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<メディア掲載>
テレビ「こんなところに日本人」出演
『ミャンマー・カンボジア・ラオスのことがマンガで3時間でわかる本』
JICA「なんとかしなきゃプロジェクト」ブログ集
佐賀新聞「私が選んだ週間ニュース5」2010年3月18日
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2012.06.30
ハチミツおじさんと仲良くなる
ミンガラーバー
ブログ更新しよう!と思ったら停電してネットつながらず・・・。
最近は電気が安定してきていたのですが、まだたまにやられますね。
さて、26日から28日まで、タウンジーのシティーホールにて、ケシ栽培撲滅のための展示会が行われました。
TPAのカウンターパートである国境省は、少数民族地域の開発に関わる仕事をしていますが、ケシ栽培の撲滅というのも大事な仕事です。
ということで、展示会には国境省のブースがあり、国境省と一緒に事業をしているNGOの活動の様子の写真が展示されました。
もちろん、TPAの写真も展示されています。
イベントとしては、初日の午前中に偉い人たちのスピーチがあり、その後気球祭りの広場に移動して、ケシを燃やす会があったそうです。
一般民衆の前でたくさんのケシを燃やして、ム~と酔っ払う人がいないのか心配ですが。
さて、私たちは展示会という機会を利用して、ヤーコン茶を販売して儲けようと考えました。
国境省からの許可もとり、ヤーコン茶を持って展示会場に行ったのですが・・・どうも販売という雰囲気ではありません。
来賓の偉い人たち(シャン州知事、いろんな州政府大臣たち)に「1つ1000ksです」という勇気もなく・・・。
結局、来賓の人たちにはプレゼントすることになりました。
「私たちのナウンカセンターで作ったヤーコン茶です。高血圧、糖尿病に効きますよ」
と、たどたどしいミャンマー語を話しながら来賓にお茶とパンフレットを手渡します。
それでも、国境省の人が「こちらはTPAのニーラーウーです。日本人です」と紹介してくれるまで、日本人とはぜんぜん思われず、不審な顔をされる私・・・。
お金は稼げませんでしたが、来賓の人がヤーコンを気に入ってくれたら今後買ってくれるかも!?
ということで、良かったと思うことにしましょう。
国境省からは、「ナイスアイディア!」と、大好評でした。
さて、来賓が帰ってひと段落したので、他の展示を見に行きました。
麻薬のやりすぎで肌がただれた人や、バイクで転倒してしまった人の写真を展示し、「麻薬は怖いぞ~」と訴えかけるブースがありました。
うちのスタッフや国境省の人たちは興味深そうに見ていたのですが、私は数枚写真を見ただけでギブアップ・・・。
あれは、トラウマになります。グロすぎだもん。
インターネットには絶対アップできない写真という感じ。
子どもも見ていましたが、超ビックリしていました。
UNODCのブースでは、クイズに正解したらUNODCのロゴ入りTシャツ、帽子、手さげかばん、ノートのどれかがもらえるというイベントをやっていました。
私は「ケシ栽培でよくないことを2つ述べよ」という問題にあたり「健康を害する、暗黒社会の資金源になる」と答えたのですが、「正解は、健康を害する、ケシのために森を焼いて環境破壊になる、です」と言われ、Tシャツゲットならず・・・。
暗黒社会の資金源になる、というのも正解だと思うんだけどなぁ。むぅ。
それから、ハチミツ局?がやっているブースも発見しました。
局か省かわかりませんが、政府がやっている団体です。
どうやら、ハチを育てて蜂蜜や蜜蝋などを販売しているようです。
私は実は蜂に一時期はまっていて、佐賀市の図書館にある蜂関係の本をほとんど読み漁っていたくらい、蜂の生態について興味があります。
いつか蜂を育てて、蜂蜜をとったり、蜜蝋でキャンドル作ったりしたいなぁと企んでいたこともあり、ブースにいた人に早速質問!
「TPAの農業センターで蜂育てたいんだけど、いろいろ教えてくれますか?」と聞いたところ、ハチミツ局のシャンで一番偉い人を紹介してもらえました。
ハチミツ局のシャンで一番偉いおじさん(以下、ハチミツおじさん)は、嬉しそうにいろいろと教えてくれました。
ハチの寿命は60日前後であるため、飼い始めてすぐに蜜を取れるようになること、雨季はあまり蜜をとれないが、年間で8ヶ月間はたくさん密がとれること、めったに損をしない事業であること、農家が集めた蜂蜜をハチミツ局が買い取り、日本を始めとした諸外国に輸出していること、ハチミツ局はミャンマー全土で展開していること、などを熱心に語るハチミツおじさん。
とりあえず、ナウンカセンターに短期で研修をしてもらえるようにお願いしました。
もし、本気でハチミツをやりたいなら、スタッフ2名くらいを1年間くらい修行によこしてよい、そしたら一人前に鍛えてあげる、というお言葉も!!
そんな1年間もヒマなスタッフはいませんが、個人的に誰か雇って派遣しようかしら・・・?などと、夢は膨らみます。
蜜蝋も安く売っているらしいので、蜜蝋キャンドル実現ももう少しか!?
そんなこんなでハチミツおじさんと話すこと1時間弱。
お別れのときに、ハチミツおじさんから、ハチミツのプレゼントをもらいました!
自然のハチミツ1瓶、ライム入りハチミツ1本、ニンニク入りハチミツ1本、ハチミツバーム1個と、総額10000ksくらいもらっちゃいました!!
「悪いです、おじさん」と一応遠慮したのですが、「ミャンマー人は誰も質問しに来ないのに、あんたはいっぱい聞いてくれたから、おじさんは嬉しい!」と言ってくれました。
ありがとう!ハチミツおじさん。
また、研修の打ち合わせと、蜜蝋をもらいに事務所に遊びに行きます。
そのうち、TPA産のハチミツをミャンマー土産としてこちらで販売したり、日本で販売したりできるようになるといいなぁ・・・。

ブログ更新しよう!と思ったら停電してネットつながらず・・・。
最近は電気が安定してきていたのですが、まだたまにやられますね。
さて、26日から28日まで、タウンジーのシティーホールにて、ケシ栽培撲滅のための展示会が行われました。
TPAのカウンターパートである国境省は、少数民族地域の開発に関わる仕事をしていますが、ケシ栽培の撲滅というのも大事な仕事です。
ということで、展示会には国境省のブースがあり、国境省と一緒に事業をしているNGOの活動の様子の写真が展示されました。
もちろん、TPAの写真も展示されています。
イベントとしては、初日の午前中に偉い人たちのスピーチがあり、その後気球祭りの広場に移動して、ケシを燃やす会があったそうです。
一般民衆の前でたくさんのケシを燃やして、ム~と酔っ払う人がいないのか心配ですが。
さて、私たちは展示会という機会を利用して、ヤーコン茶を販売して儲けようと考えました。
国境省からの許可もとり、ヤーコン茶を持って展示会場に行ったのですが・・・どうも販売という雰囲気ではありません。
来賓の偉い人たち(シャン州知事、いろんな州政府大臣たち)に「1つ1000ksです」という勇気もなく・・・。
結局、来賓の人たちにはプレゼントすることになりました。
「私たちのナウンカセンターで作ったヤーコン茶です。高血圧、糖尿病に効きますよ」
と、たどたどしいミャンマー語を話しながら来賓にお茶とパンフレットを手渡します。
それでも、国境省の人が「こちらはTPAのニーラーウーです。日本人です」と紹介してくれるまで、日本人とはぜんぜん思われず、不審な顔をされる私・・・。
お金は稼げませんでしたが、来賓の人がヤーコンを気に入ってくれたら今後買ってくれるかも!?
ということで、良かったと思うことにしましょう。
国境省からは、「ナイスアイディア!」と、大好評でした。
さて、来賓が帰ってひと段落したので、他の展示を見に行きました。
麻薬のやりすぎで肌がただれた人や、バイクで転倒してしまった人の写真を展示し、「麻薬は怖いぞ~」と訴えかけるブースがありました。
うちのスタッフや国境省の人たちは興味深そうに見ていたのですが、私は数枚写真を見ただけでギブアップ・・・。
あれは、トラウマになります。グロすぎだもん。
インターネットには絶対アップできない写真という感じ。
子どもも見ていましたが、超ビックリしていました。
UNODCのブースでは、クイズに正解したらUNODCのロゴ入りTシャツ、帽子、手さげかばん、ノートのどれかがもらえるというイベントをやっていました。
私は「ケシ栽培でよくないことを2つ述べよ」という問題にあたり「健康を害する、暗黒社会の資金源になる」と答えたのですが、「正解は、健康を害する、ケシのために森を焼いて環境破壊になる、です」と言われ、Tシャツゲットならず・・・。
暗黒社会の資金源になる、というのも正解だと思うんだけどなぁ。むぅ。
それから、ハチミツ局?がやっているブースも発見しました。
局か省かわかりませんが、政府がやっている団体です。
どうやら、ハチを育てて蜂蜜や蜜蝋などを販売しているようです。
私は実は蜂に一時期はまっていて、佐賀市の図書館にある蜂関係の本をほとんど読み漁っていたくらい、蜂の生態について興味があります。
いつか蜂を育てて、蜂蜜をとったり、蜜蝋でキャンドル作ったりしたいなぁと企んでいたこともあり、ブースにいた人に早速質問!
「TPAの農業センターで蜂育てたいんだけど、いろいろ教えてくれますか?」と聞いたところ、ハチミツ局のシャンで一番偉い人を紹介してもらえました。
ハチミツ局のシャンで一番偉いおじさん(以下、ハチミツおじさん)は、嬉しそうにいろいろと教えてくれました。
ハチの寿命は60日前後であるため、飼い始めてすぐに蜜を取れるようになること、雨季はあまり蜜をとれないが、年間で8ヶ月間はたくさん密がとれること、めったに損をしない事業であること、農家が集めた蜂蜜をハチミツ局が買い取り、日本を始めとした諸外国に輸出していること、ハチミツ局はミャンマー全土で展開していること、などを熱心に語るハチミツおじさん。
とりあえず、ナウンカセンターに短期で研修をしてもらえるようにお願いしました。
もし、本気でハチミツをやりたいなら、スタッフ2名くらいを1年間くらい修行によこしてよい、そしたら一人前に鍛えてあげる、というお言葉も!!
そんな1年間もヒマなスタッフはいませんが、個人的に誰か雇って派遣しようかしら・・・?などと、夢は膨らみます。
蜜蝋も安く売っているらしいので、蜜蝋キャンドル実現ももう少しか!?
そんなこんなでハチミツおじさんと話すこと1時間弱。
お別れのときに、ハチミツおじさんから、ハチミツのプレゼントをもらいました!
自然のハチミツ1瓶、ライム入りハチミツ1本、ニンニク入りハチミツ1本、ハチミツバーム1個と、総額10000ksくらいもらっちゃいました!!
「悪いです、おじさん」と一応遠慮したのですが、「ミャンマー人は誰も質問しに来ないのに、あんたはいっぱい聞いてくれたから、おじさんは嬉しい!」と言ってくれました。
ありがとう!ハチミツおじさん。
また、研修の打ち合わせと、蜜蝋をもらいに事務所に遊びに行きます。
そのうち、TPA産のハチミツをミャンマー土産としてこちらで販売したり、日本で販売したりできるようになるといいなぁ・・・。



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タンボジサポーター募集中!タンボジセンターが出来た背景とは!?
ミンガラーバー
すでにFacebookの地球市民の会ページに告知したのでご存知の方も多いかと思いますが
(地球市民の会のFBページはこちら!「いいね!」を押すと最新情報がゲットできます)
タンボジサポーター、どんどん募集中であります。
タンボジセンターは、1999年より運営している農業センターです。
インレー湖のほとりのタンボジ村に位置し、ミャンマーの高校生16人が生活しながら、学校の勉強や農業知識の習得に励んでいます。
詳しくはこちら。写真付きのパンフレットです。
タンボジセンターの高校生たちは、将来は農村の開発リーダーになることが期待されています。
1学年8名のみ受け入れの少数精鋭で、ミャンマーの将来を担う人財を育成しています。
タンボジセンターが何をやっているのか、どんな感じなのかはブログでも何回かご紹介していますので、今日はタンボジセンターが作られた背景や目的について書きたいと思います。
タンボジセンターを作った方からお聞きした話を、ご紹介したいと思います。

1)タンボジセンターができた背景を教えてください。
私がミャンマーでプロジェクトを始めようとしたとき、プロジェクト地域の人々は外国人に対し、自分たちは援助を受ける側の人間だという態度で接して来ました。すでに「もらいグセ」がついていました。
また、国連など多くの開発関係者は、ここでの仕事を単なる自分の飯の種としか考えていませんでした。
地域の人々のためではなく、自分のために、今の契約が切れた時に次の仕事をとるために、この地域で開発をやっていました。
結局、彼らは金を追って仕事を行っていましたので、3年、5年の任期が終わるとどこかへ行ってしまいました。
一方、プロジェクトがなくなった村は、依存心ばかりを増長させた村人が残るだけで村は良くなりません。
そこで、私は開発ワーカーをタンボジで育成して、彼らを通じて村の開発を行おうと考えました。
ミャンマーのプロジェクトは10年を3つのフェーズに分けた総合農村開発でしたから、人財の育成が一番大切だと考えていました。
2)タンボジセンターができた当初の目的は何ですか?
「農村開発の出来る農村リーダーの育成」です。
本来、地域開発はそこに住んでいる人々が行うものだと思います。
もちろん、外国の開発ワーカーが来てお手伝いするのは悪いこととは思いませんが、私たちはそこに一生住む人ではないからです。
農村開発を行う場合、その地域に住む人たちの総意で、自分の村の将来を創りあげていくことが理想だと考えます。
海外のNGOワーカーは、そのお手伝い役、プロジェクトが始動するためのスターターの役目に徹するべきです。
所詮、私たちはそこにいつまでも住めないし、彼らや地域の将来に対して、最後まで責任を持てないからです。
私は農林水産省農業者大学校(農民リーダー養成大学)を卒業しましたので、タンボジで行っている農村調査や自家経営診断等のフィールドワークや生き方セミナーは、私が大学時代に学んだことを実施したのです。
タンボジセンターで学ぶ学生たちには、「志高く、人の役に立つ人間になってほしい」と願っています。
タンボジセンターの役割は、「自らが自らを助け、自らの村を良くしていくことのできる人財を育成していくこと」です。

想いがひしひしと伝わってきますね。
私も先人の志を受け継いで、タンボジセンターの運営をしていかなければなりません。
最初のころは日本人がつきっきりでタンボジの子どもたちを育成していたようですが、今ではほとんど現地スタッフに任せ、私は週に一度、様子を見に行ったり、人生生き方セミナーの講師をしたりしています。
最初のころからずっと続けて頑張ってくれているスタッフもおり、創始者の想いは今も現地で行き続けています。
ということで、なかなか言葉では伝えづらいタンボジセンターの活動意義やその成果なのですが、共感していただけると良いなぁと思います。
しかし、いくら素晴らしい想いがあっても、お金がなければ運営していくことができません。
そこで、タンボジセンターを今後継続していくために、タンボジサポーターとなって応援してくださる方を大募集しています。
一口1000円からできる気軽な寄付です。
ちょっとイイネ!と思ったら、ぜひぜひサポーターになってください!
1口でも寄付をすれば、タンボジサポーターとして登録され、タンボジセンターの様子を紹介した「タンボジだより」などの楽しい特典を受け取れるようになります。
おっ!と思ったら、ぜひともすぐにお振込みを!
こういうのって、すぐに忘れてしまって、なあなあになりがちです。
もちろん、TPAの佐賀事務所に直接お金を持っていってもOKです。
口座番号: 01790-3-26351 (ゆうちょ銀行)
口座名義: 特定非営利活動法人 地球市民の会
※通信欄に「タンボジサポーター」とご明記ください。
※当会へのご寄付は、寄付金控除の対象となります。詳しくはお問い合わせください。
お問い合わせ先:
特定非営利活動法人地球市民の会(担当:藤瀬)
電話番号:0952-24-3334 ファクス:0952-26-4922
メールアドレス: fujise@tpa.nk-i.net
ちなみに、このブログを読んでいるよーという方は、通信欄に一言書き込んでもらえると、私が喜んで、ミャンマーから感謝状を送ってしまうかもしれません!
ちょっと今お金がなくて無理よ~という方、フェイスブックや口コミなどでお知り合いの方に宣伝してくださるだけでも嬉しいです。
よろしくお願いします!
すでにFacebookの地球市民の会ページに告知したのでご存知の方も多いかと思いますが
(地球市民の会のFBページはこちら!「いいね!」を押すと最新情報がゲットできます)
タンボジサポーター、どんどん募集中であります。
タンボジセンターは、1999年より運営している農業センターです。
インレー湖のほとりのタンボジ村に位置し、ミャンマーの高校生16人が生活しながら、学校の勉強や農業知識の習得に励んでいます。
詳しくはこちら。写真付きのパンフレットです。
タンボジセンターの高校生たちは、将来は農村の開発リーダーになることが期待されています。
1学年8名のみ受け入れの少数精鋭で、ミャンマーの将来を担う人財を育成しています。
タンボジセンターが何をやっているのか、どんな感じなのかはブログでも何回かご紹介していますので、今日はタンボジセンターが作られた背景や目的について書きたいと思います。
タンボジセンターを作った方からお聞きした話を、ご紹介したいと思います。

1)タンボジセンターができた背景を教えてください。
私がミャンマーでプロジェクトを始めようとしたとき、プロジェクト地域の人々は外国人に対し、自分たちは援助を受ける側の人間だという態度で接して来ました。すでに「もらいグセ」がついていました。
また、国連など多くの開発関係者は、ここでの仕事を単なる自分の飯の種としか考えていませんでした。
地域の人々のためではなく、自分のために、今の契約が切れた時に次の仕事をとるために、この地域で開発をやっていました。
結局、彼らは金を追って仕事を行っていましたので、3年、5年の任期が終わるとどこかへ行ってしまいました。
一方、プロジェクトがなくなった村は、依存心ばかりを増長させた村人が残るだけで村は良くなりません。
そこで、私は開発ワーカーをタンボジで育成して、彼らを通じて村の開発を行おうと考えました。
ミャンマーのプロジェクトは10年を3つのフェーズに分けた総合農村開発でしたから、人財の育成が一番大切だと考えていました。
2)タンボジセンターができた当初の目的は何ですか?
「農村開発の出来る農村リーダーの育成」です。
本来、地域開発はそこに住んでいる人々が行うものだと思います。
もちろん、外国の開発ワーカーが来てお手伝いするのは悪いこととは思いませんが、私たちはそこに一生住む人ではないからです。
農村開発を行う場合、その地域に住む人たちの総意で、自分の村の将来を創りあげていくことが理想だと考えます。
海外のNGOワーカーは、そのお手伝い役、プロジェクトが始動するためのスターターの役目に徹するべきです。
所詮、私たちはそこにいつまでも住めないし、彼らや地域の将来に対して、最後まで責任を持てないからです。
私は農林水産省農業者大学校(農民リーダー養成大学)を卒業しましたので、タンボジで行っている農村調査や自家経営診断等のフィールドワークや生き方セミナーは、私が大学時代に学んだことを実施したのです。
タンボジセンターで学ぶ学生たちには、「志高く、人の役に立つ人間になってほしい」と願っています。
タンボジセンターの役割は、「自らが自らを助け、自らの村を良くしていくことのできる人財を育成していくこと」です。

想いがひしひしと伝わってきますね。
私も先人の志を受け継いで、タンボジセンターの運営をしていかなければなりません。
最初のころは日本人がつきっきりでタンボジの子どもたちを育成していたようですが、今ではほとんど現地スタッフに任せ、私は週に一度、様子を見に行ったり、人生生き方セミナーの講師をしたりしています。
最初のころからずっと続けて頑張ってくれているスタッフもおり、創始者の想いは今も現地で行き続けています。
ということで、なかなか言葉では伝えづらいタンボジセンターの活動意義やその成果なのですが、共感していただけると良いなぁと思います。
しかし、いくら素晴らしい想いがあっても、お金がなければ運営していくことができません。
そこで、タンボジセンターを今後継続していくために、タンボジサポーターとなって応援してくださる方を大募集しています。
一口1000円からできる気軽な寄付です。
ちょっとイイネ!と思ったら、ぜひぜひサポーターになってください!
1口でも寄付をすれば、タンボジサポーターとして登録され、タンボジセンターの様子を紹介した「タンボジだより」などの楽しい特典を受け取れるようになります。
おっ!と思ったら、ぜひともすぐにお振込みを!
こういうのって、すぐに忘れてしまって、なあなあになりがちです。
もちろん、TPAの佐賀事務所に直接お金を持っていってもOKです。
口座番号: 01790-3-26351 (ゆうちょ銀行)
口座名義: 特定非営利活動法人 地球市民の会
※通信欄に「タンボジサポーター」とご明記ください。
※当会へのご寄付は、寄付金控除の対象となります。詳しくはお問い合わせください。
お問い合わせ先:
特定非営利活動法人地球市民の会(担当:藤瀬)
電話番号:0952-24-3334 ファクス:0952-26-4922
メールアドレス: fujise@tpa.nk-i.net
ちなみに、このブログを読んでいるよーという方は、通信欄に一言書き込んでもらえると、私が喜んで、ミャンマーから感謝状を送ってしまうかもしれません!
ちょっと今お金がなくて無理よ~という方、フェイスブックや口コミなどでお知り合いの方に宣伝してくださるだけでも嬉しいです。
よろしくお願いします!
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2012.06.28
お役人さんと恋愛話で盛り上がる
ミンガラーバー。
今日は、来週を予定している「キントゥ堰の落成式」の打ち合わせのために、キントゥ村に行きました。
事業の様子の写真、ちょこっとFBで公開しています。
TPAのページ、よかったら「いいね!」してくださいませ~。
キントゥ堰は、外務省のN連というスキームで実施した事業です。
農業堰の整備と農業研修で成り立っており、堰の工事費だけで3億2000万ksという、大きな事業でした。
朝7時半に事務所を出発して、国境省の役人さんを呼びに行き、一緒にキントゥ村へ行きました。
村人たちと打ち合わせをして、一応OKだということになりました。
TPAも来たほうが良い!と国境省に言われて、今日は村に行く用事もなかったので一緒に行ったのですが、落成式に関してTPAがやることほとんど終わっているし、今日は行ってもあんまり意味がなかったかも・・・。
進捗状況を把握することはできましたが。
本当は、車を出してほしいから私を呼んだんでしょ!?という感じでした。
しかも、お昼ご飯食べて帰ろう!と国境省の人が言い出し、携帯で別の仕事をしていた国境省の人を呼び出したりし始めて・・・。
電話で呼ばなくていいから!
電話先で「来てもいい?おごってくれる?」と聞いてきたので、「えー」と渋る声を出しつつもOKしたのですが(だって、断るわけにもいかないし)、ドライバーさんに「外人はミャンマー人とは違うね。ミャンマー人なら、どうぞ食べに来て!来て!って言うよね」と言われてしまいました。
もう!
っていうか、日本人だったら普通はご飯をおごってもらうためだけに来たりしないからね!
結局、というか、やっぱりというか、お昼の支払いは全部私持ちでした。
私とドライバーさんと国境省2名と、あとから電話で呼ばれた国境省1名の合計5名分。
しかも、高い料理頼んでたし!
全部で14500ksもしたぞ!!
5000ksくらいなら経費で出しても良いけど、さすがにこの金額じゃ説明つかないじゃん。
というか、皆さんの貴重なご寄付でなりたっているTPAの活動資金から出すわけにもいかないので、自腹にするしかないじゃん。
なんだか、たかられた気分の半日でした。
ま、カウンターパートと円滑にやっていくためには、こんなことで目くじらを立てたらいかんよね。ふぅ。
そうして、内心は高い料理を注文されたことに腹を立てつつも、外面はフレンドリーな雰囲気をかもし出し、今後の業務が円滑に進むように頑張って仲良く食事をしました。
フレンドリーさを出したいとき、やっぱり盛り上がるのは、恋愛話!
私に恋人がいることも国境省にはバレているので、もう少し情報開示をして話題を盛り上げます。
「今度帰国するときは、彼氏も一緒に日本に連れていきたいと思っているんだよね」と言うと、「いいねー」と盛り上がるお役人さんたち。
こちらが情報開示をすると、あちらもいろいろとオープンに語ってくれます。
電話で呼ばれてお昼を食べにきた彼は、なんと近々、2人目の奥さんをもらう予定らしい!
いや・・・一応1人目の奥さんと、子どももいたはずなのですが、それはそれでOKとのこと。
毎日、モーニングコールから始まり、朝ごはん食べた?昼ごはん食べた?今なにしてる?晩ごはん食べた?と、いっつも彼女のほうから電話してくるらしいです。
(彼は電話代が払えないから、自分からかけないらしい 笑)
家は近所だそうなので、「一緒に晩ごはん食べないの?彼女は作ってくれないの?」と私は聞きました。
すると彼は急に慌てて、「いや、まだそんな段階じゃないよ!」とのこと。
結婚(しかも2人目!)を考えているくせに、晩ごはんを一緒に食べたことがないって、一体どういう関係なんでしょうか?
っていうか、晩ごはんを作るのがそんな段階なんだとしたら、私、けっこう恥ずかしいんですけど・・・。
彼氏の両親とか親戚とかに「彼はいつも晩ごはん食べに来ています」って言っちゃったし!
そういえば、彼氏の両親、けっこうビックリしていたような気が・・・。
ま、いっか!
しかし、2人目の奥さんというのがいまだによく理解できません。
ミャンマーの法律では、男性は養える能力があるなら、妻を何人持っても良いことになっています。(女性はダメ!)
一夫多妻制が一応OKになっているのですが、実際に奥さんが2人いる人というのは稀で、そういう人は町でも村でも噂になっています。
うちのスタッフたち(特にパオ族の若い衆)も、「そろそろもう一人、奥さんもらおうかな~☆あ、給料安いから無理だった!」などと楽しく冗談を言い合っていますが、私としては本当に理解できない!!
だから、役人さんが惚気話をしても、「でも二人目は良くないと思うな」などと、ついつい言ってしまいます。
そんな「奥さん2人目」の人に、「晩ごはんを作ってあげるなんて!」みたいな反応をされた私って・・・。
恋愛話は万国共通かと思っていましたが、いろいろと違いはあるようです。
あ、ちなみに、私の彼氏は奥さんを2人もらったりしませんから、ご心配なく~♪
最近、地味にリクエストが多かった恋愛ネタでした☆

今日は、来週を予定している「キントゥ堰の落成式」の打ち合わせのために、キントゥ村に行きました。
事業の様子の写真、ちょこっとFBで公開しています。
TPAのページ、よかったら「いいね!」してくださいませ~。
キントゥ堰は、外務省のN連というスキームで実施した事業です。
農業堰の整備と農業研修で成り立っており、堰の工事費だけで3億2000万ksという、大きな事業でした。
朝7時半に事務所を出発して、国境省の役人さんを呼びに行き、一緒にキントゥ村へ行きました。
村人たちと打ち合わせをして、一応OKだということになりました。
TPAも来たほうが良い!と国境省に言われて、今日は村に行く用事もなかったので一緒に行ったのですが、落成式に関してTPAがやることほとんど終わっているし、今日は行ってもあんまり意味がなかったかも・・・。
進捗状況を把握することはできましたが。
本当は、車を出してほしいから私を呼んだんでしょ!?という感じでした。
しかも、お昼ご飯食べて帰ろう!と国境省の人が言い出し、携帯で別の仕事をしていた国境省の人を呼び出したりし始めて・・・。
電話で呼ばなくていいから!
電話先で「来てもいい?おごってくれる?」と聞いてきたので、「えー」と渋る声を出しつつもOKしたのですが(だって、断るわけにもいかないし)、ドライバーさんに「外人はミャンマー人とは違うね。ミャンマー人なら、どうぞ食べに来て!来て!って言うよね」と言われてしまいました。
もう!
っていうか、日本人だったら普通はご飯をおごってもらうためだけに来たりしないからね!
結局、というか、やっぱりというか、お昼の支払いは全部私持ちでした。
私とドライバーさんと国境省2名と、あとから電話で呼ばれた国境省1名の合計5名分。
しかも、高い料理頼んでたし!
全部で14500ksもしたぞ!!
5000ksくらいなら経費で出しても良いけど、さすがにこの金額じゃ説明つかないじゃん。
というか、皆さんの貴重なご寄付でなりたっているTPAの活動資金から出すわけにもいかないので、自腹にするしかないじゃん。
なんだか、たかられた気分の半日でした。
ま、カウンターパートと円滑にやっていくためには、こんなことで目くじらを立てたらいかんよね。ふぅ。
そうして、内心は高い料理を注文されたことに腹を立てつつも、外面はフレンドリーな雰囲気をかもし出し、今後の業務が円滑に進むように頑張って仲良く食事をしました。
フレンドリーさを出したいとき、やっぱり盛り上がるのは、恋愛話!
私に恋人がいることも国境省にはバレているので、もう少し情報開示をして話題を盛り上げます。
「今度帰国するときは、彼氏も一緒に日本に連れていきたいと思っているんだよね」と言うと、「いいねー」と盛り上がるお役人さんたち。
こちらが情報開示をすると、あちらもいろいろとオープンに語ってくれます。
電話で呼ばれてお昼を食べにきた彼は、なんと近々、2人目の奥さんをもらう予定らしい!
いや・・・一応1人目の奥さんと、子どももいたはずなのですが、それはそれでOKとのこと。
毎日、モーニングコールから始まり、朝ごはん食べた?昼ごはん食べた?今なにしてる?晩ごはん食べた?と、いっつも彼女のほうから電話してくるらしいです。
(彼は電話代が払えないから、自分からかけないらしい 笑)
家は近所だそうなので、「一緒に晩ごはん食べないの?彼女は作ってくれないの?」と私は聞きました。
すると彼は急に慌てて、「いや、まだそんな段階じゃないよ!」とのこと。
結婚(しかも2人目!)を考えているくせに、晩ごはんを一緒に食べたことがないって、一体どういう関係なんでしょうか?
っていうか、晩ごはんを作るのがそんな段階なんだとしたら、私、けっこう恥ずかしいんですけど・・・。
彼氏の両親とか親戚とかに「彼はいつも晩ごはん食べに来ています」って言っちゃったし!
そういえば、彼氏の両親、けっこうビックリしていたような気が・・・。
ま、いっか!
しかし、2人目の奥さんというのがいまだによく理解できません。
ミャンマーの法律では、男性は養える能力があるなら、妻を何人持っても良いことになっています。(女性はダメ!)
一夫多妻制が一応OKになっているのですが、実際に奥さんが2人いる人というのは稀で、そういう人は町でも村でも噂になっています。
うちのスタッフたち(特にパオ族の若い衆)も、「そろそろもう一人、奥さんもらおうかな~☆あ、給料安いから無理だった!」などと楽しく冗談を言い合っていますが、私としては本当に理解できない!!
だから、役人さんが惚気話をしても、「でも二人目は良くないと思うな」などと、ついつい言ってしまいます。
そんな「奥さん2人目」の人に、「晩ごはんを作ってあげるなんて!」みたいな反応をされた私って・・・。
恋愛話は万国共通かと思っていましたが、いろいろと違いはあるようです。
あ、ちなみに、私の彼氏は奥さんを2人もらったりしませんから、ご心配なく~♪
最近、地味にリクエストが多かった恋愛ネタでした☆



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2012.06.25
ワークショップ1 ルエトー村植林事業
ミンガラーバー
この一週間、お客さんが来ていました。
ワークショップの専門家のS先生です。
19日 タウンジー着、打ち合わせ
20日 ルエトー村の子ども対象にワークショップ
21日 ルエトー村の大人対象にワークショップ
22日 ナウンカ6カ月研修参加者対象にワークショップ
23日 マインタク村にて植林研修にゲスト参加
24日 タンボジセンターの高校生対象にワークショップ
というように、毎日毎日、ワークショップ三昧でした。
午前中と午後をフルに使って、通訳をしていた私はヘトヘトに・・・。
先生と参加者たちはめちゃくちゃ楽しんでいましたよ。
S先生は2月にミャンマーに遊びに来てくださいました。
タンボジセンターやナウンカセンターなどを案内したのですが、とても楽しい方で、TPAの活動を気にいってくださいました。
ワークショップや教育の専門家ということで、今回は助成金を利用して、講師として来ていただいたのでした。
ということで、ルエトー村でのワークショップの様子をちょっとご紹介します。

木の植え方を知るために、少しだけ実際に植えてみました。
ランダム自然配植という植え方です。
1本ずつ植えるのではなく、3本を密植させることで、3本が競い合って大きくなります。

大人たちのワークショップで、グループごとにワークシートを記入している様子。
植林した後の維持管理や、来年以降の植林計画を話し合いながらシートに記入しています。
慣れない作業に最初は戸惑いながらも、楽しく作業できました。

最後には、こんなに素敵な図ができました。
森の恵み、森を脅かすもの、今後の維持管理計画、ルエトー村の昔の森などについての情報が詰まっています。

ルエトー村の子どもたち。
いっぱいゲームをして、とっても盛り上がりました。
ルエトー村の森を守るレンジャーたちです!

この一週間、お客さんが来ていました。
ワークショップの専門家のS先生です。
19日 タウンジー着、打ち合わせ
20日 ルエトー村の子ども対象にワークショップ
21日 ルエトー村の大人対象にワークショップ
22日 ナウンカ6カ月研修参加者対象にワークショップ
23日 マインタク村にて植林研修にゲスト参加
24日 タンボジセンターの高校生対象にワークショップ
というように、毎日毎日、ワークショップ三昧でした。
午前中と午後をフルに使って、通訳をしていた私はヘトヘトに・・・。
先生と参加者たちはめちゃくちゃ楽しんでいましたよ。
S先生は2月にミャンマーに遊びに来てくださいました。
タンボジセンターやナウンカセンターなどを案内したのですが、とても楽しい方で、TPAの活動を気にいってくださいました。
ワークショップや教育の専門家ということで、今回は助成金を利用して、講師として来ていただいたのでした。
ということで、ルエトー村でのワークショップの様子をちょっとご紹介します。

木の植え方を知るために、少しだけ実際に植えてみました。
ランダム自然配植という植え方です。
1本ずつ植えるのではなく、3本を密植させることで、3本が競い合って大きくなります。

大人たちのワークショップで、グループごとにワークシートを記入している様子。
植林した後の維持管理や、来年以降の植林計画を話し合いながらシートに記入しています。
慣れない作業に最初は戸惑いながらも、楽しく作業できました。

最後には、こんなに素敵な図ができました。
森の恵み、森を脅かすもの、今後の維持管理計画、ルエトー村の昔の森などについての情報が詰まっています。

ルエトー村の子どもたち。
いっぱいゲームをして、とっても盛り上がりました。
ルエトー村の森を守るレンジャーたちです!



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ピンラウンでNGO会議
ミンガラーバー
先々週の日曜日。日曜日とはいえ休みではありませんでした。
本当はタンボジセンターに行くはずだったのですが、国境省の副大臣がネピドから会議に来ていて、そのついでにNGOとミーティングをするというので、召集されました。
ミーティングの場所は「ピンラウン」という、タウンジーから車でとばして3時間半のところです。
事務所のトゥンウィンさんの出身地なのですが、外国人立ち入り禁止エリアのため、私は行ったことがありませんでした。
このたびは、偉い人からの呼び出しということで、初めてピンラウンに行ってきました。
副大臣は10時にピンラウンでミーティングスタートというので、私たちは朝の5時にタウンジーを出発しました。
ミーティングではTPAの活動紹介を話す部分があるらしく、その準備や他の仕事などをしていたら、寝る時間が12時すぎに!
いつもより早起きしないといけないのに、いつもより遅い時間に寝ることになってしまいました。
しかも、翌日寝坊してしまわないか心配で熟睡できず・・・あくびをしながら5時に出発しました。
ピンラウンについたのは朝の8時半。
ウェッタチン(豚肉入りおこわ?)を朝ごはんに食べ、スピーチの練習をして・・・といううちに10時になりました。
ところが・・・、副大臣が来ません。
まあ、偉い人が遅れることはよくあることなので気にせずに!
この副大臣、以前タンボジセンターに来たときも、10時といって15時にきた前科もちです。
結局、大臣が来たのは12時半でした。
本当はミーティングのあとにお昼ご飯の予定が、お昼ご飯を先に食べてからミーティングになりました。
ミーティングは2時間くらい。
最初に副大臣が話し、パオ民族自治区の偉い人、ダヌ民族自治区の偉い人、UNDPのカントリーダイレクター、UNODC、WFP、セィダナー、TPAの順に話しました。
NGO勢は、パオ族、ダヌ族の地域でどんな活動をしているのかという活動紹介を話さなければなりませんでした。
私は待ち時間の間に原稿を書いて練習をしていたので、わかりやすく話せたようで、副大臣も満足という感じで良かったです。
UNDPの活動内容にはビックリ!
地域開発と環境問題と人材育成に力を入れるとのことですが、人材育成というのが「国会議員や地方政府などに対するキャパシティビルディング」をやるというのです。
民主化し始めたばかりのミャンマーですから、民主化支援ということで、国会議員や地方政府のキャパビルをするというのはわからなくもないですが、UNDPのミャンマー人おばちゃん代表がその発言をしたというのが、とっても違和感満載でした。
おばちゃんが、国会議員に研修するの!?・・・という感じで、外国人がそう発言するならまだしも、ミャンマー人が発言するのは微妙だよなぁ。
UNODCは実際にあまり活動をしていないようで発表者もちゃんと話せていなかったし、WFPは地域組織と意思疎通を十分にせずに事業を行っているために、地域住民とちょっと揉めたりしているみたいでした。
セィダナーとTPAは褒められて良かったです。
UN関係の組織は予算規模も大きくてドカンとやっていますが、TPAとセィダナーは、地域組織としっかり協力しながら事業を進めているので、そこを評価してもらえたのかなぁと思います。
とにかく、国境省の副大臣が言いたかったことは、NGOにパオ民族自治区とダヌ民族自治区を重点的に支援してほしいということだったみたいです。
民主化後、パオとダヌのように、民族自治区をもらえた民族がいくつかあります。
あとは、コ―カン、ワ、パダウン、ナガ、とかだったかな?もう少しあったけど忘れました・・・。
民族自治区は、今後は民族が主導で発展させていかなければならない地域なので、NGOの力を借りながらしっかりやれよ、ということだったみたいです。
この日、スカイネット(TV)が取材に来ていました。
放送されないと聞いていましたが、どうやらMRTVにて私の話していた様子がちょっと流れたそうです。
緊張してミャンマー語カミカミだったので、ちょっと恥ずかしい・・・。

先々週の日曜日。日曜日とはいえ休みではありませんでした。
本当はタンボジセンターに行くはずだったのですが、国境省の副大臣がネピドから会議に来ていて、そのついでにNGOとミーティングをするというので、召集されました。
ミーティングの場所は「ピンラウン」という、タウンジーから車でとばして3時間半のところです。
事務所のトゥンウィンさんの出身地なのですが、外国人立ち入り禁止エリアのため、私は行ったことがありませんでした。
このたびは、偉い人からの呼び出しということで、初めてピンラウンに行ってきました。
副大臣は10時にピンラウンでミーティングスタートというので、私たちは朝の5時にタウンジーを出発しました。
ミーティングではTPAの活動紹介を話す部分があるらしく、その準備や他の仕事などをしていたら、寝る時間が12時すぎに!
いつもより早起きしないといけないのに、いつもより遅い時間に寝ることになってしまいました。
しかも、翌日寝坊してしまわないか心配で熟睡できず・・・あくびをしながら5時に出発しました。
ピンラウンについたのは朝の8時半。
ウェッタチン(豚肉入りおこわ?)を朝ごはんに食べ、スピーチの練習をして・・・といううちに10時になりました。
ところが・・・、副大臣が来ません。
まあ、偉い人が遅れることはよくあることなので気にせずに!
この副大臣、以前タンボジセンターに来たときも、10時といって15時にきた前科もちです。
結局、大臣が来たのは12時半でした。
本当はミーティングのあとにお昼ご飯の予定が、お昼ご飯を先に食べてからミーティングになりました。
ミーティングは2時間くらい。
最初に副大臣が話し、パオ民族自治区の偉い人、ダヌ民族自治区の偉い人、UNDPのカントリーダイレクター、UNODC、WFP、セィダナー、TPAの順に話しました。
NGO勢は、パオ族、ダヌ族の地域でどんな活動をしているのかという活動紹介を話さなければなりませんでした。
私は待ち時間の間に原稿を書いて練習をしていたので、わかりやすく話せたようで、副大臣も満足という感じで良かったです。
UNDPの活動内容にはビックリ!
地域開発と環境問題と人材育成に力を入れるとのことですが、人材育成というのが「国会議員や地方政府などに対するキャパシティビルディング」をやるというのです。
民主化し始めたばかりのミャンマーですから、民主化支援ということで、国会議員や地方政府のキャパビルをするというのはわからなくもないですが、UNDPのミャンマー人おばちゃん代表がその発言をしたというのが、とっても違和感満載でした。
おばちゃんが、国会議員に研修するの!?・・・という感じで、外国人がそう発言するならまだしも、ミャンマー人が発言するのは微妙だよなぁ。
UNODCは実際にあまり活動をしていないようで発表者もちゃんと話せていなかったし、WFPは地域組織と意思疎通を十分にせずに事業を行っているために、地域住民とちょっと揉めたりしているみたいでした。
セィダナーとTPAは褒められて良かったです。
UN関係の組織は予算規模も大きくてドカンとやっていますが、TPAとセィダナーは、地域組織としっかり協力しながら事業を進めているので、そこを評価してもらえたのかなぁと思います。
とにかく、国境省の副大臣が言いたかったことは、NGOにパオ民族自治区とダヌ民族自治区を重点的に支援してほしいということだったみたいです。
民主化後、パオとダヌのように、民族自治区をもらえた民族がいくつかあります。
あとは、コ―カン、ワ、パダウン、ナガ、とかだったかな?もう少しあったけど忘れました・・・。
民族自治区は、今後は民族が主導で発展させていかなければならない地域なので、NGOの力を借りながらしっかりやれよ、ということだったみたいです。
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