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ミンガラーバー。
私はこれを書いている今(5月5日)、ヤンゴン国際空港の出発ゲートにいます。
これからまた、バンコクにビザの更新に行ってきます。
無事に3月29日にMOUの署名ができましたので、これが最後のバンコクビザ旅行になります。
今後は、ヤンゴンでビザの延長ができるようになるので、一安心です。

今日は朝の便でタウンジーからヤンゴンに来て、彼氏の実家に行ってお昼をご馳走になりました。
しかも、その後お母さんとショッピングセンター(ダウンタウンの中国人外にある「ジャンクションなんとか」というところ)に行き、なぜかワンピースを買ってもらいました。
そして、近くのシュエバズンでファルダとコーヒーフロートを食べました。

ジャンクションなんとかは、まるでバンコクみたいなショッピングセンターでした。
違うのは、冷房の効きがイマイチなことくらい。
2006年当時はなかったのになぁ・・・。
最近、ヤンゴンやネピドでは、この手のショッピングセンターが多くなっていますね。
タウンジーにも早くできないかな?

シュエバズンも、学生時代に行ったっきりで、超久しぶりで行きましたが、お店がきれいになっていてビックリ!
お菓子を買うショップも、喫茶店も新しくなっていて、店の外からはあの有名な「黄金の海老マーク」が見えない・・・。
店の中に黄金海老は移動していたみたいですね。
ただ、店はこぎれいになっていましたが、メニュー自体は昔とほとんど変わっていませんでした。
シュエバズンの息子?娘?は日本に行って、お菓子作りの勉強をしてきたと聞いたことがあります。
でも、日本人からするととても甘すぎる味付けです。

と、こんなことを書いていたら搭乗コールがかかりました。
とりあえず、バンコクに行ってきます。
ヤンゴンに戻るのは、5月9日の予定です。




>5月7日にメッセージをくださったIさんへ
メールを返信しようと思ったのですが、ホットメールのアドレスからエラーが戻ってきたので、こちらで返信させていただきます。
(見つけてくださいますように・・・)

ご連絡ありがとうございます!
今、タイにいらっしゃるんですね。
実は私は今、ビザの更新でバンコクに来ているところです。
久しぶりの都会生活を楽しんでいます。

ブログをごらんいただき、ありがとうございます。
イメージばかりで実態があまり知られていないNGOの現地駐在員について、もっと知ってもらいたいと思ってブログを書いていますが、このようにコメントをいただけると励みになります。

是非、現地を見に来ていただきたいです。
スタディーツアーは毎年夏休み(8月か9月)と春休み(2月か3月)に実施していますので、その際はお声をかけさせていただきます。
また、スタディーツアーではなく個人で来られる方もいらっしゃいます。
予定が合う限りご案内しますが、その場合は受け入れ手数料と交通費をいただいています。

子どもたちのために何かなさりたいということですが、ブログでも書きましたが、スタツアに参加した学生さんたちが「ミャンマーに学校を建てよう」ということで、現在日本で頑張っています。
よろしければ、こちらも応援してください!

ミャンマーに学校を建てよう! ~カンカウン準中学校建設プロジェクト~
http://www.facebook.com/kankaun.school

これからも、よろしくお願いします。
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ミンガラーバー。
前回からの続きの記事です。

4月14日にタウンジーを出発した今回の旅行でしたが、いよいよフィナーレに近づいてきました。
あとはヤンゴンからタウンジーに帰るのみです。
さて、その帰り道ですが、私たちはなんと列車で帰ることを選択しました。
一度やってみたかったんだよね!

ヤンゴンから列車で帰ると彼氏にいうと、やめるように何度も注意されました。
「時間がかかるし、ゆれて危ないし、汚いし、スリにあって泣くことになるぞ」と。
「マンダレーからミッチーナに列車で行ったことあるもん!平気だもん!」と反論したのですが、その路線よりもシュエニャウン路線のほうが危ないと言う彼氏。
そんな忠告は聞かなかったことにして、列車のチケットを買い求めた私たちでした。

列車のアッパークラスのチケットは3日前からしか購入できません。
ヤンゴンのサクラタワーの前にある前売り券売り場で購入します。
私たちは3日前にヤンゴンにいなかったので、当日券を買うことにしました。
アッパークラスの席が余っていたら当日券で買えますし、売り切れだったらオーディナリークラス(普通クラス)の席を買って帰ろう、それでも駄目なら夜行バスで帰ろうと決めました。

当日券はアウンサンスタジアムのほうの窓口で購入します。
7時から販売開始ですが、なぜか7時半ごろまで待たされました。
チケットを買うときは、パスポートを見せて、外国人価格で購入しなければなりません。
ミャンマー人であればおそらく7,000ksくらいでいけるのだと思いますが、外国人は24ドル(ヤンゴン-シュエニャウン間)。
高いですが、その分チケット窓口で優先してもらえたのでよしとします。

ちなみに、夜行バスならミャンマー人は11,000ks、外国人は15,000ksで帰れます。
夜行バスなら、午後の3時くらいにヤンゴンを出て、朝6時にはタウンジーに着きます。
列車ならば、午前11時にヤンゴンを出て、翌日の午後2時半にシュエニャウンに着きます。
値段も時間も、夜行バスのほうがよいので、列車に乗っている外国人は酔狂な私たち2名のみでした。

ヤンゴン中央駅を19日の午前11時に出ました。
シュエニャウン行きに接続しているのは、この11時の列車1本のみです。
冷房も扇風機もなし。日差しがとても暑いです。
ぐたっと座っているだけなのに、めちゃくちゃ汗をかいてきて、水分補給は必須!
バゴー、ピュー、タウングーなどを経由して、19日の夜11時ごろにピンマナーに到着しました。

train


ピンマナーで、列車を乗り換えます。
最初に乗ったのは3列シートで広々でしたが、次の列車は4列シートで少し狭いです。
夜なのですが、あんまり涼しくない・・・。

翌日20日の午前中は、カローの山道を登っていきます。
ここの山道はとても急なので、スイッチバックで登っていくのです。
列車マニアとしては、とても楽しい瞬間ではないでしょうか。
全部で4回くらいのスイッチバックがありました。

カローくらいになると、標高が高いのでとても涼しいです。
やっとシャンに帰ってきた・・・と、私たちの緊張がほぐれてきました。
いつも車から見ている線路や鉄橋も通過して、なかなか面白かったです。

そうこうしているうちに、20日午後2時半になり、シュエニャウン駅に到着しました。
そこからタウンジーまで、荷物を載せているトラックの荷台に乗せてもらって帰りました。
やっぱり28時間座りっぱなしというのは暑くて疲れましたが、スリにもあわず、危ないこともなく、無事に帰れてよかったです。
時間がある方に、是非オススメしたい列車の旅です。

train2

14日に出発して20日に帰ってきた旅行でしたが、ひとつの場所に滞在したのは17日のミャッウーのみで、あとの6日間はずーっと移動していたなぁ・・・という変な旅でした。
ま、私は乗り物に乗っている時間がとても好きなので、私的にはとても面白い旅になったなぁと思います。

こんな感じで、私の水祭り休暇についての連載は終わりです。
長々とお読みいただき、ありがとうございました。
次からは、ちょっとまじめなNGO的な話に戻ろうかなと思います。

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ミンガラーバー。
前回からの続きの記事です。

昨日はミャンマーで一番美味しいミャンマー料理について書きましたが、今日は、(私的に)ミャンマーで一番リッチな気分が味わえるレストランについて書きたいと思います。

ミャッウーに2泊して楽しんだ私たちは、翌日の朝にシットゥエに向かい、夕方の飛行機でヤンゴンに戻りました。
その日の晩御飯として、「アカシア」というレストランに行ったのです。

ヤンゴンマダムの間では、おそらくすでに噂になり、もう行ってみたという方も多いのではないでしょうか?
セヤーサン通りにある、素敵な一軒屋がレストランになっています。

akacia 1

テラスがきれいなカフェスペースと、ゆったり座って食事を楽しめるレストランスペースがあります。

acacia 4

今回、私たちが注文したのは「ハイティー」
特に決まった時間はなく、いつ来てもハイティーは注文できるとのことです。
この豪華な3段重ねと、小さいスコーンとパイ、紅茶が2種類ついて18,000ks(1,800円)です。
ちょっと高いけど、おなかがいっぱいになるし、雰囲気も良くて大満足!

ここは紅茶がとっても美味しいです。
茶葉が50種類くらいあって、その中から選べます。
ハイティーにセットになっているのは4,000ksのブラックティーですが、差額を出せば他のお茶を選ぶこともできます。
しかも、お湯を何回でも入れてくれるので、長~く楽しむことができます。

acacia 3

茶葉の香りをかぎながら選べます

ここは、5人のオーナーがいて、そのうち一人はフランス人だそうです。
とってもセンスが良いお部屋です。
ケーキや紅茶以外にも、スパゲッティやハンバーガーなどの食事も楽しむことができます。
かなりお高めではありますが・・・、それでも日本で食べるよりは安く、リッチな気分を味わうことができますよ。

acacia 2

サービス料10%と税金10%が加算されますが、エアバガンカードを提示すれば10%引きになります。
エアバガンカード割引は、ミャンマー在住者にとって本当にありがたいサービスですね。
よくサービス料10%をとられて「これでサービス料をとるのか!」とムカっと思うレストランがありますが、ここのスタッフはよく気がついてくれるので、そんな思いをすることもありません。

ミャンマーのレストランも、ついにここまで来たか!とワクワクさせられます。
お誕生日ディナーに行くなら、ぜったいこの店がいいな~。
ミャンマー在住の方にも、日本からちょっとミャンマーに来られた方にもオススメのレストランです。

Acacia Tea Salon
52, Saya San Rd, Bahan Township, Yangon
Tel: 01-554-739
info@acaciateasalon.com
www.acaciateasalon.com

※年中無休らしいけど、水祭り中はお休みしていました。

つづく。
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ミンガラーバー。
前回からの続きの記事です。

夜は、Vasaliリゾートというホテルのレストランで食事です。
実は、ミャッウー旅行の一番の目的は、このレストランでした。
だって、ミャンマーで一番美味しいミャンマー料理が食べられるんですよ。

東京外国語大学の大学院の先生であるS先生。
S先生と私は、とても味覚が合います。
ヤンゴンに留学していたときも、S先生がオススメのレストランに行っては、「さすがS先生、美味しいです!」と、いつも感動していました。
S先生がオススメしたところは、100%はずれなしで美味しいんです。
卒業旅行は友達と2人で南インドに行ったのですが、そのときもS先生のオススメを事前にしっかり聞いておいたので、めちゃくちゃ楽しくて美味しい旅行ができたのです。

そのS先生が、「ミャッウーのVasaliリゾートの料理が、ミャンマー料理の中で一番美味しい」と唸りながら言うのです。
その先生の言葉を信じて、ミャッウーに行ったのが大学4年生のとき。
本当に、ミャンマーで一番美味しいミャンマー料理でした~。
(そのときの話は、こちらのブログをご覧ください)

美味しいと話に聞いているものを食べに行くときは、期待は良いスパイスとなりますが、あまりに期待が大きすぎると、シェフが変わっていたり、腕が落ちていたりするときに立ち直れないダメージを受ける可能性がありますので、期待はほどほどに抑えるのがベターです。
今回も、できるだけ晩御飯のことを考えないように気をつけながら、ミャッウー観光を楽しみました。

前日のうちから「明日の夜ご飯、楽しみにしてます!」とホテルに予約を入れておきました。
「何の肉が良いですか?」と聞かれたので、海老と鶏肉をリクエスト。
肉だけ選んだら、料理の内容はお任せというのが、このレストランのスタイルです。

soup

席に着くと、まずキャベツのスープが運ばれてきました。
ミャンマー料理とは思えない、優しい味付けで、ほわっと心が和みます。
「よし、この感じだと料理は前回来たときのクオリティを保っているはずである」と、安心しました。

nasu

次に、焼きナスのおかずが来ました。
ミャンマー料理なんだけど、なんとなく和の感じもします。
めっちゃ美味しい。
ご飯と一緒に食べます。

yasai

それから、野菜炒めです。
油が多すぎることなく、美味しい野菜炒めでした。

そしていよいよメインの料理。
鶏肉とジャガイモを煮込んだものが出てきました!
いわゆる「チェッターヒン(鶏肉の油煮込み)」なのですが、今までのチェッターヒンの常識を覆す上品さです。
鶏肉がめっちゃ柔らかく、じゃがいももホカホカで美味しいこと!
チェッターヒンなのに、ぜんぜん油っこさを感じません。
(料理に夢中で、写真を撮り忘れました・・・)

ebi

そして、一番楽しみにしていた海老のおかずも出てきました。
海老とジャガイモのピリ辛炒め、という感じの料理です。
辛いものが苦手のリオコさんはあまり食べられなかったようですが、辛いもの好きの私にとっては一番好きな一品でした。
ぷりぷりの海老と、薄くスライスされたジャガイモが美味しい!
ご飯が進みます。

banana

最後に、焼きバナナのデザートが出ました。
4品もおかずが出て、スープとデザートもついたこのセットが、2名でなんと10,500ks(1,050円)でした。
味も満足、量もたくさんで、おなかも心もいっぱいです。
何より、コース料理みたいに少しずつ出てくるのが、グルメ乙女心をくすぐりますね。

このホテルのオーナーは日本に暮らしていたことがあり、ホテルの内装も趣味がよく、日本人にぴったりなホテルだと思います。
日本に行っていた人が料理を作っているので、こんなにも日本人の口に合うミャンマー料理が作れるのです。

翌日聞いた話によると、日本で料理を学んだお母さんの具合が少し悪く、私たちが食べた料理は娘が作ったものであったとのことです。
お母さんだったらもっと美味しかったのかなぁ、という思いと同時に、娘でもかなりの高クオリティを保てているので、まだまだ当分はミャンマーで一番美味しい料理を食べられるな、と安心したのでありました。

ミャッウーに行く人は、絶対ここで晩御飯を食べるのがオススメです。
だって、他にはそこそこの食堂が数件しかありませんからね。
当日のお昼くらいまでに予約をしておくと安心できます。
シーズンオフだとホテルが閉まっている場合がありますが、「日本からはるばるここの料理を食べに来た」と言えば、シェフがいる限りはレストランを特別開店して、食べさせてくれるはずです。

日本人があまり行かないミャンマーの中でも、さらにあまり人が行かないミャッウー。
そんなところに一番美味しいミャンマー料理があるなんて、なんだかワクワクするではありませんか!
興味がある方は、(あまり期待はしすぎないで)、是非行ってみてください。
そして、食べてきたよーという方は、ご一報いただけますと嬉しいです。

つづく。
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