fc2ブログ

 このブログは、地球市民の会非公認ブログです。
 ブログの内容は団体の意見ではなく、鈴木亜香里個人の意見です。
 地球市民の会の情報は、http://www.facebook.com/chikyushiminnokaiでどうぞ!

こちらのブログは旧ブログです。新ブログはこちらから!
NGOミャンマー駐在員のハリキリノート

 <メディア掲載>
テレビ「こんなところに日本人」出演
  『ミャンマー・カンボジア・ラオスのことがマンガで3時間でわかる本』
   JICA「なんとかしなきゃプロジェクト」ブログ集
  佐賀新聞「私が選んだ週間ニュース5」2010年3月18日
  取材依頼、お問い合わせは左のメールフォームからどうぞ。
   
    

  ブログランキングに参加中!応援クリックよろしくお願いします☆
    にほんブログ村 海外生活ブログ ミャンマー情報へ
先日、友達の結婚式に出席するために、ヤンゴンまで行ってきました。
その行き帰りのバスでの話です。

飛行機だと往復182ドルですが、バスだとわずか21,000ks!
時間はかかりますがお金は節約できますので、バスで行くことにしました。
本当は、外国人は片道15,000ksだそうですが、なぜかローカル料金が適応されてラッキー!
パスポートも見せたのに、特に何も言われませんでした。

タウンジーからヤンゴンまで、バスで16時間の旅。
途中の山道で本を読んでいたために酔い、冷や汗をかきながらビニール袋を握りしめる段階まで行きましたが、なんとか大事に至らずに済みました。


行きは2時すぎにエタヤのバス停から出発。
4時半くらいに途中のアウンバンという町でおやつ休憩。
ポテトチップスが有名な町ですので、ポリポリとポテチをかじりながら休憩しました。

そしてまたバスに乗ること2時間くらい(この間に上述のビニール袋握りしめの危機が到来)。
7時ごろに夜ご飯休憩の場所につき、美味しくないチャーハンを食べました。
「どうせもう一度くらい休憩があるだろう」と高をくくって、歯磨きも洗顔も後回し。
とりあえずトイレだけは済ませてバスに乗ったのですが・・・。

その先、休憩は一切なし!
その辺の道に停まって「トイレ休憩です」と起こされるのですが、トイレどころか、辺りは真っ暗で何もありません。
男性陣はズボンの人は立ちション、ロンジーの人は座りション、おばちゃんたちもロンジーで座ってオシッコをしていましたが・・・私はジーパンです。
さすがにお尻をさらしてオシッコをするわけにもいかず、一晩中我慢しました。

ミャンマー人の友人からは、「ロンジーを着ていればお尻を見せずにできるじゃない」と言われますが、スカートでもお尻は見えますよね??
こちらのおばちゃんたちのように、お尻を見せずにオシッコをすると、どうしてもロンジーを濡らしてしまいそうな気がして、実行に移せません。
パオ族のおばあちゃんなんかは、ノーパンで、ちょっと腰をクイッと出して、立ってオシッコをすると言うのですが・・・どう考えても足にかかりそうな気がします。
ということで、長距離バスのときは極力水分を控えて、カラッカラになりながら眠ることにしています。


帰りはというと、3時過ぎにヤンゴンを出発して7時に晩ごはん休憩が1回。
「105マイル」という新しいパーキングで、ネオンがまぶしいレストランでした。
行きのバスでは7時以降はパーキング休憩がなかったので、「ここで歯磨きと洗顔をせねば!」と急いで頑張り、万全の準備を整えました。

ネピドーに続く道は、とっても広くて交通量も少なく、乗って楽チンだなぁ・・・と思いながら、ふと不安になる私。
というのは、道路標識に「ネピドー、マンダレー」と書いてあるのですが、「タウンジー」との記載がないのです。
「もしかして、間違えてマンダレー行きのバスに乗ってしまったかも・・・。どうしよう。帰ったらすぐに仕事もあるし、マンダレーからタウンジーに戻る飛行機代もドルは持ってないし・・・」
かなりドキドキしましたが、もう乗ってしまったバスを降りることもできず、「マンダレーに着いてしまったら、その時に考えよう」と開きなおって、ウトウトと眠りました。

その後、夜中の1時ごろにバスが止まりました。
行きで夕食を食べたパーキングです。
良かった・・・。どうやらマンダレー行きではなく、ちゃんとタウンジー行きに乗っていたようです。
眠いながらもトイレを済ませ、またバスの中でうとうとうと・・・。

このままタウンジーまで着いてくれればオッケー!と思っていたのですが、なぜか夜中の3時半ごろにまた停車しました。
行きでポテチを買ったアウンバンです。
さすがにこんな夜中にトイレ休憩は必要ないでしょう!!と、バスから降りろというスペアの声を無視して眠り続けました。
なんで行きは7時以降休憩なしなのに、帰りは夜中に2回も停まるの!?
まったくもう!


という感じの長距離バスの旅でした。
学生時代以来、5年ぶりくらいのバスの旅。
ヤンゴンからマンダレー、バガンなら何度も乗ったことがあったのですが、タウンジーからヤンゴンは初めてでしたので、少しドキドキしました。
やっぱり、トイレ休憩のタイミングを事前にお客に教えるなどのサービスがあると、だいぶ違うと思うんだけどなぁ・・・。
この辺のサービスは、日本とはまだまだ差がある感じです。

乗ったバスはシュエタウンヨー。
座席の数を減らして、座席の前後の間隔を広くとってあるのでオススメです。
前の人がリクライニングしてきても、足がせまく感じません。
しかも、ゆっくり運転するので、比較的安全なバス会社です。
水と歯ブラシ、おしぼりのアメニティもついています。

あ、長距離バスと言っても、日本の長距離バスを想像してはいけません。
よく小学生が遠足のときに乗るバスです。
リクライニングはできるけど、夜寝るほどではないやつです。
隣に太い人が乗ってくると、腕が重なってちょっと気まずい思いをするやつです。
日本の長距離バスのような、フルリクライニング3列シート車両を導入すれば、もっと快適になるのになぁと思います。
関連記事
ミンガラーバー。
先日ヤンゴンに行った際、マリーナレジデンスの下のコンビニTに行ってまいりました!
タンボジセンターの野菜や卵、きのこを販売していますので、どんな様子なのか視察に行ってきたのです。

まず、入口付近のガラスケースに並べてある、石鹸や便せんに夢中になってしまいました。
この石鹸や便せんを購入すると、サイクロン「ナルギス」で両親を失った子どもへの寄付になるということで、早速購入。
小さい石鹸が2500ks、大きいのが5000ks、便せんが2000ksと少しお高めですが、いろいろな香りがあって可愛いです。

それから、店の中をいろいろと観察し、どういうものがヤンゴンマダムたちに買ってもらえるのか研究をしていました。

すると、「これ、買います」と、目の前でタンボジのタマゴを買ってくださった奥様が!!
ついつい嬉しくなって「ありがとうございます!!」と言ってしまった私。
奥さまは「鈴木さんでしょ?いつもブログ見てます」と、嬉しい言葉をかけてくださいました☆
やっぱり、目の前で買っていただけるというのは、大変嬉しいものですね!

その方は、いつもタクシーを使って買いにきているのに、野菜があまり入荷していなくて残念な思いをされているそうです。
今回も、ホウレンソウは一瞬で売り切れてしまいました。
入荷日がわかれば嬉しいんだけど・・・とのこと。

その言葉にヒントをもらい、考えました。
そうだ!毎月入荷予定日を決めて、店に貼りだしてもらうことにしよう。

ということで、3月の入荷予定日はこちらです。
3月4日(日)、11日(日)、20日(火)、27日(火)

野菜は、ほうれん草、サラダ菜、水菜などを予定しています。
もちろん、有精卵はなるべく品切れしないようにお届けしようと思っています。
その他、糖尿病や高血圧に効果があると言われている「ヤーコン茶」や、乾燥きのこ、乾燥きくらげも取り扱っていますので、是非お買い求めください!

TBG野菜
※天候や道路状況などにより、入荷日や野菜の種類が変更になる場合がございます。ご了承ください。

関連記事
ミンガラーバー。
最近、うちに新しい家族が増えました!
家族が増えたと言っても、結婚したとか、子どもが生まれたとかいう話ではありません。



oriko

子犬のオリコちゃんです。
お利口なので、オリコちゃん。

リオコさんちのマルと、うちの裏に住んでいるクサイちゃんと、うちのオリコちゃん。
いつも三匹で仲良く遊んでいます。エサのときは大喧嘩ですが・・・。
私とリオコさんが犬を飼っているせいで、「日本人は犬が好きだ」と、そのへんの人に思われていそうです。

オリコちゃんは、1月の後半から3週間、こちらに調査で滞在していたノンノンが連れてきました。
ホテルから事務所までの道を歩いていると、オリコちゃんに遭遇。
そのままオリコちゃんは事務所までついてきて、いつの間にか、うちで飼うことになったのです。

オリコちゃんはとっても人懐っこい、というか、淋しがり屋です。
事務所でデスクワークの日は、常に私の膝の上に乗って眠っています。
可愛いので、ついつい甘やかしてダッコばかりしてしまう・・・。
大きくなったらダッコはできないので、今のうちにたくさんダッコしておくのはアリかな。

犬や猫を可愛がりすぎるとアピョージー(オールドミス)になると言われているので、気をつけなければ・・・。

関連記事
ミンガラーバー。
このブログではおなじみのタンボジセンター。
高校生(9年生・10年生)の子ども達が16名、学校に通いながら循環型農業を学んでいる寮です。
農業畜産技術だけでなく、それぞれの場所でミャンマーの将来を担うリーダー的存在になれるよう、心のあり方なども学んでいます。
そのタンボジセンターでは、美味しい卵を作っています。

ミャンマーの鶏は、歩く幅もないような狭いところに入れられて飼育されているものがほとんどです。
身動きが取れないところにずーっといて、ひたすらエサを食べて、卵を産む日々なんて・・・考えただけでもストレスがたまりますよね。

chicken
一般的な飼育方法の様子。狭そう。

タンボジの鶏は、広い鶏小屋の中を自由に歩きまわって生活しています。
足で元気に土を掻いて、走り回るので、鶏にストレスがたまりません。
普通、鶏小屋に人間が入ると、鶏たちは騒ぎだしますが、タンボジの鶏はストレスがないので、人が入っても全然気にしません。

niwatori
この写真は、まだ鶏が小さかったころ。

飼料にもこだわりがあります。
エサのメインとなるトウモロコシは、タンボジセンターで栽培したもので、もちろん無農薬・無化学肥料です。
担当のトゥアウンが中心となり、鶏の様子を見ながらエサの配合を調節しています。
もちろん、寮生たちも一生懸命手伝っています。

また、メスのみを飼育しているのではなく、オスも混ぜて飼育しているので、ホルモン剤を使わなくてすみます。
メスのみで飼育している場合はホルモン剤をあげなければ卵を産まないのですが、タンボジはオスがいるので自然に産卵するのです。
もちろん卵は「有精卵」です!

ストレスがなく、美味しいものを食べて、しかも恋もして(笑)・・・。
そんな鶏が産んだ卵が、美味しくないわけがありませんよね。
私もいつもタンボジのタマゴを買って食べていますが、一度食べたら、他のタマゴは食べたくないなぁと思うくらいの美味しさです。
ミャンマーのタマゴって、何が入っているのか心配になりますしね。

タンボジの美味しい卵を、ヤンゴン在住の日本人の皆さまにも食べてもらいたい!(というか、自分が食べたい!!)というTPAマネージャーの熱意により、このたび、ヤンゴンでも卵の販売を開始しました。
マリーナレジデンスのコンビニTで販売中です。

値段は10個入りで2000ks(1個200ks)と少し高めではありますが、卵は大きく、品質はミャンマー最高レベルと言って良いレベルです。
また、売上はタンボジセンターの運営費として活用させていただきます。
是非お買い求めくださいませ!!
関連記事