このブログは、地球市民の会非公認ブログです。
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今日は質問コーナーです。
質問コーナーについてはブログの上にも書いてありますけど、こんな感じ。

ミャンマーに関するご質問は、ブログ記事に取り上げても差し支えないという方に限り、受け付けています。
ブログ左のメールフォームから「ブログ掲載可」とご記入の上、お問い合わせください。
※趣味の範囲ですので、あまり専門的に回答できないことはご了承ください。


最近、ミャンマーブームで質問が増えてきて、とても全てに対応できませんので、ブログ掲載可の方のみ受け付けています。
ブログのネタになるなら、私もありがたいので。
でも、わからなすぎることとか、私の興味がわかないことは無理ですのでご了承くださいませ。


さて、今回はこんなメールがきました。


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件名:【ブログ掲載可】タウンジーの鉄道


「こんなところに日本人」で話題になった頃からですが、いつも楽しく拝見しております。

私は今年3回ミャンマーに旅行しました。鉄道マニアで、日本から来た列車を探し求めてあちこち行ってます。

最近、ヤンゴンで「タウンジー(インレー湖のあたり)で日本の鉄道車両(RBEと呼ばれています)が走っているみたい」との情報を鉄道職員のローカルの方に聞きました。

実際のところはどうなのでしょうと思い、質問を送らせていただきます。

まず、日本で確認できる情報だと、インレー湖への鉄道はシュエニャウンまで乗ってそこからピックアップ、と書かれていますが、実際はそこから先へも線路が伸びていますよね。

・タウンジー駅から日本人は列車に乗れるか(モン州のイェー以南やパテイン周辺など、意外と乗れない路線が多いように聞いています)

・日本から来た列車は走っているか、できれば始発・終着の駅・時刻もわかると嬉しいです。

・できればアカリさん&旦那さんにも乗っていただきたいです(笑

日々お忙しいかと思いますが、時間に余裕がある時にでもタウンジー駅をお訪ねいただければと思います。
よろしくお願いいたします。

****************************************


>インレー湖への鉄道はシュエニャウンまで乗ってそこからピックアップ、と書かれていますが、実際はそこから先へも線路が伸びていますよね。

ヤンゴン方面からの路線は、シュエニャウンが終点のようです。
(ヤッサウまで路線が伸びていたような気もしないではないですが・・・。要再確認。)

どちらにせよ、タウンジーまでは続いていません。
タウンジーからは、別の路線が伸びています。

タウンジーから出ている路線は、カックーパゴダのほうにいく路線です。
一日に1往復のみ走っています。
TPAのプロジェクトサイトを走っているのでたまに見かけます。


>・タウンジー駅から日本人は列車に乗れるか

この路線は、外国人は乗れないようですが、道で待ち伏せして写真をとることは容易にできます。
短距離であれば、こっそり乗っても平気そうな印象です。
ただ、田舎から朝にタウンジーに来て、夕方タウンジーから田舎に戻るため、車を手配しておかないと難しいです。
(田舎には外国人が泊れる場所がないので)


>・日本から来た列車は走っているか、できれば始発・終着の駅・時刻もわかると嬉しいです。
始発はシーサインタウンシップのBan Yinで、終着駅がTaunggyiです。
シーサインは外国人立ち入り禁止エリアです。
時刻は正確にはわかりませんが、タウンジーに11時くらいに到着していますので、こちらの列車のスピードを考えるとかなり早朝に出ているのではないかと思います。


>・できればアカリさん&旦那さんにも乗っていただきたいです(笑
私も一度乗りたいなぁと思っているのですが、なかなか行けていません。
今は妊婦なので厳しいですが、そのうちチャレンジしてみたいです。


という感じです。
取り急ぎ、知っている情報だけですので、追跡調査が必要そうです。
産休に入ってから、散歩ついでにタウンジー駅まで行ってみようかなぁ。



ところで、ミャンマーの鉄道は楽しいですよね。

私が今まで乗ったことがある路線は・・・

1)ティーボー→ラショー
北シャンです。
ゴッティ橋という鉄橋が有名で、地球の歩き方にも紹介されています。
「世界の車窓から」にも出たそうですね。
世界で2番目に高い鉄橋だそうです、たしか。

2)マンダレー→ミッチーナ
ちょうど洪水の時期でドキドキでしたが、楽しかったなぁ。
半端ない揺れの中、寝台車両で寝てました。
景色を見るのが楽しかったですよ。

3)ヤンゴン→ピンマナー
夏に乗ったので、とにかく暑かった~。

4)ピンマナー→シュエニャウン
カローでのスイッチバックが一番の見せ場!


3と4の路線に乗ったときの様子はこちらの記事で。

水祭りの過ごし方8 列車でヤンゴンからシュエニャウンまで
http://ngomyanmar.blog107.fc2.com/blog-entry-313.html


妊婦には優しくないミャンマーの鉄道の紹介でした。
(たぶん、揺れが激しくて陣痛が始まる!)


タウンジーはダザウンダイン(気球祭り)が始まりました。
人が多いです。なんだか浮かれています。
私は今年は見に行けないなぁ・・・。応援クリックよろしくお願いします♪

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今日は質問コーナーです。
回答遅くなりました。すみません。

いただいた質問はこちら!

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鈴木様、
お忙しいところ失礼いたします。
私は先日YOUTUBEで鈴木様の活躍を拝見させていただき、とても感銘を受けました。
私は現在大学院で開発学を専攻しています、Mと申します。

すみませんが、質問があります。
国連や開発コンサルタント、ゼネコンなど、多くの国際協力へのかかわり方がある中でどうしてNGOを選ばれたのですか。

進路について悩んでおり、よろしければ回答いただけましたら幸いです。

__________________________


NGOを選んだというか・・・
一言で言えば、「NGO以外の選択は無理だったから!」です(笑)。


本当は、最初は国連の組織で働きたいという想いを持っていました。

大学生のとき、アンジェリーナジョリーの映画「すべては愛のために」を見ました。
そのときの彼氏が、試写会のチケットもらったから~とか言って誘ってくれた映画です。
あんまりヒットしなかった映画です。
(おそらく邦題が悪かった。英語タイトルは「ビヨンド ザ ボーダー」です。

アンジーが国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)のスタッフで、難民支援をしている中でラブストーリーも少しあり、という話だったと思います。
この映画がきっかけで、アンジーはUNHCRと仕事をするようになったそうですよ。

映画の詳しいストーリーは、忘れてしまいましたが、アンジーがとても素敵で、UNHCRの仕事にとても憧れました!
いつかは国連の仕事をして、映画のアンジーみたいに働きたいなぁ!と思ったのです。


でも、国連で仕事をするには、ものすごく大変ですよね。
・英語やらフランス語やらができないとダメ
・大学院で修士以上
・現地経験2年以上
などと、いろいろな条件があります。

ということで、私は自分の進路を、一応こんな風に計画いていました。

1)大学卒業

2)社会人経験をつむ

3)NGOで現地経験を2年(もしくは協力隊など)

4)イギリスの大学院で修士をとる、英語をペラペラに!

5)国連就職

この時点で、ゼネコンとか開発コンサルタントとかは、あまり考えていませんでした。
よく知らなかったし、文系の私には国連と同じく、簡単に入れる職場ではなかったので。


ということで、1、2、3までは計画通りに進んでいたのです。
TPAでミャンマーに来ましたが、2~3年たったら辞めて、イギリスに留学しようと最初は思っていました。

でも、けっきょくはミャンマーに根付いて生活していくことになり、国連で仕事をしたいとも思わなくなりました。
今の夫と出会ってしまいましたからね(笑)


それと、国連の仕事に全く魅力を感じなくなってしまったのです。
ミャンマーにも、UNHCRやUNDP、ユニセフ、UNODC、世銀など、いろいろな国連系団体が入っています。
特に、TPAはUNDPと活動地域や分野が被っているので噂をよく聞くのですが、現地の人からの評判はイマイチです。

スタッフがお金を中抜きして品質の悪い水タンクを作ったり、必要もない施設を作ってそのまま使われていなかったり、研修に参加した人にお金を渡して「援助慣れ」の状態を作りだしたり・・・。

もちろん、全て悪いことばかりではなく、ミャンマーのためになっていることもたくさんあるのですが、組織が大きすぎるせいなのか、うまく回っていないんだろうなぁと感じます。
プロジェクトマネージャーが、ジュネーブとかワシントンとか、ミャンマーから遠くのオフィスに座って仕事をしているというのも、変だよなぁと思います。

私個人は、大きな組織に属するよりも小さい組織に属するほうが力を発揮できるタイプなので、大きい組織である国連は向いていないと思うようになりました。

TPAのような小さなNGOでは、できることに限界はありますが、それでも「やらないよりは、やったほうが良い」の精神でちまちまと頑張っています。


それから、やっぱり上から目線というか、現地の人と同じ視点に立って仕事ができるのは、NGOだけなのかなぁ・・・とも思います。

ヤカイン州のマウンドーで、UNHCRは長いこと難民や国内避難民の支援活動をしています。
学生のとき、あるNGOのご厚意で、UNHCRのマウンドー事務所を見学する機会をいただきました。

そこで見たのは・・・素敵なバーカウンターとビリヤードの台!
まるで高級ホテルのような雰囲気です。
「ミャンマーの田舎にいたはずなのに、いったいここはどこなの!?」という感覚に陥りました。

もちろん、ミャンマーの田舎という慣れない環境の中で、大変なストレスを抱えながら仕事をしているので、リフレッシュが必要というのはわかります。
私だって、ミャンマーの村で暮らして水シャワーを浴びて暮らせと言われたら、かなりキツイです。

でも、バーカウンターについては、「なんか違うんじゃないの?」と思ってしまいました。
現地の人からは想像もつかないような豪華な生活をして、村の人やローカルスタッフと上手くやっていけるのか、同じ目線で話ができるのかな・・・?と。

なんか自分の中でも上手く消化できていないですが・・・。
そういう豪華なところで暮している人よりも、小さな家でも工夫しながら生活・仕事をしているNGOの駐在員のほうが、なんか良いなぁと思いました。

(国連否定みたいになってすみません。素晴らしい活動もされていると思いますが、私には合わなそうな組織だ、ということです。)


長くなりましたが、一番の理由は「小さい組織のほうが自分は向いている」と思うからです。

ゆくゆくは、NGOもやめて、ボランティア活動をしたいと思っています。
仕事でお金を稼いで、その中からいくらかを、自分が本当に支援したいと思うところに使う、というやり方に憧れます。
NGOも組織ですから、いろいろなしがらみなども出てきます。
そういうのから自由になって、給料もいらないから、好きなようにするわ♪というのが将来的にできるようになったら良いなぁ。


長くなりましたが、こんな感じです。

長いよ!!と思われた方、恐れ入りますが、クリックお願いします♪

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前回に引き続き、今日も質問コーナーです。
TVが放映されたすぐ後にいただいていた質問ですが、お返事が遅くなってしまいました。

質問はこちら!

_______________________________
はじめまして。
本日TVで鈴木さんのミャンマーでの活動を拝見し、メールさせていただきました。Tと申します。
いきなりのメールで申し訳ありません。

というのも、わたしは発展途上国での教育支援に興味があり、将来的には海外で教育の発展のお手伝いをしたり、学校建設をしたりしたいなあ、と考えています。
現在は成田空港でグランドスタッフをしているのですが、近頃はもっぱらNGOやNPOへの転職についてネットで検索をしたりしていました。
しかし、どうしたら教育支援の道へ進めるのかが全くわかりません。
今のところ、中学・高校の教員免許は取得しているのですが、、、
鈴木さんはどのように海外支援の道へ進まれたのですか?
お忙しいとは存じますので、よろしければお返事ください。

乱筆失礼しました。
_______________________________


地球市民の会は、5つの活動分野があります。
1)農業支援
2)地域開発支援
3)教育支援
4)環境保護活動
5)文化交流活動

メインの活動は1)農業支援なのですが、地域に必要なことをいろいろとやっている団体です。

3)教育支援については、奨学金事業と学校建設事業を行っています。


Tさんは、発展途上国で教育支援を行いたいが、どうしたらよいか、というご質問でした。
そのためには、学校建設を行っているNGOなどの組織に所属されるのが一番早いかと思います。

>鈴木さんはどのように海外支援の道へ進まれたのですか?
ということですので、私が地球市民の会に入った経緯について、ご紹介したいと思います。


TVでも紹介されましたが、私がNGOに入りたいと思ったのは大学生のころからです。
大学のサークルで孤児院支援をしたり、ミャンマー留学中にNGOでインターンとして経験を積ませていただいたり、東京に戻ってからもNGOのボランティアに行ったりしていました。
大学では国際協力ゼミに入って、フェアトレードについて論文を書いたり・・・。
楽しかったなぁ。

大学卒業後は、一般企業に就職しました。
インターン先やボランティア先で、「いきなりNGOに就職しても、即戦力にならないよ」とアドバイスをいただいたので、まずは一般企業で力をつけよう!と考えました。
毎日終電生活で、よく泣いていました(笑)

入社して2年目のころ、「毎日忙しいけど、忙殺されてはいけない!NGOに入りたいという目標を忘れないようにしなければ!」と思い、練習としていくつかNGOの面接や青年海外協力隊の試験を受けてみようと思うようになりました。
時間を見つけて、NGO求人サイトなどをチェックしていました。


そんなとき、会社の先輩で、NGO業界に転職した方から、「亜香里ちゃんが興味ありそうな募集があるよ」と紹介してもらったのが、地球市民の会のミャンマー駐在員募集のお知らせでした。

普通、NGOのスタッフといえば、
・開発などの修士課程を出ていること
・2年以上の現地経験があること
・3年以上の社会人経験があること
などの条件があり、応募したくてもできないものが多かったです。

でも、地球市民の会は、
・農業をやった経験がある人を優遇
くらいで、修士も必要なければ、現地経験も必要なく、当時の私でも受験資格があるものでした。
しかも、ミャンマー駐在員募集ということだったので、ヤンゴンに1年留学していて、言葉もわかる私は有利じゃん!?とも思い、応募してみました。


会社で仕事をしているふりをして、履歴書や作文を書いて応募しました。
無事に書類試験は合格し、面接試験の日程が案内されたのですが・・・。

面接試験の日は、普通の平日。
しかも、場所は佐賀!
都合が悪くて面接に来られない方は、それまでのご縁だったということで・・・。
と、勤め人にはツライ条件でした。

面接の日は全社ミーティングがあって、人事部だった私はいろいろ仕切らないといけないことがあったのですが、同期にかわりをお願いをして、風邪をひいたことにして休みました。
(こんなことを書くと、仕事中に何やっているの!?と思われるかもしれませんが、プライベートの時間が全くとれない職場でしたので、仕事中にやるしかなかったのです。体調不良以外では休みをとることもできない職場でした。自分のやりたいことを貫くためには、正しい判断だったと思います)


佐賀まで飛行機で行って面接を受け、無事に採用が決まりました。
練習のつもりで受けたのに、一発目で受かってしまって驚きましたが、またミャンマーに行けるのはとっても嬉しかったです。

その後、2ヶ月ほどで会社を辞め、佐賀の地球市民の会に来たのですが、いっこうにミャンマー行きのビザがとれず・・・。
1ヶ月だけ佐賀で研修してミャンマーに行くはずが、9ヶ月も佐賀で足止めでした。
「いつミャンマーに行けるのかな?」と不安な日々でしたが、佐賀もとても楽しく、佐賀が大好きになりました。


と、長くなりましたが、私が地球市民の会に入った経緯はこんな感じです。

Tさんは、NGOに入りたいのであれば、まずは教育支援をやっている団体を探し、ボランティアなどでそのNGOに出入りされることをオススメします。
実際に見てみると、イメージとぜんぜん違うこともありますし、NGOと接点を持つと求人情報なども集まりやすくなりますので。

そして、求人情報を見つけたら、とにかく応募してみてはどうでしょうか?
教員免許は、残念ながら資格としてはあまり評価されないと思いますが・・・(学校建設などは、実際に先生として活動するのではなく、マネージメントの側面が強いので)。
修士の資格や現地経験などが必須のところは厳しいかもしれませんが、社会人経験はあるのでそこは強みになると思います。
英語ができれば、それも有利になると思います。

あとは、JICAがやっている青年海外協力隊に応募してみるとか・・・。
シーズンになると説明会もたくさん開いていますので、まずは説明会に行ってみると良いと思いますよ。

NGOは転職が多い業界ですので、教育支援以外の活動をやっている団体でも、入れるところにまずは入ってみるのも良いかもしれません。
そこで経験を積みながら、もっと興味がある活動をやっている団体に転職するという方法です。
一度どこかのNGOに入って経験を積めば、次の職場でも評価されやすいのではないかと思います。

NGOを探すには、「JANIC」などのサイトを見たり、メルマガに登録されたりすると良いと思います。
NGOが集まるイベントも、東京でしたら大きなものがいくつかありますし、九州でしたら福岡でいろいろあったような・・・?

そういうイベントでいろんな団体を見てみて、良さそうなところにボランティアをしに行くことから始めてはどうでしょうか?
人手が足りないNGOでは、ボランティアさんは重宝されますし、どこかのNGOの面接を受ける時も「NGOでボランティアをしている」と言えば、ちょっとは印象が良くなるのではないかと思います。


大きな団体に入らない限り、給与や待遇の面は一般企業よりかなり劣りますので、今より生活は厳しくなると思います。
が、それでも頑張るということであれば、まずは行動してみてください!
応援しています!!


自分語りが長くなってしまいました。
リアルに会ったことのある人には、だいたい聞かれるので話したことがある話でしたが、ブログで書くのは初めてだったかも!?

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今日は、<質問コーナー>です。
5月の頭ごろにいただいていた質問ですが、バタバタしていたので回答が遅くなってしまいました。

いただいた質問は、こちら!

__________________________

初めまして、現在大学でミャンマーについて勉強している者です。
ミャンマーのここ数年のNGOなどの外部援助の規制について、もしわかれば教えて頂きたいのですが。

少し前はNGOが開発援助を行おうとしても、軍が監視していたりすることがある、という記事を読んだことがあるので、現在はどうなのかと気になったのと、あまりそれ関連の資料がなく、もし何かわかることがあれば共有していただけると嬉しいです。
お忙しい中すみません。
__________________________


ちょっとわかりづらい話になりますが、回答します。

地球市民の会のようなNGO団体がミャンマーで活動をするためには、どこかの省庁とMOU(覚書、MOAの場合もある)を結ばなければなりません。
地球市民の会は「国境省」とMOUを結んでいます。

だいたい1つのMOUは3年~5年の期間で、期間切れになると延長していきます。

MOUのためには、1年ごとに、どんな事業を、どの村で、いくらの予算でやるかをNGO側で計画して提出します。
その他にも、外国人スタッフは何名駐在するのかなどについても書きます。


このMOUを作成する作業がとても大変です。

予算が少ないとOKされませんし、センターや水タンクなどの建築物を作る場合は、全てのサイズまで記入しなくてはなりません。
更新の際は、前回のMOUの予算が達成されていなければ更新してもらえませんし、前回よりも予算規模を大きくしないと更新してもらえません。
なんやかんやと省庁とやりとりが続き、最短でも半年くらいはかかります。

省庁のOKが出た後も、FERD(国家開発なんとか局?)の許可や内閣の許可をもらわないと、MOUに署名ができません。

とにかく、MOUをとる、更新するというのは本当に大変な作業です。


このMOUがあると、省庁がいろいろと便宜をはかってくれます。

たとえば、外国人スタッフのビザ!
私のビザは、国境省がミャンマーの外務省にレターを出して、取得の便宜をはかってくれます。
なので、1年間のビザがもらえますし、期限が切れたらヤンゴンで延長してもらえます。

また、スタディーツアー中にセンターで宿泊することがありますが、これも国境省が手続きをしてくれるのでできることです。
(ミャンマーは、外国人がホテル以外のところに許可なく宿泊することは禁止されています)

TPAに何かあったときには、全て国境省の責任になるそうです。
そのため、心配されすぎて困ることもありますが・・・。
公式に活動できるというのは、大変よいことです。

さて、以上がMOUについてです。
(でも、私はマネージャーにほとんどMOUについてお任せしていたので、曖昧な部分も多いです。)

省庁によって、対応がかなり違うと聞いています。
保健省はお医者さん出身が多いので話がわかる、宗教省は優しい、農業省は条件がかなり厳しいなど・・・。
噂なので、どこまで本当かは不明です。


そして、NGO登録という制度もあります。
こちらは、民主化前は有名無実化していた制度ですが、民主化後はこのNGO登録がないと、MOUを結ぶことができないようになるそうです。

ということで、TPAはいそいで取得しました。
これも手続きが大変でした。
しかも、登録料(5年間)が、50万ks・・・。
高いですね。

このNGO登録、取得のためには、推薦してくれる省庁が必要だそうです。
うちの場合は、MOUを結んでいる国境省が推薦してくれましたが、これからミャンマーで活動する団体となると、推薦してくれる省庁を探すのが大変そうです。


ということで、公式にNGOとして活動しようとすると、上記のような複雑な手続きが必要となります。

「そこまでできない・・・」という場合は、こっそりと活動するしかありません。
しかし、お金を村に寄付するぐらいはできても、現地に事務所やスタッフをおいて・・・という活動はできないと思います。

外国人がミャンマーでうろうろすると、当然目立ちます。
ミャンマー側のSPも見張っています。

以前は、援助目的と言って入ってきた外国人が、村人に勝手なことを吹き込むのが心配で、そのような見張りがあったのでしょう。
そして、今もそれはあまり変わりません。

ですが、「政府に都合の悪いことを言われては困る」という感じではなく、「何かがあったら、責任を取らされるのが怖い。だから勝手に行動しないでくれ」という感じです。


ミャンマー政府側からすると・・・

・外国人に勝手にいろいろと活動されるのは、たとえ援助であっても困る。
・だから、ちゃんとMOUやNGO登録をとって活動してほしい。
・ちゃんと許可をとってウロウロしているのか、無許可でウロウロしているのかはチェックする。

ということではないでしょうか?

観光地なら、勝手にウロウロしていても問題ないですが、観光地以外だと外国人は目立ちますからね。
「勝手なことはしない!」のが一番です。

なので、規制されているというよりは、「ちゃんと許可とってね」ということだと思います。
まあ、当たり前のことですよね。



あんまりうまくまとめられなくて申し訳ないのですが・・・、こんな感じでしょうか。
MOUやNGO登録については、状況がいろいろ変化しますので、この記事をあてにせず、現地で実際に確認してください。

大学生のころ、こっそりヤカイン州の孤児院支援をしていたのですが、ばれるとビザが出ないと思ってビクビクしていたのを思い出しました。


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今日は、質問コーナーです。

最近、いろいろと質問をいただくことが多くなりました。
メールでお答えしていたのですが、それだとメールの返答だけで時間がかかって、ブログを書く時間がなくなってしまいます。
また、せっかくなので、たくさんの人と情報をシェアしたほうが良いかなとも思います。

ということで、質問者のご了承を取り付けた上で、ブログ上で回答することにしました。




さて、今日のご質問です。


件名:ミャンマーの養蜂について
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始めまして
北海道に住んでいるmon-papaともうします。

実は、2月始めにあるNPOの関係でミャンマーにお伺いしたのですが、その時に養蜂の話が出まして、いろいろとネットを探していたらこちらの記事に行き当たりました。

私も、趣味の範疇なのですが北海道でミツバチを飼っていまして、出来ればミャンマーでの養蜂にも挑戦できたらと考えています。
もしよろしければ、ミャンマーでの養蜂事情についてご教授願えると助かります。

突然のメールで失礼いたしますが、何卒よろしくお願いいたします。
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いきなりの質問です。
私は養蜂の専門家でもないですし、センターで飼っているわけでもないので、はっきり言ってぜんぜんわかりません。
当たり前ですが、日本人が日本のことを全て知っているわけではないように、ミャンマーに住んでいるからと言って、ミャンマーのことを何でも知っているわけではありません。

わかる範囲で回答しますが、期待はずれでも怒らないでくださいね。
とりあえず、ハチに関することで私が知ってることを列挙します。


<養蜂事務所>

以前ブログにも書きましたが、ミャンマーには農業畜産省?の下に、養蜂事務所?があります。
養蜂に関することをやっている政府の組織です。
ミャンマー各地に事務所があり、タウンジーにも事務所があります。

そこの局長?と仲良くなった話は、以前書きました。

ハチミツおじさんと仲良くなる
http://ngomyanmar.blog107.fc2.com/blog-entry-327.html

ミャンマーで養蜂について活動されるなら、まずは養蜂事務所に話を聞きにいくのが良いと思います。

ハチミツおじさんによると、ミャンマーの養蜂事情はこんな感じでした。

・雨季はあまり蜜をとれないが、年間で8ヶ月間はたくさん蜜がとれる
・農家が集めた蜂蜜をハチミツ局が買い取り、日本を始めとした諸外国に輸出している
・養蜂事務所はミャンマー全土に展開している
・養蜂事務所の仕事は、農家に養蜂の仕方を指導し、作ったハチミツや蜜蝋を買い取ること

ハチミツの輸出先は、日本が一位だそうです。

シャン州産のハチミツを販売している日本の会社もあります。
たしか、1ビン1600円とかだったような気が?
(学生時代に見た話ですので、情報古いです)



<蜜蝋>

私は蜜蝋キャンドルに興味があるので、蜜蝋を買おうと市場で探したことがあります。

こちらでは、蜜蝋にオレンジの色をつけて、正方形の薄い板状にして販売しています。
というのも、こちらでは占い師や魔術師が儀式用として、蜜蝋でろうそくを作るそうです。
そのために着色がしてあるのだとか。

普通に村の市場でも売っています。
1枚500ksくらいだったかな?安かったです。

ミャンマー人は、「蜜蝋キャンドル=儀式用」という認識が強いようです。



<南シャン州での養蜂>

南シャン州では、ピンダヤ、アウンバンといった地域(ダヌ族居住)で、養蜂の巣箱をたまに見かけます。
道沿いに白い箱が10個くらい並べてあります。

インレー湖付近(インダー族居住)やカックー方面(パオ族地域)では、あまり見たことがありません。
作物がトマトとかニンニク、さとうきびが多いので、蜜がとり難いのでしょうか?



<砂糖を混ぜたハチミツ>

アウンバンに行く道には、ハチミツを販売している屋台があり、車を止めてハチミツを購入する人がよくいます。
そこのハチミツは砂糖を混ぜていないといわれており、人気があります。
私も買ったことがあります。

ミャンマーの人いわく、市販のハチミツには砂糖水が混ぜられていることが多いとのことです。
口コミで「あそこのは砂糖を混ぜていないらしい」という風に広がっていきます。



<花について>

養蜂のためには花が必要かと思いますが、こちらではパンナン(菜種)などを栽培すればいけると思います。
また、個人的にはソバを栽培して、ソバのハチミツを作ったら売れるんじゃないかと考えています。
ただ、ソバは気候的には合いますが、広い土地を必要とすること、収穫が面倒なこと、現地の人が食べる習慣がないことなどから、あまり植えたい人がいません。



<ワイルドハニー>

養蜂ではなく、ワイルドハニーも多いです。
ハチミツをとるのが早すぎて、ちょっと水っぽいものも見かけます。

田舎の森に、自然に生息しているハチの巣を取ってきて、酒のビンなどにつめて販売しているケースをたまに見かけます。
ミャンマーではビンがあまりないので、たいてい酒のビンに入れて販売します。

日本から考えると、信じられないほどの安価です。
1リットルほどを、4000ksくらいで買えますので、お土産としてオススメです。



<ミャンマー国内のハチミツ会社>

マンダレーの会社がジャムのようなビンにつめたハチミツを販売しているのを見たことがあります。
ザガインのほうでも、養蜂会社があると聞いたことがあります。



<他に養蜂支援を考えている人>

最近、イスラエルのNGOが来て、タウンジー周辺で養蜂を指導する活動をしたいと言っていました。
養蜂の専門家をイスラエルから呼んで来て、こちらの農民に指導をする計画だそうです。
候補地として、アウンバン、ピンダヤ、カロー、ヤッサウなどのダヌ地域をあげていました。



<はちみつニンニク>

ニンニクのハチミツ漬けはシャン州名物みたいになっています。(全国的に食べるのかな?)
現地人向けのお土産として、ニンニクをハチミツに漬けたものが販売されています。
そのニンニクを食べると、かなり元気になるそうです。



こんな感じでしょうか?
聞きかじった情報ばかりなので、浅ーい感じで申し訳ないです。
ミャンマーの、というよりは南シャン州の情報にどうしてもなってしまいますね。



ソバのハチミツ、健康に良いそうですので、健康オタクのミャンマー人相手にも売れそう!
どっかでチャレンジしてみたいなぁ・・・。
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