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サワディーカー!!

相変わらずバンコクにいる私です。
おそらく、早くて明日、遅くても金曜日くらいにはミャンマーに戻れるのでは・・・という状況です。
一時は日本に帰国しなければならないかと思って焦りましたが、なんとか大丈夫のようです。

さて、私のバンコクライフですが、そろそろ買い物にも飽き、昼間はちょっと仕事をしながらレターを待つ日々。
そんな中で、おなかを壊してしまいました。
土曜の夜はおなかが痛すぎて、冷や汗ダラダラ、眠れないほどでした。

ミャンマーでこんな酷いおなかの壊し方はしたことないのに・・・。
おそらく、バンコクの冷房にやられて、おなかに来る風邪をひいたのではないかと思います。
もう元気にはなったけど、なんとなく頭痛と下痢が続いています。
辛いもの、食べ過ぎたかな?


しかし、バンコクは本当に日本みたいです。
セブン、スタバ、大戸屋、マクド、モスバーガー、ラーメン屋・・・なんでもあります。
驚いたのは、クリスピークリームドーナツ(?)があったこと。
一時期、新宿で2時間待ちだったドーナツ屋さんです。
ほかにも、ビアードパパのシュークリームもあって、「なんで!?」と驚いてしまいました。

ミャンマーはというと・・・マクドすらないですしね。
以下、日本とバンコクにあるものと、ミャンマーにある類似点を比較してみましょう。
日本とバンコクにあるものは「B」、ミャンマーは「M」とします。


B 24時間オープンのスーパー(マックスバリューなど)
M シティーマート
※シティマに入るには、入り口で持ち物検査があります。マネージャーがバンコクのスーパーに入ろうとしたとき、間違えて荷物を見せそうになっていた・・・。

B ミスタードーナッツ、クリスピークリームドーナツ、ビアードパパ
M トーキョーJドーナッツ、Tドーナッツ
※ミャンマーにはミスドのパクリのみ存在します。Jはジャパン、Tはタウンジーという説あり。

B スタバ
M カフェドエンジェル
※スタバより美味しいタウンジーのカフェです☆

B コンビニ(セブン、ファミマ)
M コンビニは存在せず

B マクドナルド、モスバーガーなどのハンバーガーチェーン
M なし

B 大戸屋、ココ一、吉野家などの日本食チェーン
M なし


・・・あんまり、比較にすらならなかったなぁ。

ミャンマーが唯一勝てているのといえば、カフェドエンジェルくらい!?
でも、2店舗しかないので、スタバと対抗できるようなもんではないですね。


お店のほかにも、いろいろなところで無料でネットが使えるのが大変ありがたいです。
カフェなどで「wi-fi無料」という表示があるところに行くと、自分のノートPCでネットが使いたい放題です。
私のiPhoneちゃんも、すでに解約して電話はできないのですが、wi-fiがあるところではミニパソコンみたいな感じで、大活躍してくれました。

なんかね、センスが良いですもん、バンコク。
現代美術館みたいなところに行ってみたんですが、あんまり芸術はわからないのですが、ミャンマーの博物館とか美術館と比べたらもう圧倒的な差だ!ということはわかりました。
無料でいろいろ見られるし、おしゃれなお土産屋さんとか、ゆっくり座れるスペースなんかもあって素敵でしたよ。

ほかにも、市場で売っている土産物もかわいいものがたくさん!!
ミャンマーにもあるような布とか、貝殻の小物とか、似てるくせに洗練されています。
悔しいなぁ・・・と思いながら、参考としていろいろと写真を撮ってきました。


物価は日本よりだいぶ安いのに、日本でも十分いけるかわいいものがたくさん!!
しかも、食費はミャンマーと同じくらいか、むしろ安い!?という驚きの都市です。
マッサージも安いしさぁ。
これからも、ミャンマーに飽きたら遊びに来たいですね。

でも、今は早くミャンマーに戻りたい~!!
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さて、いろいろとコメントをいただいていたのに、お返事ができずに時間がたってしまっていました。
ということで、バンコクでネット環境が良いうちに、コメント返信させていただきます。
いつもコメントありがとうございます♪


まずは、スタディーツアー関係から!

>上尾崎ななこさん
>鹿児島大学3年のななこです!覚えてるでしょうか?汗
>さっそく思い出してブログ探してしまいました(照
>帰国してさぁ日本食と思いきや急性胃腸炎になり絶食中です(T_T)泣
>帰りの機内食がいちばんますかったです(笑)

さっそくブログチェックしてくれてありがとう!!
帰国前日にあれだけたくさん飲んだから・・・!?
鹿児島の酒飲みパワーには大変驚きました。
もう胃腸炎は治りましたか?お大事に。


>山本真紀さん
>鹿児島大学の1年生、山本真紀です!
>なぜかよく帽子をかぶっていたやつです('_')
>受け入れがこんなに大変だったとは…
>感謝感謝です。
>ミャンマー研修、すーーっごく楽しく
>学ばせていただきました!(^^)!
>もうミャンマーに戻りたいくらいです(;_;)

こちらこそ、来てくださってありがとうございました。
研修レポート、楽しみにしています!
また来年、来るという手もありますよ。
実際に鹿児島大学の生徒さんで、翌年個人旅行で来られた方もいらっしゃいましたし。
お待ちしてます!


>ふっちーさん
>今給黎病院の吉田先生が中心になって、鹿児島大学からもミャンマー医療援助隊を出している事は知っておりましたが、農学部が学生に対してこんな活動をしているとは知りませんでした。
>実際に参加されて如何だったですか?
>又佐賀大学もこれから行かれる様であり、九州の大学ってミャンマーと関係が深いのですね。
>ちょっとした驚きです。

もともと、TPAの前は「カラモジア」という鹿児島の団体がミャンマー支援を始めました。
事情があってカラモジアが撤退することになったので、佐賀の団体であるTPAがそのあとを継いだ、という経緯があります。
鹿児島大学農学部のツアーも、カラモジア時代から続く伝統的なものです。10年超えてます。
カラモジアもTPAも、東京にあるNGOとは少し違った性質があり、地元の人のために国際交流・国際協力を始めたという流れがあります。
なので、地元の大学と交流があるのは自然な流れです。
九州は「東京に行くより、アジアのほうが近い」という立地もありますしね。
また今度、詳しく記事を書きたいと思います。
鹿児島大、佐賀大の参加者の皆さん、参加してみてどうでしたか??



私がバンコクで立ち往生している件について

>Asukaさん
>いろいろ大変なんだね。
>ミャンマー旅行のときも大使館に行って、ビザを貰いに行ったことを思い出します。
>大使館までの道が坂できつかったなぁ。

実は、品川の大使館近くまで、無料のシャトルバスがあるんだよ。
この前、ビザ取り名人みたいなおじさんに教えてもらった。
結婚式準備、大変だろうけど頑張ってね。楽しみにしてるよ☆


>DONさん
>おひさしぶり。あらまあ。実はおいらもアメリカに行くことにしたのだが、こちらでもビザの問題はとても大きそうだ。今色々調べ中。ううむ。こういう問題は、全くなんか理不尽に振り回されるなぁ。
>(長いから中略)
>今の君の状況に関して何のアドバイスもできないけれど、君からしたら、まぁ、そんなことへでもねえわ、というくらいの強さがあるわな。なので心配してない!いろいろなこと後から見れば無駄なことは何もないのでうまく乗り切ってください。では。

アメリカに何しにいくの?どのくらい?
いくら私だって、ビザがもらえないと聞いたその日一日くらいは動揺するよ。
でも、まあ死ぬわけでもないし、「ブログのネタになった!しめしめ」くらいに考えてるよ。



その他のコメントに関して~

>佐々木さん
>マンダレー・インレー湖へ行こうと考えていますが、雨の状況はどうですか?
>ネットで天気予報をみると雨マークばかりで心配しています。

もしや、ニャウンシュエのロータスレストランでお会いした方ですか?
だったらすごい偶然!!
しかし、見事に雨でしたね。。。
やっぱり、水が澄みわたる乾季のほうがインレー湖はお勧めですので(めっちゃ寒いけど)、また是非いらしてくださいね。


>ONPさん
>こんにちは!
>私は28になった会社員男です。
>ちょっとミャンマーに興味があったので、ネット検索していたらこのブログを見つけました。
>遡って読ませてまらいましたが、人も環境も文化も、色々面白そうですね。
>特に興味をそそられたのが、愛を歌で伝えるという。。。アカリさんも歌で口説かれたのでしょうか?

いっぱい遡って読んでくださったみたいですね。ありがとうございます。
そういえば昔、歌で口説かれたこともあったような・・・?
でも、今の彼氏は違いますよ。付き合いだしてから、よく鼻歌を聴くようになりましたが。


>Joさん
>お久しぶりです。まとめて読みました。
>ミャンマーは噂話や自慢話、人の悪口大好きな
>人種なので簡単に話しが広まります。特に女性がよくあつまって話してます。
>人の事もよく見てます。大変だろうが諦めて下さい。
>そんな暇あったら働けとよく思います。

皆、本当に噂話が大好きですよね。
私も噂話や誰かの恋バナを聞くのは大好きですが。
それでも、私はシャン人にまぎれられるので、ヤンゴンで生活するよりはだいぶ楽です。


>Proさん
>若いうち色々のこと体験しているみたい。ミャンマー人から見てもつばらしいです。これからも我が国のミャンマーをよくなるようにお祈りしております。ありがとう!!

いえいえ、私は自分のできることをやっているだけですから、普通ですよ。
NGOという仕事は、良いことをやっている感じが見えやすいのですが、他の仕事でも素晴らしいことをされている方は、たくさんいらっしゃると思います。
せっかく異国の地にいるので、もっと色々な体験をしたいです。



ということで、皆さんコメントありがとうございました。
コメントが来てると、やっぱり嬉しいもんですね。
またよろしくお願いします♪
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サワディーカー!

先日、スパムメールを送っちゃった件は、皆さんどうも失礼しました。
お詫びのメールを送るべきか迷っていたのですが、「あのメール、本当?」と質問してくる方もいらっしゃったので、「皆を変なメールの危険にさらしてはいけない!」と思ってお詫びのメールをしました。

誰にメールがいっちゃったかわからないから、自分のアドレス帳に入っている人みんなにメールを送ったのですが、なんと嬉しいことに、いろいろな方から近況についての返信をいただきました。
迷惑メールも悪くないなぁ・・・なんて思ってしまった今日この頃です。


さて、冒頭のあいさつが「ミンガラーバー」ではなく、「サワディーカー」になっているのにお気づきでしょうか?
実はまだ、バンコクにいるんです。
国境省からのレターがまだ来ない・・・。
DGレベルでは判断できず、大臣レベルまでレターが上がっているとのこと。
大臣レベルとなると、1ヶ月~2ヶ月かかるらしい。
ということで、もしかしたら、一度日本に戻らないといけないかもしれません。

はぁ・・・。
日本に戻る用意なんて何にもしていないのにさぁ。
しかも、ミャンマーに戻る気満々だったため、バンコクの日本食スーパーでミリンとかごま油とか、コアラのマーチとかいっぱい買っちゃったし!
これ持って日本に帰るのって、一体・・・。
重いし、だったら日本で買ったほうが安かったよ。
ミャンマーのお土産なんて、ひとつも持ってないのに~。

何よりも、彼氏とこんなに長い間離れ離れになるとは想定していなかったので、「日本に一度戻って待機になるかも」と言われたときには、ちょっと涙が・・・。

仕事も進まないし、資料もほとんど置いてきてしまったし、帰ってから会計つけるの地獄だろうなぁ・・・。
プロジェクトの進捗が遅れてしまうのも気になります。
航空券代も無駄になってしまうし。
マネージャーに負担がかかるのも申し訳ないなぁ。
むむむ。

しかも、10月22日は友達の結婚式、23日は地球環境基金の報告会がありますから、一度日本に帰ったら、10月後半までずっと日本で待機な予感です。
そんな1ヶ月以上も仕事に穴をあけてしまって大丈夫なのだろうか?
誰の責任でもないので仕方がないのですが、気になることは気になります。
なんとかなるんだろうけど。


とりあえず、月曜日まではバンコクで待機。
ウィークエンドマーケットに、もう一度行けることになってしまった。
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いつもお世話になっている皆様へ

鈴木亜香里です。
ご無沙汰してしまっている方も、よく会う方も、おはようございます。
昨夜、私から変なメールが届いた方にお詫びしたく、ご連絡させていただいております。
(届かなかったという方は読み飛ばしてくださって結構です)

私のgmailがウィルスに感染したか、パスワードが漏れたかしたようで、
皆さんのところに勝手に変なメールが送信されてしまいました。
不愉快な思いになられた方もいらっしゃるかと思います。
誠に申し訳ございませんでした。

英語のメールで、「お金儲けしよう」「両替できます」「また会いましょう」のような内容ですが、
事実ではありませんので、リンクを開かないようにお願い申し上げます。
メールを受け取ったからといってウィルスが移ることはないようですが、
念のためにメール自体も削除いただきますよう、宜しくお願いします。

今は、gmailのパスワードを変更して、ウィルス対策もおこなったので、
勝手にメールを送信されてしまう症状はおさまっています。
今後、このようなことが起こらないように気をつけます。

ご迷惑をおかけして、誠に申し訳ございませんでした。
今後とも、宜しくお願い申し上げます。
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昨日の日記に引き続き、バンコクにとどまっている私です。
本当は今日の15時の飛行機でヤンゴンに帰るはずだったのにね。

どういう状況か、説明するのは複雑で難しいのですが・・・。
ちょっと説明してみます。


1)覚書の期限が切れる
ミャンマーでNGOが活動するには、関係省庁との覚書を結ぶ必要があります。
TPAは国境省と覚書を結んで活動していますが、2011年9月8日で期限が切れてしまいました。
延長手続きは頑張って進めていますが、あと1ヶ月ちょっとはかかりそうです。
これは幸運なことに、他のNGOに比べると、異例の速さです。

2)覚書の期限切れに伴い、ビザが切れる
覚書の期限切れと同時に、私たちのビザも切れます。
覚書の更新手続き中のため、ヤンゴンで延長してくれたらよいのですが、国境省としてはできない、とのこと。
ということで、一度ミャンマーから出て、ビザを取得しなければなりません。
日本は遠いので、一番近いバンコクに行くことにしました。
もちろん、国境省にも連絡して「いってらっしゃい」とのことでした。

3)在日本大使館と在タイ大使館の違い
ということで、タイにやってきた私たち。
マネージャーはソーシャルビザを、私はビジネスビザを申請しました。
日本のミャンマー大使館では、NGOからの推薦状でビジネスビザがもらえます。
しかし、なんと在タイの大使館では、関係省庁(TPAの場合は国境省)からの推薦状がなければダメとのこと。
事前に電話したときは、いつも申請している通りだよ!とガチャ切りされたのに・・・。
国境省だって、いってらっしゃい!って感じだったのに・・・。
ねばったけど、レターがない限り無理だそうです。

4)お役所のレターは遅い
だったら国境省からレターを出してもらえば良いではないか!?と簡単に言わないでください。
レターをもらうには、こちらからレターを出してほしいむねを書いたレターを出して、担当がレターを作成してくれて、その後えらい人がサインをしてくれる必要があります。
そして、国境省の大臣から外務省に連絡してもらって・・・と、泣きたくなるようなステップを踏まなければなりません。
2週間から1ヶ月かかる作業です。

5)NGO関係者は、観光ビザを取得できない
ビジネスビザがダメならば、観光ビザで入国してはどうか?と考え情報収集をしたところ、
一度NGO関係で入国している人には、観光ビザは下りないとのこと。
パスポートを新しくして、履歴が残らないようにすれば、観光ビザがもらえるかもしれない、と。
パスポート紛失届を出して新しいのを発行してもらう?なんて裏技みたいな案もチラリと考える。
っていうか、私もうミャンマーに観光で行けないのか・・・。


ね。
NGOがミャンマーで活動するのって、大変でしょ?
世界でもかなりNGOが活動しづらい国だと言われているのは、このへんの理由もあってです。
NGOが来てくれるのは、ミャンマーとしては嬉しいことであって欲しいのですが、嬉しくない理由もあるようですね・・・。


ということで、急いで国境省に電話をかけてレターを準備しました。
その一方で、NGO仲間の皆さんにメールを送って、他団体はどのように切り抜けているのか情報収集です。
バンコクという地の利を活かし、ネットや国際電話を使いまくりました。
レターもこっちで作成できたし、パソコン持ってきてて本当に良かった・・・。

他のNGOの中には、月に一度日本まで戻ってビザをとってきている団体や、「現在MOA更新手続き中です」と関係省庁からレターをもらってバンコクで申請している団体もありました。
事前にレターの件がわかっていれば、うちも持っていったのに・・・。
でも、国境省は「ビザの手伝いはできない」と言っていたしなぁ。

もしや、バンコクで1ヶ月くらい待機しないといけない?
または、このまま日本に帰らなければいけない?

などと考えていたのですが、国境省が意外と頑張ってくれています。
金曜日のお昼にはレターができ、えらい人のサイン待ち状態に入ったとか。
月曜日の午前中にレターを送ってもらえれば、火曜日にはヤンゴンに戻れるかもしれません。
遅くても、水曜日とか木曜日には帰れるんじゃないかなぁ。

残っている仕事もマネージャーにお願いして、私は友達の家に泊まってホテル代を節約!
スパに行ったり、週末市場に買い物に行ったり、日本食スーパーに行ったりして、バンコクライフを満喫中です。
飛行機も無事に変更できたし。
問題は、彼氏に会えないのが寂しいくらいですかね。

ということで、なんとか元気にやっていますよ。
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