やゴンドラに乗ったあと、バルーンを飛ばす空き地のほうへ行きました。
会場には外国人専用席があり、外国人は無料でイスに座って見ることができます。
私たちも外国人席に行き「日本人です!」と堂々と言ったのですが・・・外国人が多すぎてイスがもう無かった!
それでも、優しいミャンマー人はプラスティックのイスを持ってきてくれました。
7時からバルーンが始まると言われたのに、7時半ごろになっても動きなし。
屋台で買ったもち米、ゆでピー、焼き鳥、スナック菓子をつまみながら待ちます。
オジサンたちはビールです。
それにしても、タウンジーの夜は寒い!!
ようやく、8時近くになって1つ目のバルーンが膨らみ始めました。
昨日のブログで載せた、お釈迦様のイラストが描いてあるバルーンです。
膨らみ始めるまでに時間がかかったのですが、一度膨らみ始めたら、あっと言う間にお空に昇っていきました。
そして、バルーンは空に登りながら花火を吹き出します。
音がしない打ち上げ花火のよう。しかも、一瞬ではなくてだいぶ長持ちします。
いつも、事務所からも見えるのですが、やっぱり間近で見るのが一番キレイです。
おじさんたちも「これは、佐賀のバルーンの連中を連れて来んばらん!」「長生きして良かった~」と言っていました。
1つ目を見てわくわくしたオジサンたち。
外国人席で見ているのは物足りなくなったようで、「ちょっと近くまで行ってくる」と出かけていきました。
そして、2つ目のバルーンが上がると外国人席に戻ってきて「あれは近くで見んばらん!」と言うので、皆で近くまで行って見ることにしました。
「あの2つを合体するのが大変さ」と、オジサンたち。
「合体?」とハテナな私たち。
なんか盛り上がっているところがあったので近づいていこうとすると、「それは応援団」とオジサン。
どうやら、村をあげてバルーンを飛ばすみたいです。
村から応援団が来ていて、たいこを叩きながら踊って、バルーンがちゃんと上がるように応援しているようなのです。
まず、バルーンが応援団の踊りと共に、広場に入場してきます。
それを、バルーン飛ばし隊たちがセッティングします。(おそろいの上着を作っています)
バルーン飛ばし隊の周りには、ブロック隊がいて、ギャラリーが近づきすぎないように、手をつないでブロックしています。

こんな感じでバルーンをかまえる、バルーン飛ばし隊たち。
赤と白のおそろいのジャージがまぶしい!

タイマツ隊が走りこんできて、バルーンを温めます。
そこには、全員の指揮をとる坊さんの姿が!
やはり、村が団結するためには、坊さんの存在が欠かせません。

膨らんできた。
「天上天下唯我独尊!」
やっぱり仏様のイラストは必須らしい。

その一方で、こんなものが準備されていました。
これに花火がくくりつけられているようです。

バルーンと花火の台が「合体!」
これが、オジサンの言っていた「合体」の正体だったか。

気球が上にあがっていき、花火が吹き出し始めたところ。
本当はもっと綺麗なんだけど、上手く写真が撮れなかった・・・。
このように気球が上がっていったり、花火が綺麗に吹き出すと、会場は大歓声に包まれます。
そして、応援団の音楽と踊りがさらに盛り上がっていきます。
この段階では、応援団のみならず、バルーン飛ばし隊もタイマツ隊もブロック隊も、全員踊りまくっています。
踊っていないのは、坊さんのみ!
いやー、本当に綺麗でした。
今は「地球の歩き方」にも載っていない祭りですが、これからもっと有名になっていくはず!
すでにミャンマー人だけでホテルも交通機関も満員で大変な状況です。
皆さん!早く見に来たほうが良いですよ!!
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佐賀からドナーさんたちが来ていたので、「バルーン祭りに行くのは無理かな」と諦めかけていましたが、お客さんたちが「見に行きたい!」とおっしゃったので、23日に見に行ってきました。
夜遅い時間になると混雑するので、夕方5時から出かけました。
いろいろな物を売っている店や、食べ物の屋台などがたくさんならんでいます。
思ったよりは混雑していなくて安心・・・。
屋台をいろいろと見て、観覧車やゴンドラに乗ったあと、バルーンを飛ばす空き地のほうへ行きました。
会場には外国人専用席があり、外国人は無料でイスに座って見ることができます。
私たちも外国人席に行き「日本人です!」と堂々と言ったのですが・・・外国人が多すぎてイスがもう無かった!
それでも、優しいミャンマー人はプラスティックのイスを持ってきてくれました。
7時からバルーンが始まると言われたのに、7時半ごろになっても動きなし。
屋台で買ったもち米、ゆでピー、焼き鳥、スナック菓子をつまみながら待ちます。
オジサンたちはビールです。
それにしても、タウンジーの夜は寒い!!
ようやく、8時近くになって1つ目のバルーンが膨らみ始めました。
昨日のブログで載せた、お釈迦様のイラストが描いてあるバルーンです。
膨らみ始めるまでに時間がかかったのですが、一度膨らみ始めたら、あっと言う間にお空に昇っていきました。
そして、バルーンは空に登りながら花火を吹き出します。
音がしない打ち上げ花火のよう。しかも、一瞬ではなくてだいぶ長持ちします。
いつも、事務所からも見えるのですが、やっぱり間近で見るのが一番キレイです。
おじさんたちも「これは、佐賀のバルーンの連中を連れて来んばらん!」「長生きして良かった~」と言っていました。
1つ目を見てわくわくしたオジサンたち。
外国人席で見ているのは物足りなくなったようで、「ちょっと近くまで行ってくる」と出かけていきました。
そして、2つ目のバルーンが上がると外国人席に戻ってきて「あれは近くで見んばらん!」と言うので、皆で近くまで行って見ることにしました。
「あの2つを合体するのが大変さ」と、オジサンたち。
「合体?」とハテナな私たち。
なんか盛り上がっているところがあったので近づいていこうとすると、「それは応援団」とオジサン。
どうやら、村をあげてバルーンを飛ばすみたいです。
村から応援団が来ていて、たいこを叩きながら踊って、バルーンがちゃんと上がるように応援しているようなのです。
まず、バルーンが応援団の踊りと共に、広場に入場してきます。
それを、バルーン飛ばし隊たちがセッティングします。(おそろいの上着を作っています)
バルーン飛ばし隊の周りには、ブロック隊がいて、ギャラリーが近づきすぎないように、手をつないでブロックしています。

こんな感じでバルーンをかまえる、バルーン飛ばし隊たち。
赤と白のおそろいのジャージがまぶしい!

タイマツ隊が走りこんできて、バルーンを温めます。
そこには、全員の指揮をとる坊さんの姿が!
やはり、村が団結するためには、坊さんの存在が欠かせません。

膨らんできた。
「天上天下唯我独尊!」
やっぱり仏様のイラストは必須らしい。

その一方で、こんなものが準備されていました。
これに花火がくくりつけられているようです。

バルーンと花火の台が「合体!」
これが、オジサンの言っていた「合体」の正体だったか。

気球が上にあがっていき、花火が吹き出し始めたところ。
本当はもっと綺麗なんだけど、上手く写真が撮れなかった・・・。
このように気球が上がっていったり、花火が綺麗に吹き出すと、会場は大歓声に包まれます。
そして、応援団の音楽と踊りがさらに盛り上がっていきます。
この段階では、応援団のみならず、バルーン飛ばし隊もタイマツ隊もブロック隊も、全員踊りまくっています。
踊っていないのは、坊さんのみ!
いやー、本当に綺麗でした。
今は「地球の歩き方」にも載っていない祭りですが、これからもっと有名になっていくはず!
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タウンジーが一年で一番盛り上がる日
ミンガラーバー
久しぶりの更新になってしまいました。
10月20日から11月10日までの3週間、日本に帰国して、11月13日にはタウンジーに戻ってきました。
しかし、日本からのお客さんが続いてバタバタしていたこともあり、更新ぜんぜんしていませんでした。
ちょっと落ち着いたので、これからは頑張って更新していきたいです。
さて、今日は11月の満月です。
この日は「ダザウンダイン」と言って、タウンジーが一年で一番盛り上がる日です。
1週間くらい気球のお祭りをやっていて、満月の日が一番盛り上がるんです♪
ミャンマー全体でも有名なお祭りで、各地からたくさんの人が見学に押し寄せてきています。
明日で祭りが終わるのですが、明日のバスチケットも飛行機のチケットも、すでに売り切れ状態だそうです。
日本では、TPAのおひざもとの佐賀がバルーンで有名ですね。
しかも毎年11月です。
今回私が佐賀に行ったとき、ちょうどバルーンが始まったところでした。
(このことについては、また今度書きます♪)
タウンジーのバルーンフェスタは、佐賀のバルーンとはちょいと違います。
佐賀では朝にバルーンを飛ばしますが、こちらでは夜に飛ばすのです。
また、佐賀は有人ですが、こちらのバルーンは無人です。
バルーンに花火をつけて、きらきら花火を撒き散らしながら飛んでいきます。
花火の美しさを競うそうです。
仏教由来の祭りらしく、バルーンには仏様の絵が描いてあります。

優勝者には、およそ30万円の賞金がおくられるそうですが、このバルーンを飛ばすためには、30万円くらい費用がかかるそうです。
つまり、優勝してトントン。
というか、優勝したら一晩中飲み明かすので、賞金はすっからかんになってしまうそうで、「お金じゃないんだよね!この祭りは」という感じです。
実はこの祭りはとっても危ない!
火薬を大量に集めて準備するため、一度火がつくと大変なことになります。
準備段階で、うちの近所の人の家が燃えて、何人か亡くなったそうです。
また、開会式の日も大変盛り上がるのですが、上がったバルーンが花火を撒き散らしながら落ちてきて、下にいた人が5人亡くなったとか。
その他、酔っ払いが多数いるため、喧嘩が多発します。
また、あまりの混雑のため、スリや痴漢などの被害にあうことが多いです。
(おととしのバルーン祭りでは、東京の満員電車よりも酷い状態になり、痴漢されまくりました・・・)
写真の右側に観覧車やバイキングがあるのが見えますか?
この観覧車は人力です。
いつもあるものではなく、祭りの時期だけ設置されるものです。
これも、倒れたり壊れたりして危ないから乗るな!と、彼氏から注意されていましたが、乗っちゃいました!

イマドキ風?な兄ちゃんたちが回してくれます~!!
怖い。
明日に続く☆ミ
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10月20日から11月10日までの3週間、日本に帰国して、11月13日にはタウンジーに戻ってきました。
しかし、日本からのお客さんが続いてバタバタしていたこともあり、更新ぜんぜんしていませんでした。
ちょっと落ち着いたので、これからは頑張って更新していきたいです。
さて、今日は11月の満月です。
この日は「ダザウンダイン」と言って、タウンジーが一年で一番盛り上がる日です。
1週間くらい気球のお祭りをやっていて、満月の日が一番盛り上がるんです♪
ミャンマー全体でも有名なお祭りで、各地からたくさんの人が見学に押し寄せてきています。
明日で祭りが終わるのですが、明日のバスチケットも飛行機のチケットも、すでに売り切れ状態だそうです。
日本では、TPAのおひざもとの佐賀がバルーンで有名ですね。
しかも毎年11月です。
今回私が佐賀に行ったとき、ちょうどバルーンが始まったところでした。
(このことについては、また今度書きます♪)
タウンジーのバルーンフェスタは、佐賀のバルーンとはちょいと違います。
佐賀では朝にバルーンを飛ばしますが、こちらでは夜に飛ばすのです。
また、佐賀は有人ですが、こちらのバルーンは無人です。
バルーンに花火をつけて、きらきら花火を撒き散らしながら飛んでいきます。
花火の美しさを競うそうです。
仏教由来の祭りらしく、バルーンには仏様の絵が描いてあります。

優勝者には、およそ30万円の賞金がおくられるそうですが、このバルーンを飛ばすためには、30万円くらい費用がかかるそうです。
つまり、優勝してトントン。
というか、優勝したら一晩中飲み明かすので、賞金はすっからかんになってしまうそうで、「お金じゃないんだよね!この祭りは」という感じです。
実はこの祭りはとっても危ない!
火薬を大量に集めて準備するため、一度火がつくと大変なことになります。
準備段階で、うちの近所の人の家が燃えて、何人か亡くなったそうです。
また、開会式の日も大変盛り上がるのですが、上がったバルーンが花火を撒き散らしながら落ちてきて、下にいた人が5人亡くなったとか。
その他、酔っ払いが多数いるため、喧嘩が多発します。
また、あまりの混雑のため、スリや痴漢などの被害にあうことが多いです。
(おととしのバルーン祭りでは、東京の満員電車よりも酷い状態になり、痴漢されまくりました・・・)
写真の右側に観覧車やバイキングがあるのが見えますか?
この観覧車は人力です。
いつもあるものではなく、祭りの時期だけ設置されるものです。
これも、倒れたり壊れたりして危ないから乗るな!と、彼氏から注意されていましたが、乗っちゃいました!

イマドキ風?な兄ちゃんたちが回してくれます~!!
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